「Process」や「1000%」といった楽曲で有名なラッパーWeny Dacillo。最近ではTokyo Young Visionからの脱退を発表し話題になりました。
高校時代に出場した「高校生RAP選手権」ではT-Pablowとの激戦ののち負けてしまいましたが、このバトルをきっかけにWeny Dacilloを認知したという人も多いと思います。
しかし、現在ではそのイメージを払拭するくらい、ファンを魅了するラッパーに進化を遂げました。
今回はそんなWeny Dacilloのプロフィールや経歴を紹介します。どうぞご覧ください!
「Weny Dacilloは〇〇をバネに、△△をしている。」
ラッパーWeny Dacilloのプロフィール
アーティスト名 | Weny Dacillo |
本名 | 不明 |
年齢 | 28歳(1996年2月18日 生まれ) |
身長 | 不明 |
出身地 | 東京都板橋 |
拠点(レペゼン) | 東京都 |
学歴 | 高卒板橋区 |
所属レーベル | Tokyo Young Vision |
Weny Dacilloは東京都板橋区出身のラッパーです。
Weny Dacilloのラップスタイル
独特な脱力感のあるフロウが人気のラッパーです。「韻をあまり重視せず、日常会話みたいにラップをしたい」とWeny Dacilloは語っています。
Weny Dacilloの名前の由来
ラップネームのWeny Dacilloの読み方はウェニーダシーリョです。
最初はWenyと名乗っていたそうで、それはWe needの音から当て字で名付けられました。名前を呼ばれる時に、必要とされている感じがするからと選んだようです。
その後、ファーストネームを付けようと思い、フィリピン人の母の旧姓であったダシーリョを使い始めました。
スナックのカラオケから始まるWeny Dacilloの人生
東京都板橋区で誕生
スナックを経営していた母の影響でよく歌を歌っていた
16歳でラップを始める
『高校生RAP選手権』に出場
2016年、初のシングルを発表
シングルやアルバムを発売
客演として、様々なラッパーとコラボ
東京都板橋区で誕生
Weny Dacilloは1996年に東京都板橋区で誕生しました。Weny Dacilloは、日本人の父親とフィリピン人の母親を持つハーフのラッパーです。
幼い頃から父親がおらず、母親と母の愛人と一緒に暮らしていたといいます。
母親と愛人が喧嘩をして警察沙汰になることもあったようで、本人も家族関係はヤバいと語っていました。
カラオケで美空ひばりを歌っていた幼少期
Weny Dacilloはスナックを経営していた母親の店のカラオケで、美空ひばりの歌などをよく歌っていました。子供の頃はそういった環境から、HIPHOPよりも演歌を聞く機会が多かったようです。
SCARSの影響で16歳でラップを始める
Weny Dacilloは16歳の時に、SCARSに影響を受けてラップを始めました。地元の友達が先にラップを始めていたこともあり、Weny Dacilloはどんどんラップの世界にハマっていきました。
クラブにも出入りするようになり、BAD HOPのVingo、M-6POとButyaらと共に、TOKYO YOUNG VISIONというクルーで活動を始めました。
高校生RAP選手権
Weny Dacilloは高校生RAP選手権でその名をたくさんの人に知られることとなりました。しかし、それは残念ながら、良い目立ち方とは言えませんでした。彼の実力を発揮できず、結果を残すことができなかったのです。
現在は本人もこの頃の話をあまりしたくないようです。
初のシングル『Process』を発売
高校生RAP選手権で、思うような結果を残せなかったという経験を糧に、Weny Dacilloはラッパーとしてのスキルを磨いていきました。
そしてついに2016年2月に初のシングル『Process』が発表されました。
デビュー後
Weny Dacilloはデビューを果たした後も、シングル『1000%』やアルバム『AMPM』などを発売し、その名を広めていきました。
自身の楽曲の他、客演として数々のラッパーの楽曲にも参加しています。
Weny Dacilloの人気曲は?
Weny Dacilloの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
Weny Dacilloの人気曲①「1000%」
Weny Dacilloの2ndシングルです。「この人生楽しむ1000%」独特のフロウとリズムでWeny Dacilloの音楽を楽しめます。
Weny Dacilloの人気曲②「Process」
Weny Dacillo自身初のシングルです。唯一無二の脱力感のリズムが癖になります。
Weny Dacilloの人気曲③「Human Trip – Weny Dacillo,Mat」
ラッパーMatとのコラボ楽曲。どこかエモさのあるMVとWeny Dacilloの声によって、独自の世界観惹き込まれます。
編集部おすすめ曲「Convenience Star ft. HIBIKI」
ラッパーHIBIKIとのコラボ楽曲。タイトル通り、コンビニを歌っています。
「意味がわからないけど好き」というファンもいる不思議な一曲です。
Weny Dacilloと仲のいいラッパー
Weny Dacilloはどのようなラッパーと仲が良いのかチェックしてみましょう!
Hideyoshi
HIdeyoshiはラップクルーTokyo Young Visionのメンバーです。
最近のWeny Dacilloについて「日本語が下手になってきている」と語っています。その変化がわかるくらい、一緒にいる時間が長いということですよね。
DJ NORIO
Tokyo Young VisionのメンバーDJ NORIOはイベントでWeny DacilloのバックDJを務めたり、TwitterでWeny Dacilloの楽曲を宣伝したりもしています。
気になるWeny Dacilloのアレコレ
気になるWeny Dacilloのアレコレについて解説していきます。
Weny DacilloはTokyo Young Visionを脱退?
2023年7月、Weny Dacilloは自信が所属していたTokyo Young Visionからの脱退を発表しました。
新しいクルーの設立も視野に入れているようです。
Weny Dacilloが影響を受けたラッパー
Weny Dacilloはインタビューで鎮座DOPENESSや5lack、PSGの影響を受けたことを語っています。
歌うみたいにラップするようになったのは、鎮座DOPENESSさんの影響だと思います。
あと、地元が同じ5lackさんとPSGにも影響を受けました。最近だと、気になるのはMiyachiってひと。
FNMNL-【Rappers Update Vol.1】Weny Dacillo
Weny Dacilloのタトゥー
Weny Dacilloは腕にタトゥーがあり、ゲーム、映画、紙飛行機など、子供の頃に好きだったものに関連したものが掘られています。また、体や顔にもタトゥーが見られます。
Weny Dacilloのこれからの野望とは?
Weny Dacilloはこれからのラッパー人生をどのように考えているのでしょうか。
自分だけになりたい
Weny Dacilloはインタビューで「自分だけになりたいです。二番煎じじゃなくて」と語っています。
誰かの真似ではなくオリジナルなラッパーになりたいと考えているようです。
ラッパーWeny Dacilloまとめ
「Weny Dacilloは高校生RAP選手権での悔しさをバネにオリジナルのラップを作り続けている。」
高校生RAP選手権では苦い経験をしたWeny Dacilloでしたが、その経験を経て、今では独特なリズムとラップでファンの心を掴むオリジナルなラッパーとなりました。
順風満帆なスタートではなかったからこそ、今のWeny Dacilloがいるのかもしれませんね。
Tokyo Young Visionを脱退し、新たなスタート切ったWeny Dacilloのこれからの活躍が楽しみです。
Weny Dacilloの楽曲が気になった方はぜひ、聞いてみてください!