TikTokでバズを巻き起こした「朝からxo」やyoutubeチャンネルニートTOKYOの600万回以上再生された動画「一番気持ちが入るバース」などで知られるラッパーのニドラアサシン。
手マン事件や炎上、逮捕など話題に事欠きませんが、MCバトルにも積極的に参加し準優勝をおさめた事もある実力派の次世代人気ラッパーです。
最近では独自のファッションやカッコイイ歌詞、斬新なラップスタイルが通常のラッパーとは一線を画し、ニドラアサシンにしか作れない独特の世界観が注目を集めています。
そんなニドラアサシンですが、華々しい経歴の裏には様々な苦悩がありました。彼の曲に込められた思いや、経歴を紐解くことでヒップホップをもっと楽しめること間違いなし!それでは早速 Check it out!
「ニドラアサシンは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
ラッパーニドラアサシンのプロフィール
アーティスト名 | ニドラアサシン |
本名 | 濱口 佑也 (はまぐちゆうや) |
年齢 | 27歳(1997年9月21日 生まれ) |
身長 | 170㎝ |
出身地 | 兵庫県川西市 |
拠点(レペゼン) | 兵庫⇒東京 |
学歴 | 不明 |
所属レーベル | 不明 |
ニドラアサシンは1997年に兵庫県川西市で生まれ、現在の年齢は26歳です。
ヒップホップクルーhagacrayのリーダーとして“HYOGO TRAP PRINCE”を名乗り、兵庫で活動をはじめ、現在は東京を中心に活動しています。
ニドラアサシンのラップスタイル
ニドラアサシンのラップスタイルは、トラップを軸にした独特の世界観を持つマンブルラップ。
もごもごしたという意味をもつマンブルという名の通り、ニドラアサシンのラップは何を言っているのか分かりません。実際にMCバトルでも対戦相手から「なにいってんこいつまじで」とディスられることも。
しかし、ビートの乗りこなしとキレのあるフロウは中毒性があり、思わず聞き入ってしまいます。
また、ニドラアサシンの聞き取れない歌詞を文字起こしすると、情報量の多さや、強いメッセージ性など、彼の表現したい混沌とした世界観の一端に触れることが出来ます。
その独特の世界観も含め、天才的なラッパーです。字幕付きの動画を見たら驚くこと間違いなしです。
ニドラアサシンの名前の由来
名前の由来については、公言しておりません。
ニドラは サンスクリット語(インドの古い言葉)で「眠り」を意味し、アサシンは、英語で「暗殺者」という意味を指します。
直訳すると「眠りの暗殺者」ですが、いつか本人の口から名前の由来を聞いてみたいですね。
音楽から始まるニドラアサシンの人生
兵庫県川西市で生まれる
音楽一家に生まれ、小さい頃から音楽に親しむ
様々な音楽の中でヒップホップに興味を持つ
高校3年間少林寺拳法部に所属し、市大会で4回優勝、全国ベスト4に輝く
高校ラップ選手権の予選に参加
ヒップホップクルーHagaCrayを結成しアルバム「葉隠」をリリース
音源が注目されMCバトルに出場
ニートTOKYOの動画「一番気持ちが入るバース」がバズり一気に知名度をあげる
インスタライブでの手マン事件
薬物で逮捕される
兵庫県川西市に生まれる
二ドラアサシンは兵庫県川西市に生まれました。大阪との県境にある町ですが、自分の生まれたところについてこう語っています。
同級生は平家でボロボロの軽自動車に乗っている貧乏な家庭と、高級住宅街に住み、レクサスに乗っている裕福な家庭もあるような貧富の差が激しい街。
小5の時にボーカルを始める
父はラジオDJ、母はドラマーと音楽一家に育った二ドラアサシン。小さい頃から様々な音楽に触れ、音楽へのめりこんでいきます。
小学校5年生にはボーカルを務め、益々音楽にのめりこんでいきます。
大物ラッパーの音楽を聞き、ヒップホップの道へ
リルウェイン、LMFAO、エムフロー、ビヨンセ、マドンナと幅広い音楽を聞いていたラッパー二ドラアサシン。
進むべき音楽の分野に悩んでいたのですが、自分でビートを作れると全部できる所に魅力を感じ、ヒップホップへの道に進みます。
意外な部活に所属していた高校時代
高校時代は、3年間少林寺拳法部に所属。市の大会では4回優勝、全国でベスト4に輝くなど優秀な成績を収めました。また茶道の裏千家を嗜んでいたという意外性な一面もあります。
インタビューの受け答えが謙虚で真面目な印象を受ける理由は、高校時代にあるのかもしれません。
高校生RAP選手権の最終予選まで進む
高校生RAP選手権に応募し最終予選まで進むも、残念ながら本選のテレビ出場まではかないませんでした。
テレビでは放送できないですが、ヒップホップ的にはありな大量殺人犯の名前で韻を踏んだので落ちたのではと語っており、当時から独特の世界観の片鱗を感じさせていました。
兵庫で音源やライブを中心に活動を本格化。
兵庫でヒップホップの活動を本格化させた二ドラアサシン。音源やライブを中心に活動し、2016年は90年代を思わせるブーンバップ。2017年からはトラップに力を入れていきます。
そして、MIllionWiredという音楽チームの中からラップを中心に行う部隊「HagaCray」を結成。
トラップを中心に様々な音楽性を取り入れた独特な世界観で関西で頭角を現し、次世代ラッパーとして注目を集めていきます。
デビュー
2019年にHagacray名義でアルバム「葉隠」をリリース。
同年12月に二ドラアサシンのソロ名義で「DARK HORSE TAPE」をリリースし、その音源が注目を集めます。
また、東京のラッパーNilllNicoと作り上げた3150 (Remix) feat.NillNicoが話題となり二ドラアサシンの名が東京にも知られるようになります。
デビュー後 MCバトルでラッパーデビュー
2020年の1月に「Blindfold play」。同年、6月に「Visual Trance Trap」と驚異的なペースでアルバムを立て続けにリリース。
音源を中心に活動をしていた二ドラアサシンですが、NillNicoの紹介でMCバトルに出場。トラップを全面に押し出した独自のスタイルは、会場に衝撃を与えました。
そこからMCバトルにも積極的に参加。その独特な世界観が知れ渡るようになり、2021年にはアルバム「ASMR」をリリ―ス。
同年8月にニートtokyoに出演した動画、一番気持ちが入るバースが大きくバズり、一気に知名度をあげました。
ラッパーニドラアサシンの人気曲は?
