第15回BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権で初出場にして優勝や、
盟友である韻マンとの大人気曲「君のまま」で知られるラッパー百足(ムカデ)。
一時期は音源制作に集中していましたが、最近の百足のバトル復帰にヘッズは盛り上がりを見せています。
韻マンとのコラボEP発売「Million」もリリースし、2023年8月からは全国ツアーも開催されています。
数々のバトルステージで功績を残している百足ですが、音源ではチルでエモい楽曲が多くJ-POP界へも浸透しつつあります。バトルへの意気込みや楽曲に込められた想いとは一体どんなものだったのでしょうか。
そんな百足を生い立ちから紐解いていきます!では、早速Check it out!
「百足は〇〇をルーツに、△△を届ける。」
ラッパー百足のプロフィール
アーティスト名 | 百足(ムカデ) |
本名 | 風間 龍一(かざま りゅういち) |
年齢 | 24歳(2000年2月12日 生まれ) |
身長 | 180cm以上 |
出身地 | 東京都品川区 |
拠点(レペゼン) | ー |
学歴 | 高校中退 |
所属レーベル | BTB ENT |
百足の出身地は東京都品川区です。所属レーベルのBTB ENTにはHITOMINやMICKY RICHなどのラッパーが所属しています。
百足のラップスタイル
百足のラップスタイルは、最新のUSビートにも合わせられるトレンド感あるフロウと、ハイレベルなライミングが特徴的です。
ラップバトルでは、二度とコイツとバトルに出たくないと思わせるくらい、相手のことをいかに陥れるかを重視していると話しています。
百足の名前の由来
百足の読み方は「ムカデ」です。
名前の由来は、武蔵小山で行われたサイファーでは虫の名前をMCネームにしている人が多く、それに憧れて「百足」にしたことが由来です。
また、ムカデは一般的に気持ち悪いと思う人が多いことで、インパクトがあって覚えてもらいやすいことや、漢字も簡単でユニークなところも気に入っているそうです。
「え?」と思った方も多いのではないでしょうか?これ本当なんです。
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サイファーから始まる百足の人生
東京都品川区で生まれ育つ。
3歳の頃から水泳を習う。
水泳で全国中学校競技大会に出場するほどの実力。
音楽好きな母親の影響でメロコアやパンクロックにハマる。
地元のサイファーに参加するようになる。
高校生ラップ選手権のオーディションを受ける。
第15回高校生ラップ選手権で初出場にして優勝を果たす。
バトルの第一線からは離れて音源制作に注力する。
東京都品川区に生まれる
百足(ムカデ)は両親と姉と妹、祖母と女性に囲まれ育ちました。
特にラッパーがよく言う「壮絶な過去のエピソード” のようなものはなく、ごく普通の一般家庭だった」と話しています。
3歳から始めた水泳は、中学生の時に全国中学校競技大会に出場するほどの実力だったそうです。しかし、スランプに陥って辞めてしまいます。
高校生でラップに出会う
音楽好きな母親の影響で音楽を聴くようになり、元々はHi-StandardやGreen Dayなどのメロコアやパンクロックなどを聴いていた百足。
ヤンキーでも無いし、悪いことをするのが好きでもなかった普通の高校生だった百足とラップとの出会いは、友人にラップに誘われたのがきっかけでした。カラオケでサイファーをして遊んだり、休み時間に友達にラップしようと声をかけて回ったりするほど、HIPHOPにのめり込んでいきました。
高校生ラップ選手権オーディションを受ける
百足は第15回高校生ラップ選手権で初出場にして優勝を獲得しましたが、実は13回・14回もオーディションを受けていたことが明かされています。
