都会系ナイト・ミュージックの天才として知られるデュオHONNE(ホンネ)。
また、BTSのRMとコラボしたりと幅広い活躍をみせるHONNEですが、実はかなりの親日家であることも知られています。
そんなHONNEは大学生の同級生だった2人でスタートしました。
彼らの曲に込められた思いや、経歴を紐解くことでもっと音楽を楽しめること間違いなし!それでは早速Check it out!
「HONNEは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
HONNEのプロフィール
アーティスト名 | HONNE |
本名 | Andy(アンディ)/James(ジェイムス) |
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
出身地 | イギリス |
拠点(レペゼン) | イギリス |
学歴 | イースト・ロンドンの大学 |
所属レーベル | TETEMAE RECORDS |
レーベル名「TATEMAE RECORDS」は日本語の「建前」が由来になっているようです。
はっきりとした年齢は明らかにしてませんが、2人は大学の同級生だったので同い年である可能性が高いです。
HONNEのラップスタイル
都会系ナイト・ミュージックの天才と呼ばれるラッパーHONNE。
温かみのあるエレクトロ・サウンドにヴィンテージ・ソウルやポップなフックを融合させた彼らの音楽はとにかくオシャレ!
日本のシティポップが好きな人はHONNEの音楽にハマること間違いなしです。
HONNEの名前の由来
ユニット名の「HONNE」は日本語の「本音(ほんね)」が由来となっています。
本音という言葉の意味を気に入り、「まるで自分たちが作っている曲のことを表しているようだ」と感じたことからHONNEというユニット名が誕生しました。
大学での出会いから始まるHONNEの人生
大学で出会い意気投合
2人で曲を作り始める
バンドではなくデュオでやると決意
アンディ、2ヶ月間東京に住む
2014年『Warm on a Cold Night』をリリース
2023年 Summer Sonic 2023に出演
大学で出会い意気投合
HONNEのジェイムスとアンディは大学の同級生でした。
ジェイムスにとってアンディは大学で初めて出会った人間だったようです。HONNEの2人はレディオヘッドが好きという音楽の趣味が合ったことですぐに意気投合します。
これがラッパーとしての2人の始まりでした。
大学時代 2人で曲を作り始める
大学時代に音楽の趣味が合うことで意気投合したHONNEの2人ですが、意気投合してからたった数日で曲を作り始めたと言います。
その時からラッパーになった今もずっと2人で曲を作り続けているということです。
彼らは40曲ほど作ったところで信頼している人たちに意見をもとめます。そのときに「まずはいい曲をつくることが大切だ。そして楽しみながら熱中すること、周りの人に影響されないことも大切だ」と言われました。
それからHONNEの2人はお互いを信じ合うこと、そして自分たちの音楽を楽しむことを大切にしています。これはラッパーとして活躍している現在でも大切にしているようです。
バンドではなくデュオでやると決意
バンドではなくデュオで活動するHONNEですが、その理由は2人以外に人を介入させたくないからだと言います。
お互いが足りない部分を補完し合い、2人が起こす強力な音楽的化学変化を誰かの手によって薄めたくないとHONNEの2人は語っていました。
それはラッパーの2人が醸し出すパフォーマンスにも現れています。
それほどまでにお互いが信頼し合い、2人の世界観の中でラッパーとして音楽を楽しんでいることが伝わってきます。
アンディ、2ヶ月間東京に住む
HONNEというグループ名は日本語が由来になっていたりと親日家として知られるラッパー・HONNEですが、最初に日本との繋がりを持ったのはアンディでした。
休暇で日本に訪れたアンディは日本の人々、文化、食べ物など日本の全てに恋をしたとインタビューで話していました。
また、アンディの彼女は仕事で半年間東京に行くことになります。そのことがきっかけでアンディも2カ月間東京で暮らしました。
ちょうどその時にジェイムスが日本語の本音という言葉に出会い、その意味を知った2人は自分たちの音楽にぴったりな言葉だと感じユニット名をHONNEにすることにしました。
日本語がところどころ現れてくるHONNEの音楽ですが、この頃に2人のラッパーとしてのスタイルが確立したのではないかと考えられます。
2014年『Warm on a Cold Night』をリリース
「Warm on a Cold Night」はHONNEがいちばん最初に発表したアルバムです。
「Warm on a Coid Night」をアルバムタイトルにした理由は、歌詞や曲の雰囲気、そのタイトルがラッパー・HONNEを本質的に表しているものだと思ったからでした。
「Warm on a Cold Night」は最初ラジオの曲紹介のように始まります。この声の正体はジェイムスが一緒に住んでいた親しい友達です。
その友達は二日酔いになると太くて低いしゃがれ声になったようです。その声を聞いたHONNEの2人はラジオのDJにぴったりだと感じ、曲に彼の声を入れることにしました。
ラッパーとしての2人の感性や表現が垣間見れるアルバムとなりました。
2023年 『Summer Sonic 2023』に出演
ラッパー・HONNEは2019年の来日公演に続き、大阪と東京で開催された『Summer Sonic 2023』に出演しました。ラッパーとしてのHONNEのステージは日本でも大盛り上がりでした。
HONNEの人気曲は?
