MC TYSONのプロフィール紹介｜その壮絶な生い立ちから最新の人気曲まで徹底解説

日・英・アラビア語を織り交ぜたトリリンガルを駆使した稀有なラッパーとして存在感を放つMC TYSON。

ラップを始めてから早々に頭角を現し、尊敬するラッパーAK-69との共演でも注目を集めました。

また、今年7月には大阪城ホールでの単独ライブを開催し、さまざまな話題を呼んでいます。

人気ラッパーの1人として順風満帆なキャリアを送っているように見えるMC TYSONですが、ハードな環境で幼少期を過ごした過去を持っています。
この記事を読めばMC TYSONのラップを今まで以上に楽しく聞けること間違いなしです。Check it out！
　

MC TYSONのプロフィール

アーティスト名	MC TYSON
本名	アラジン
年齢	32歳(1991年5月9日生まれ)
身長	非公開
出身地	大阪府住之江区
拠点（レペゼン）	大阪府住之江区
学歴	–
所属レーベル	LOCALSTAR ENTERTAINMENT

MC TYSONのラップスタイル

MC TYSONのラップは自身のリアルな生い立ちやライフスタイルを売りしたハードコアなスタイルが特徴です。

日・英・アラビア語を織り交ぜたトリリンガルラップが強みで、曲調に合わせてさまざまなフロウやライムを放つスキルを持っています。

また、基本的にはギャングスタラップの曲調が多いものの、時にはメロディアスでストーリー性のあるバースも歌い上げるオールラウンダーなラッパーです。

MC TYSONの名前の由来

MC TYSONの読み方は「エムシー タイソン」で、仲間内では「タイソン」と呼ばれることが多いです。

名前の由来については、前田太尊(ろくでなしBLUESの主人公)やマイク・タイソン(ボクサー)、エジプトの祖母などが言われていますが、明らかにはなっていません。

また、ラッパーキャリアのスタートは「MC 太尊」として活動していました。

貧困から始まるMC TYSONの人生

大阪城住之江区で生まれ海外で育った幼少期

エジプト人の父親と日本人の母親のもとで生まれたMC TYSONはアフリカやヨーロッパで幼少期を過ごしていました。

しかし両親が離婚し、母親に引き取られたMC TYSONは弟と家族3人で大阪府住之江区に住むことになります。

今でも住之江区に住んでおり、レペゼンを続ける住之江区はMC TYSONにとって大切な場所です。

ハングリーな生活を送った少年時代

日本に移り込んでからのMC TYSONの家庭は貧しく、さらには母親が男のもとへ行くことも多かったため、弟と2人で暮らす日々を送っていました。

食料がないことも日常的だったこともあり、生きていくために万引きなどの悪事もやっていたことを明かしています。

養護施設でも生活したことがあるMC TYSONの少年時代は非常に苦しいものではあったものの、弟と助け合ったこの時の経験がラッパーとしての武器にもなっています。

ラッパーになるきっかけ～デビュー

母親の影響で小さい頃からHIPHOPを聴いていたMC TYSONが本格的にラッパーを始めるのは、19歳の時に地元で流行っていたフリースタイルがきっかけでした。

20歳になる2011年に「MC 太尊」名義で「FOREVER YOU & I REMIX」のリリースを果たし、翌年に発表した「I HAVE A DREAM」がシーンの注目を集め、順調なキャリアを歩んでいきます。

そして、2016年にSHADY(レゲエシンガー)を客演に招いた「Bling Bling Girl」がヒットしたことで、全国各地でライブを開催する人気ラッパーの1人になりました。

大阪城ホールで単独ライブの開催

MC TYSON は2023年7月に最新アルバム「THE MESSAGE 5」のツアーファイナルとして大阪城ホールで単独ライブを開催。

自身過去最大規模となったこのライブには、Jin DoggやYZERR、¥ellow Bucksといった豪華ラッパー達が参加し、会場を盛り上げました。

特殊機材のトラブルによって観客が負傷するという事態も起きてしまいましたが、MC TYSONは全ての責任は俺にあると謝罪を述べています。

MC TYSONの人気曲は？

MC TYSONの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。

MC TYSONの人気曲①「I’m”T”」