高校生ラップ選手権に出る前に「MRJ 00世代編」の大会で優勝していたこともあり、15回で初出場でも風格があったと明かしています。
13回ではオーディションに受かるも諸事情で出れず、14回はリスナーから出場希望が多く寄せられていましたが、予選を通過することはできませんでした。
この出場できなかった理由がファンの間では「捕まったんじゃないか」と噂されていましたが、百足が捕まったという事実は出てこず、何らかの意図で出場できなかったと本人も明かしています。
バトルには出ず音源制作に注力する
バトルラッパーだけでなく、本当に音楽を聴いている人の評価が欲しいという理由で音源制作に集中します。
曲作りは一人で家で黙々と作業するよりも、友達といるときに「あっこれいいな」と思ってコソコソ書いたりするなどみんなといる時に書き溜めていくことが多いそうです。
自分がやりたい曲をひたすら作っていた百足ですが、今はリスナーの気持ちになってイヤホンで聴くとどう思うかなどを考えて曲作りをしています。
2019年5月デビュー曲「FREEDOM」リリース
「FREEDOM」はYouTubeで今は296万回再生されていて、当時から注目されている異例のヒットデビュー曲となりました。
00世代ナンバーワンラッパーとも呼ばれ、HIPHOPにだけとらわれない自分の好きな音楽をする姿が若手ラッパーの中でも人気を集めていました。
デビュー後
音源制作もする中で、またラップバトルに出場するようになり、当時では珍しい「トラップ」を取り入れたフロウを披露しすぐに話題となりました。
戦極MC Battleなどの大きな大会でも活躍していて、数々のバトルステージをこなしています。
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百足のベストバウトは?
ラッパー百足(ムカデ)のpucho henza編集部の一押しバトルを紹介していきます。
・第15回高校生ラップ選手権 優勝
・MSJ 優勝
・SCHOOL OF RAP 優勝
①百足 VS 韻マン
交流のある韻マンとのバトルは、二人とも楽しそうにバトルしていたことが印象的です。
「俺が大黒柱/俺ネオギャル男の ハイオク100リッター/YEAH YEAH YEAH」などのパワーワードに注目です。
②百足 VS Novel Core
U-22 MCBATTLE FINAL2019での百足ベストバウトです。ラッパー晋平太も二人の成長を感じるバトルだったと本人のYouTubeで語っていました。
「分かる/役立たずなラップ/唸る 抜かす 残りカス マイナスをプラス/暗く染まる カラス 喉を枯らす/泣く子も黙る バッツの花咲かす」
③百足 VS 藤Koos
同じ00世代同士の凱旋MC Battleでのバトルです。
この試合でバトルからは退くと宣言していた藤Koosに対して「させない悪夢の再現/何年経っても俺らはマイメン」というリリックで締められています。
編集部おすすめ「フリースタイル日本統一」
・チーム東海から呂布カルマ、チーム神奈川からFORKとSANTAWORLDVIEW、チーム北関東にDOTAMA、チーム大阪でREDWING、チーム九州でRin音が参戦
・勝ち抜き戦でのトーナメントを勝ち上がり、最終的に日本統一を果たしたチームには優勝賞金100万円
2023年10月3日からスタートしたABEMAの新番組フリースタイル日本統一。
フリースタイル日本統一は、オーガナイザーにZeebra、番組MCに青山テルマ、関口メンディーを迎え、地元を背負った3人ひと組のラッパーたち全16チームが天下統一を目指してフリースタイルバトルを繰り広げる、新たなラップバトル番組です。
そんなABEMAの新番組フリースタイル日本統一はABEMAプレミアム14日間無料体験 で見ることができます。第3部まで進んでいる現在、ABEMA無料期間中にまとめて見ることがおすすめです!
百足の人気曲は?
