『Moonlight』や『With out you』などの楽曲で注目を集める、沖縄県出身のラッパーYo-Sea。
宇多田ヒカルとのコラボでも話題になり、2023年には自身初のフルアルバム『Sea of Love』をリリース。近年はそのルックスとセンスを活かし、ファッションシーンでも存在感を放っています。
チルでおしゃれなメロディ、そして癒しのある歌声で、多くのファンを魅了し続けるYo-Sea。彼はどんな人生を歩み、どのようにして唯一無二のアーティストとなったのでしょうか。
今回はYo-Seaのプロフィールや人気楽曲などを紹介していきます。どうぞご覧ください!
「Yo-Seaは〇〇に従い行動したことで、△△を掴んだ。」
ラッパーYo-Seaのプロフィール

アーティスト名 | Yo-Sea |
本名 | 不明 |
年齢 | 29歳(1995年8月2日生まれ) |
身長 | 不明 |
出身地 | 静岡県生まれの沖縄県育ち |
拠点(レペゼン) | 東京都 |
学歴 | 大学中退 |
所属レーベル | AOTL |
Yo-Seaは沖縄育ちのラッパーです。年齢は現在29歳。東京都を中心に活動しています。
Yo-Seaのラップスタイル
Yo-Seaはゆったりとしたメロディと穏やかな歌声からなるYo-Seaの楽曲は、チルさが人気です。
色気があり、エモさもあるYo-Seaの歌声はたくさんの人の心を掴んで離さない魅力があります。
Yo-Seaの名前の由来
Yo-Seaの読み方はヨーシーです。本名に含まれる「Yo」と、育った沖縄の海を意味する「Sea」を組み合わせたものだと言われています。最初は「Yo」という名前を考えていましたが、検索時に一般的すぎて見つけにくいことから、「Sea」を加えて「Yo-Sea」としたそうです。海のそばで育った彼にとって、海は特別な存在だったようで、そんなルーツや思いを名前に込めたのかもしれません。
サンディエゴ旅行から始まるYo-Seaの人生

