天才的な実力で知られるラッパー荘子it。
ラッパーでありながら大学時代は映画について学ぶなど、芸術について幅広い知識を持ち合わせています。
そんな荘子itですが、輝かしい経歴の裏にはたくさんの苦悩がありました。そんな彼の曲に込められた思いや経歴を知ることでHIPHOPをより楽しめること間違いなし!それでは早速Check it out!
「荘子itは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
荘子itのプロフィール
アーティスト名 | 荘子it |
本名 | 庄子 純平 |
年齢 | 30歳(1993年 生まれ) |
身長 | 不明 |
出身地 | 東京都大田区 |
拠点(レペゼン) | 東京都 |
学歴 | 日本大学藝術学部映画学科 |
所属レーベル | Deathbomb Arc |
荘子itは身長について明らかにしていません。しかし、タレントのユージと並んだ写真をTwitterにアップした際に身長が同じくらいだということがわかりました。
ユージの身長が185cmなので、荘子itも同じくらいなのではないでしょうか。
荘子itのラップスタイル
ラッパー・荘子itのラップスタイルは歌詞の中に固有名詞が多いのが特徴です。
荘子itも固有名詞だったり連想する言葉を横に繋げていくことでラッパーとしてのスタイルが確立したと話しています。
荘子itの名前の由来
名前の通り思想家の「荘子」が荘子itの名前の由来です。
「荘子」の考えで『現代の辛いストレス社会を生き抜こう』という考え方が人気ですが、それだと物足りないと感じた荘子it。
そこで「荘子」に「何か」という意味で「it」を付け加えたことが荘子itという名前の由来です。
勉強への劣等感から始まる荘子itの人生
・勉強が苦手だった小学時代
・小学4年生の時、兄の影響で音楽にハマる
・中学2年生の時、お小遣いでギターを買う
・中学時代、DATS・MONJOE/Dos Monos・TaiTanと出会う
・野球部を辞めてギターにのめり込む
・日本大学藝術学部映画学科に入学
・大学4年生の時、Dos Monos結成
勉強が苦手だった小学時代
とにかく勉強が大嫌いだったという荘子it。
小学校3年生のときに親に強制的に塾に通よわされるも常にサボることばかり考えていたようです。
小学4年生の時、兄の影響で音楽にハマる
4つ上の兄の部屋でよく遊んでいたという荘子it。その兄の部屋にはMDコンポがあったようで、兄が編集したMDをよく聴いていました。
兄がMDに曲名やアーティスト名を書いていなかったようで誰の曲かわからないまま聴いていたようです。荘子itはこの出来事がアーティストやジャンルに縛られずに音楽に触れるいい機会になったと話していました。
中学2年生のとき、お小遣いでギターを買う
友達の家でエレキギターを弾かせてもらったという荘子it。その「ジャラーン」という音がとてもかっこよくて衝撃を受けました。
中学時代、DATS・MONJOE/Dos Monos・TaiTanと出会う
ちょうど、荘子itがギターを初めて買った頃、隣のクラスの子がギターを買ったという情報が耳に入ります。その隣のクラスの子というのがDATSのMONJOEさんです。
2人は面識がなかったようですが、荘子itの誘いでバンドメンバーになります。
また同じクラスだったDosMonosのTaiTanもいました。TaiTanの家にはドラムセットがあり、おまけの帰宅部で暇そうだったので荘子itはバンドメンバーに誘います。
これが現在はラッパーとして活躍する荘子itの大きな原点となりました。現在のラッパーとしてのスタイルがこんな早くからできていたのだと思うと驚きですね。
野球部を辞めてギターにのめり込む
中学時代にギターを購入し、バンドを結成した荘子itはギターの魅力にハマります。
高校生になると野球部を辞めて、よりギターにのめり込むようになります。
ジョン・フルシアンテに憧れた荘子itは、プログレを弾き始めます。それから、どんどんアバンギャルドな音楽にハマって行ったようです。
日本大学藝術学部映画学科に入学
高校時代にギターだけでなく映画へも興味が湧いてきたという荘子it。
そこで荘子itは、音楽が学べる大学に行くか、映画が学べる大学に行くか本気で悩みます。
しかし、音楽は荘子itにとって独学で十分学べるものであり、勉強するものではないという結論にいたり映画の道へと進むことになります。
しかし教育熱心だった荘子itの母親はこの決断に猛反対でした。その反対は長く続き、最近の荘子itの活躍によって少し許され始めたようです。
大学4年生の時、Dos Monos結成
映画について勉強する傍ら曲づくりは続けていたという荘子it。
大学時代は集団生活が苦手なこともあり悩みが多かった荘子itですが、そんな時期に中学時代からの友達であるTaiTanと没と軽い気持ちでDos Monosを結成します。
大学を卒業する間近にTaiTanが見つけてきたアメリカのレーベルにデモをメールで送ったところ「アルバムを出そう」というレスポンスがすぐに返ってきました。
荘子itの人気曲は?