ラッパー百足(ムカデ)の人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
百足の人気曲①「君のまま」
百足&韻マン(ムカデ&インマン)からリリースされたコラボ楽曲で『CDTVライブ!ライブ!』にも出演してパフォーマンスを披露した曲です。
MVのYouTube再生回数は1800万再生(2023年8月現在)を超えています。2023年AWAの月間ランキングで1位も獲得しています。
百足の人気曲②「FREEDOM」
元々、百足はパンクロックが音楽ルーツにあったこともあり、イントロは疾走感のあるギターで始まります。
HIPHOP好きだけじゃなく幅広い層に人気の1曲です。
編集部おすすめ曲「HIT MAKER !!! 」
こちらも韻マンとのコラボ曲で、彼らの人生で絶え間ない障害とサポート不足を強調したものです。
自分たちの存在感を示し、認められる価値があることを証明する1曲です。
百足と仲のいいラッパー
ラッパー百足(ムカデ)は浅く広い友好関係を築いているより、狭く深い関係を持っている印象です。
そんな百足と仲の良いラッパーを紹介します。
韻マン
MCバトルで初めて出会ったという韻マン。
『凱旋MC Battle Specialアリーナノ陣2021』に一緒に出演した時「俺たち境遇も似ているから、絶対曲作った方がいいよね」と意気投合。そこから多数のコラボ曲をリリースしています。
韻マンと百足がコラボ曲をリリースするたびに、若い10〜20代世代からの支持を得ている人気上昇中の二人として注目されています。
018
同年代の018は、百足が無名の頃からラップをやってきた盟友です。
「俺が本当に持っていないものを百足は持っている。かっこいいっす」と百足からすごく刺激を受けていることを、ニート東京のインタビューでも語られています。
気になる百足のアレコレ
ラッパー百足(ムカデ)の気になるアレコレを紹介していきます!
百足のファッション
百足のファッションは、SNSでもファンから多数のコメントが寄せられるなど若年層のファッションアイコンになっています。
個性的なコーディネートが多い百足ですが、NIKEやCarheart、9090、DISCOVERED、FR2などメジャーブランドも着こなしています。
自身のラップでも「ファッションもおしゃれなニューヤンキー」というバースがあるように、自他ともに認めるファッショニスタです。
百足のファッションブランド
百足は自身のファッションセンスを生かして、BIONIC MILL COLLECTiON(バイオニック・ミル・コレクション)というアパレルブランドを展開しています。
レトロな雰囲気を感じさせる可愛いスウェットなどを制作しています。
百足の好きなタイプ
百足は高身長でルックスも良く、女性ファンもたくさんいます。
そんな百足の好きなタイプは、沢尻エリカと答えています。
バイクの後ろに乗せてくれそうで、ヘルメットを取るとサラサラとロングヘアーをなびかせるような人がタイプと語っています。かっこいいセクシーなお姉さんが好みのようです。
百足の家族
百足には少し歳の離れた妹がいて溺愛している様子がX(旧:Twitter)でつぶやかれています。
百足のこれからの野望とは?
ラッパー百足(ムカデ)のこれからの野望とはなんでしょうか?解説していきます。
HIPHOPを良い音楽と思ってもらいたい
HOPHOPをあまり知らない人にも良い音楽だと思ってもらえるようにやっていきたいと語る百足。
あまり良いイメージのないHIPHOPですが、百足の音楽でHIPHOPというジャンルをあまり聴いたことのない層にも響くものになっていくと良いですね。
音楽はずっと作り続けたい
百足は今はお金回りはよくなったけど、お金がなくても良い曲を作ってルンルンで家に帰ってた時の方が楽しかったそうです。
そして、これからもずっと音楽は作り続けていきたいと話しています。
ラッパー百足まとめ
「百足はパンクロックを音楽ルーツに、HIPHOPというジャンルに縛られずに音楽を届ける。」
若手ラッパー界隈からの支持も得ている百足は、HIPHOPだからこうしなきゃみたいな型にはとらわれずに自分の気持ちに忠実に音楽を作っています。
ラップバトルとのイメージとは違いますが『バトルステージから降りたときにどんな人間か』を大切にしている百足は、今後出てくるラッパーや今のリスナーにもいい影響を与えてくれるのではないかと思います。
これからの百足の活躍にますます目が離せませんね!