静岡県で生まれ、沖縄県で育つ
幼少期から歌うことが好きだった
従兄弟の影響でHIPHOPを聴くようになる
英語の教員を目指して大学に進学
アメリカのサンディエゴに3ヶ月遊びに行く
ビートメイカーのコージと出会う
コージの手を借りて制作した曲をきっかけにBCDMGのNobu誘われ上京。
2019年、初のアルバムを発売
2025年3月にZepp Haneda(TOKYO)にてワンマンライブ開催
1997年に静岡県で誕生
Yo-Seaは1997年に静岡県で誕生し、幼少期に沖縄県へ移り住みました。
幼い頃から歌うことが好きで、ゴスペルを聴いたり、母親の影響で山下達郎や松任谷由実の曲を聴いていました。父親はJack JohnsonやNorah Jonesが好きだったようです。
従兄弟の影響でHIPHOPに触れる
Yo-SeaがHIPHOPを聴くようになったのは、Yo-Seaの従兄弟がRIP SLYMEやエミネム、Zeebraなどを聴いていたことがきっかけでした。
それを機にYo-SeaにとってHIPHOPが身近なものになっていったのでした。
学校の先生になりたかった高校時代
Yo-Seaは歌うことが大好きで、お風呂の中やバスケ部の部室の中で歌っていました。他の部活の生徒に「歌をやったら?」と言われるほど、歌っていたようです。
しかし、当時のYo-Seaには英語の先生になりたいという目標がありました。そのため、Yo-Seaは高校を卒業後に大学に進学しました。
サンディエゴの旅で変わった意識
大学入学後も、英語の教員を目指していたYo-Seaでしたが、大学時代に3ヶ月のサンディエゴの旅を経験したことにより、転機が訪れました。
サンディエゴに遊びに行き、教員を目指すことに疑問を感じたYo-Seaは「もっと違うことをやりたい」と感じるようになりました。
そして、Yo-Seaは沖縄に戻ってから、国際通りの店で働くコージというビートメイカーにSNSでメッセージを送りました。その結果、コージと会うことになり、そこで初めてのフリースタイルを経験しました。
大学を中退し、東京へ
その後、Yo-Seaは、コージの手を借りて『I think she is』という楽曲を完成させ後、さらに2曲を完成させました。
そして、その曲を聴いたBCDMGのNobuからSNS経由で誘われYo-Seaは東京行きを決心しました。当時は沖縄の大学に通っていたため、大学を中退しての上京となりました。
2019年、3月初のアルバムをリリース
Yo-Seaは上京後も精力的に音楽活動を行い、2019年3月に初のアルバム『7878』をリリースしました。
2020年にも『kujira』をリリースし、滑らかなR&Bサウンドで注目を集めました。その後も様々な宇多田ヒカルやJP THE WAVYとのコラボなどで話題に。
2023年には自身初となるフルアルバム『Sea of Love』をリリースし、アーティストとしての世界観をさらに深めました。最新作としては、2024年12月にシングル「Wonderland」を配信しています。
Yo-Seaの人気曲は?
Yo-Seaの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
Yo-Seaの人気曲①「Moonlight」
2023年リリースのフルアルバム『Sea of Love』のリード曲。チルなビートに切なさをのせたメロウな一曲で、彼の世界観が詰まった代表作のひとつです。
Yo-Seaの人気曲②「Without you」
「つまづいて、涙流したり生きてるだけでもいいんじゃない」というリリックと優しいメロディが心を温かくしてくれます。
Yo-Seaの人気曲③「Nana (feat. Daichi Yamamoto)」
おしゃれなメロディが素敵な一曲。ドライブなんかで流したくなる一曲です。
Yo-Seaの人気曲④「Night Ship」
夏の夜にピッタリの一曲。チルな雰囲気がゆったりとした気持ちにさせてくれます。
編集部おすすめ曲「Utada Hikaru – Too Proud (Remix) feat. Yo-Sea」
宇多田ヒカルとのコラボ楽曲。Yo-Seaのエモさのある歌声が宇多田ヒカルの切ない音楽の雰囲気にマッチしています。
Yo-Seaと仲のいいラッパー
Yo-Seaはどんなラッパーと交流があるのでしょうか。
3House
3HouseとYo-Seaは同じ沖縄出身のラッパーです。
3Houseも東京で活動しており、プライベートでも仲良くしているようです。コラボ曲も作成されています。
DJ KANJI
Yo-SeaとKANJIはかつて同居生活を送っていました。喧嘩をしたりもあったようですが、仲がよくないと一緒に住むことはできないですよね。
気になるYo-Seaのアレコレ
気になるYo-Seaのアレコレについて紹介していきます!
Yo-Seaのファッション
Yo-Seaは音楽のセンスだけでなく、ファッションセンスも抜群で、Reebok CLASSICやPUMAのイメージモデルに選ばれるなどしています。
Yo-Seaの彼女は?
Yo-Seaの彼女についての情報は残念ながら見つかりませんでした。
しかし、最高の歌声と素敵なルックスを持つYo-Seaなので、彼女がいてもおかしくなさそうです。
Yo-Seaのこれからの野望とは?

Yo-Seaは今後のラッパーとしての活動にどのような想いを抱いているのでしょうか。
アーティストと呼ばれたい
Yo-Seaはかつてのインタビューで「よくラッパーって言われるんですけど、ラッパーよりはアーティストが良いなって思ってて」と語っています。
Yo-Seaは、自分を“ゴリゴリのラッパー”とは位置づけておらず、感覚を大切にしながら音楽を作り続けています。
2023年のインタビューでは、藤井風や松任谷由実といったアーティストからの影響に触れ、「リアルな感情を日本語で届けること」の大切さを強く感じているとコメント。また、STUTSやC.O.S.A.との交流を通して、ジャンルにとらわれず“ありのままの自分”で音楽と向き合うことを学んだとも語っています。
これからも、肩書きや枠に縛られず、Yo-Seaらしい自由な表現でリスナーに響く音楽を届けてくれそうです。
ラッパーYo-Seaまとめ
「Yo-Seaは自分の気持ちに素直に従い行動したことで新たな夢を掴んだ。」
Yo-Seaは、高校時代から英語の教員になろうとしていました。そのために大学進学もしています。しかし、サンディエゴでの気持ちの変化をきっかけに、音楽の道を歩み始めました。
安定した道を目指していたところから、新しい夢を追うことには勇気がいる人もたくさんいるでしょう。でも、Yo-Seaは自分の気持ちに素直に従い、行動に移したことで自分の夢を現実に変えていきました。
これからもYo-Seaはたくさんの素敵な音楽を日本中に届けてくれると思います。
ぜひ、一緒に応援していきましょう!