豪快で自由奔放なキャラクターから放たれる圧倒的な存在感で注目を集めているラッパー孫GONG。
YouTubeチャンネル「ニートtokyo」に出演し、豪快なエピソードを披露したことで大きな話題を呼び、一躍人気者になりました。
近年は、盟友・JAGGLA、Kemと組むジャパニーズマゲニーズとしてシーンを牽引しています。
また、先日開催されたヒップホップフェス「THE HOPE」のステージに出所したばかりの親友ラッパー紅桜と登場し、会場を大いに盛り上げました。
そんな孫GONGはどのような生い立ちを経て、今に至ったのでしょうか。この記事を読めば孫GONGのラップを今まで以上に楽しく聞けること間違いなしです。
目次
孫GONGのプロフィール
| アーティスト名 | 孫GONG |
| 本名 | 非公表 |
| 年齢 | 36歳(1987年5月1日生まれ) |
| 身長 | 非公表 |
| 出身地 | 京都府京都市 |
| 拠点（レペゼン） | – |
| 学歴 | – |
| 所属レーベル | YINGYANG PRODUCTION、 BACKBONE RECORD |
孫GONGのラップスタイル
壮絶な生い立ち・自身の経験をストレートに反映したリアルなリリックをもとにスピットするのが孫GONGのラップスタイル。
圧倒的な声量と独特な声質によって会場をロックし、リスナーを楽しませるのが持ち味のラッパーです。
また、大麻を賛歌するストーナーラップ（大麻を歌うラップ）も特徴と言えるでしょう。
孫GONGの名前の由来
孫GONG(読み方：ソンゴング)というMC名は、HIPHOPユニット「BACKBONE」の先輩ラッパーから名付けられたのが由来です。
最初はkeyによって「GONG」を、その後夜千代から「孫」と名付けてもらったので、合わせて「孫GONG」と名乗りラッパー活動を始めました。
ヤクザの息子として始まる孫GONGの人生
幼少期〜小学生時代
・京都府伏見区でヤクザの息子として生まれる。
・父親の影響もあり周囲から孤立し、暴力や非行に走る。
中学生〜高校時代
・地元の不良グループに一目置かれ、関わりだす。
・先輩の影響でドラッグにハマり、売人になる。
・BACKBONEのフリースタイルに衝撃を受け、ラップを始める。
覚醒剤との決別・ラッパーとしての活動
・21歳から山に籠って2年をかけて覚醒剤を断つ。
・2014年にISH-ONEと出会い関係を深める。
・2015年にシングル「花火」でデビュー。
シーンで活躍する存在に
・2018年に出演したYouTubeチャンネル「ニートtokyo」で注目を集める。
・ABEMA TVの「SMASH HIT」で高木完とタッグを組み勝利。
・2019年にMCバトル「真 ADRENALINE ABEMAノ乱」で優勝。
ヤクザの息子として壮絶な家庭環境で育った少年時代
孫GONGは、京都の老舗ヤクザの組長の次男として生まれました。
仕事の関係で中々父親には会えなかったようですが、本物の拳銃を誕生日プレゼントで貰ったことや、マラドーナとホテルで会うなど、普通では経験できない少年時代を送っています。
孫GONGが中学のときに父親はがんで亡くなりましたが、厚い人望や人柄を尊敬しており、今でも彼にとって偉大な存在です。
一方で周囲から避けられてしまったため、普通に付き合えず反動で暴力や非行に走り、手の付けられない子供でした。
ラップとドラックにハマった高校時代
先輩の影響で、15歳でドラックに出会い、入手しやすい家庭環境も手伝ってどっぷりハマるとともに自身も売人になります。
また、16歳のときにバイトの先輩ラッパーKEY（BACKBONE）のフリースタイルに衝撃を受け、ラップを始めました。
それ以降、HIPHOPにのめり込み、あるイベントでKEYから「歌わんかったら殺すぞ」と言われたのがきっかけで初めてライブに出演しています。
大盛況となったイベントで会場をロックした快感を忘れられなかったことが、孫GONGのラッパー人生のスタートにもなりました。
覚醒剤との決別・ISH-ONEとの出会い
21歳のときの孫GONGは体重が56kgまで落ちるほどやつれ、異常な行動が目立つほど覚醒剤中毒になっていました。
このままではダメだと悟り、2年ほど山奥に籠り覚醒剤を抜き、辞めることに成功しています。
ちなみに、ニートtokyoでは人生で辞めて良かったことに「覚醒剤」と即答しました。