ニドラアサシンの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
ニドラアサシンの人気曲①「3150 (Remix) / NillNico × Nidra Assassin」
亀田三兄弟の父・亀田史郎が頻繁に使う3150(サイコ―)を使ったユーモアとメッセージ性のある歌詞が魅力です。
ニドラアサシンの人気曲②「XO girl friends( Lyric Video)」
聞けば聞くほど好きになる、中毒性のあるラップと音源に注目です。
ニドラアサシンの人気曲③「KKGR{Official Music Video}」
この独特な世界観は、まさに二ドラアサシンワールド。是非、お聞きください。
編集部おすすめ曲「really?!(Official Music Video)」
わずか1分32秒と短い曲ですが、中毒性がやばく二ドラアサシンの魅力が詰まっています。
ニドラアサシンと仲のいいラッパー
ここでは二ドラアサシンと仲の良いラッパーを紹介します。
EDWARD(我)
京都出身の同世代ラッパーEDWARD(我)。
元々、二ドラアサシンにあこがれており、インスタのDMを送ってつながり、仲良くなったそうです。
HagaCrayのメンバー
HagaCrayは4人のMC(二ドラアサシン、Young Jeras、Dutch Rawz、Daljae)からなるヒップホップクルーです。ライブは勿論、四六時中、行動を共にしてきました。何もいわなくても通じあえる絆の強いメンバーです。
気になるニドラアサシンのアレコレ
ここからはラップ以外でも話題になる二ドラアサシンのアレコレについてご紹介します。
二ドラアサシンが炎上について謝罪
薬物疑惑や当時の彼女、元AV女優「結まきな」のインスタライブ中に手マンをするなど、何度も炎上してきた二ドラアサシン。SATORUのYOUTUBEで炎上の真相を話し、謝罪しました。
元々、統合失調症で処方された薬を乱用していた時期もあり、過去を暴露され炎上してしまったと語り、全ての信頼とMONEYを失ったと謝罪しました。
二ドラアサシンの髪型
二ドラアサシンの髪型は、細かな三つ編みを多く作ったブレイズ。コーンロウが頭皮に編み込むのに対し、ブレイズは毛束を編み込みます。
通っていた中学の規則が緩いこともあり、13歳の時に初めてブレイズにしたほどのお気に入りの髪型です。
二ドラアサシンの逮捕
2023年4月に薬物乱用で逮捕されていることが分かりました。以前から、薬物使用の疑惑がありYOUTUBE動画にて否定し、謝罪をしたものの、残念な結果となってしまいました。
残念ではありますが、ファンとして一刻も早く立ち直って戻ってくることを期待しています。
ニドラアサシンのこれからの野望とは?
晋平太との対談動画で下記のように語っています。
3DCGの人と手を組み、ヒップホップの本線にはない様々なビデオを出したい。
ヒップホップに限らず、様々な曲調の音楽を出したい。
これからも独自の二ドラアサシンワールドを作り上げ、拡げていってほしいです。
ラッパーニドラアサシンまとめ
「ニドラアサシンは批判されるという困難を、己の世界観を貫き通すことで乗り越えた。」
二ドラアサシンは、炎上し、たくさんの批判にさらされてきました。それでも自分の作りたいものを信じ、世界観を貫き通すことで乗り越えてきました。
また躓いてしまいましたが、きっと音楽への想いで乗り切ってくれることとおもいます。
批判を恐れ、人の目が怖いと思うかもしれませんが、出過ぎた杭は打たれません。脇目もふらず一生懸命己を貫けばきっと乗り越えられるはずです。
なにはともあれまずは、二ドラアサシンの一番気持ちが入るバースを連続再生してその世界観に触れてみてください!