HONNEの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
HONNEの人気曲①「I Might」
「TOKYO」や「SHIBUYA」といった歌詞が出てくるところにも注目です。親日家のHONNEらしい一曲です。
HONNEの人気曲②「Warm On A Cold Night」
HONNEの代表曲です。夜の情景が似合うしっとりとした曲調でHONNEの雰囲気を表した一曲です。こちらの曲は日本語バージョンもあります。
HONNEの人気曲③「Me&You」
HONNEの曲では珍しいポップで爽やかなダンス曲です。HONNEこの曲のMVを韓国で撮影しました。
編集部おすすめ曲「no song without you」
HONNEが得意とするどこか切なさを感じるバラード曲です。
アニメーションMVなのがかわいらしいです。HONNEのまた違った一面が見られる一曲です。
HONNEと仲のいいラッパー
アーティストとコラボ経験の多いHONNE。そんなHONNEと仲のいいラッパーは誰なのでしょうか?
RM(BTS)
HONNEは「クライング・オーバー・ユー」という曲にラッパー・RMが書いたラップを入れてニューバージョン「クライング・オーバー・ユー(feat.RM&BEKA)」としてリリースしました。
HONNEとラッパー・RMは2016年韓国・ソウルで行われたHONNEのライブで初めて顔を合わせます。それまでHONNEとRMはSNSで繋がりがあったようです。
そのあと、ラッパー・RMのソロ曲「seoul」のプロデュースをHONNEが手がけました。RMはHONNEについて「HONNEのような素晴らしいバンドと仕事をすることができてすごく光栄だ」と話しました。
Hana Hope
スモーキーかつノスタルジックな歌声で注目を集めるラッパー・Hana Hopeですが、HONNEをプロデュースに迎えたシングル「We’ve Come So Far」をリリースしています。
ラッパー・Hana Hopeからのオファーで実現したようですが、Hanaの歌声を聴いて惚れ込んだ2人は二つ返事で快諾しました。
またHanaはかねてからHONNEの大ファンでした。
気になるHONNEのアレコレ
親日家として知られるHONNEですが、一体どれほどのものなのでしょうか?HONNEの日本愛について紹介していきます。
HONNEと日本
グループ名からも分かるように親日家として知られるラッパー・HONNE。自主レーベルは「TATEMAE RECOREDS」という名前でこちらも日本語の「建前」からきています。
ラッパー・HONNEのCDジャケットには日本語が書かれていたり、日本語バージョンもリリースしていたりと親日家ぶりが伺えます。また2023年には、東京と大阪で来日ライブを行いました。
HONNEのこれからの野望とは?
数々のラッパーとコラボをしたり活躍の幅を広げているラッパー・HONNEですが、これからはどんなことに挑戦する姿を見せてくれるのでしょうか?
HONNEのこれからの野望について紹介します!
ライブをたくさんしたい
コロナでライブが開催できなかった時、ラッパー・HONNEはこの期間にライブができるありがたさを再確認したと話していました。
そのときに、日本でもライブをしたいと語っていたHONNEですが、2023年8月に叶いました!
これからもっとHONNEのラッパーとしての姿が見れる機会が増えることに期待したいですね!
ラッパーHONNEまとめ
「HONNEは下積み時代という困難を、お互いを信じ合うことで乗り越えた。」
ボーカル・プロデューサーを務めるアンディとマルチプレイヤー・プロデューサーを務めるジェイムスの2人からなるHONNE。
2人は大学で出会って意気投合してから現在までずっと2人で曲を作り続けてきました。
それだけ気が合う2人ですが、やはり意見が合わないときもあるようです。
しかし、2人はそれぞれお互いに足りないものを補い合っていて2人出せる相乗効果が最高だと信じています。
2人のような関係になることは簡単なことではありませんが、相手を思い合い助け合う気持ちの大切さに気付かされますね。