荘子itの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
荘子itの人気曲①「medieval」
ラップが激しく印象に残る楽曲です。
荘子itの人気曲②「王墓」
独創的なトラックとリリックが素晴らしいです!
荘子itの人気曲③「in 20XX」
90年代の混沌とした日本のhiphopを思い出すような懐かしさのある楽曲です。
編集部おすすめ曲「Theater D」
気分が上がる一曲!筋トレ中やジョギング中にも気分が上がりそうな一曲です。
荘子itと仲のいいラッパー
Dos Monosのメンバーとは中学時代からの友達だという荘子itですが、仲のいいラッパーは他にいるのでしょうか?
荘子itと仲のいいラッパーについて紹介していきます。
Kamui
自身もラッパーであるKamuiは荘子itのビートへのアプローチが、Yandel Cityのときの自分に似ていると感じたことから、「面白い奴がいるのだな」と興味が湧いたと言います。
またラッパー・荘子itもラジオでDJをしたときにKamuiの音楽をかけるなど、お互いにリスペクトの気持ちがあるようです。
気になる荘子itのアレコレ
ラッパーだけでない荘子itの魅力について紹介します。
荘子itの家族
荘子itは2023年2月に漫画編集者の金城小百合と結婚したことを明らかにしました。
また結婚よって荘子itの本名は庄司純平から金城純平に変わりました。
また結婚を発表した時には第一子を妊娠中だったようです。
荘子itのファッション
荘子itのセルジオタッキーニの洋服を愛用しています。PVでもセルジオタッキーニの帽子を着用していました。
荘子itは、テニスのブランドという印象が強いタッキーニの服を日常で着てみるのが面白いのではないかと考えました。
その着こなしについて、荘子itは流行りに乗っかりつつも、微妙にオルタナティブな感じを出していることが自分の気質に合っていると感じたようです。
荘子itのこれからの野望とは?
ラッパーとして新しい姿を見せてくれる荘子itですが、これからの夢は目標はまるのでしょうか?
そこでラッパー・荘子itのこれからの野望について紹介します。
映画監督になる
大学時代からの夢、映画監督になるという思いを抱えDos Monosの活動を続けてきたというラッパー・荘子it。本人は映画監督の夢についてこう語っています。
映画監督になりたいというモチベーションのまま音楽を作り続けてる、フワフワした状態が今でも続いています。
ラッパーとはまた違う形で、荘子itの活躍が今後見られるかもしれませんね!
ラッパー荘子itまとめ
「荘子itは勉強への劣等感という困難を、音楽で乗り越えた。」
学生時代は常に成績は最下位と勉強が苦手だったという荘子it。
しかしその反面、かなりの読書家であったり映画にハマったことがきっかけで哲学を勉強したりと自ら学ぶ姿勢は素晴らしいです。
また、大学では映画の道に進むことになりましたが、その傍らで音楽とも向き合い続けます。
そんな荘子itの自ら学ぶ姿勢の原点は音楽。ギターに目覚めた中学時代から独学で憧れのアーティストを真似てみたり、自分で作詞をしてみたり。
勉強以外のことを自ら突き詰めることの大切さを荘子itの生き方から学べます。