木村カエラからBADHOPまで幅広いアーティストとの共演を果たし、多くの層から人気を集めているラッパーBIM。
2017年にリリースされた「Bonita」をきっかけにHOPHOP業界から注目を浴びるようになりました。
最近では、所属クルーであるCreativeDrugStoreにて『POP YOURS 2024』への出演が決まるなど、グループ活動にも注目が集まります。
そんなBIMですが、輝かしい現在の活動に至るまでには多くの苦悩がありました。知られざるバックボーンを知れば、もっとBIMの曲を楽しめること間違いなしです!それでは早速Check it out!
「BIMは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
BIMのプロフィール
アーティスト名 | BIM |
本名 | 高木優人 |
年齢 | 30歳(1993年6月14日生まれ) |
身長 | 165cm |
出身地 | 神奈川県川崎市高津区 |
拠点(レペゼン) | 神奈川県川崎市高津区 |
学歴 | 法政大学(中退) |
所属レーベル | SUMMIT |
BIMのラップスタイルや名前の由来についてご紹介します!
BIMのラップスタイル
BIMのラップスタイルは「等身大のリリック×低音ボイス」です。
イケイケなテンションでも、ゆったりとしたテンポでも、 BIM特有の優しい世界観を味わえます。
BIMの名前の由来
元々はBEAM(ビーム)と言う名前で活動していました。
発音がしづらいとの理由から「ビム」と呼ばれることが多かったため、「BIM」へと改名することになります。
格闘技から始まるBIMの人生
・空手の先生を目指す
・HIPHOPにのめり込みリリックを書くように
・TWIGYと出会いラッパーになることを決意
・THE OTOGIBANASHI’Sを結成
・SUMMITに所属
・CreativeDrugStoreを結成
・2012年 THE OTOGIBANASHI’Sとしてデビュー
・2017年 ソロ活動を本格化
・2019年 初のソロワンマンを敢行
・2020年 木村カエラと楽曲で共演
・2023年 CreativeDrugStoreとしてアルバムをリリース
空手の先生を夢見た幼少期
BIMは幼少期に格闘技を習っており、空手の先生を夢見ていました。しかし、空手への熱はアメフトへ変わっていったと語っています。
また、BIMは小学校6年生の頃に放送委員を務めていました。「流行っている音楽ではつまらない」との理由でHIPHOPを流し、女の子から良い評判を得ることに成功します。
真面目な環境でも遊び心を忘れないのが BIMらしいですね。
ラッパーになることを決意した高校時代
高校時代は法政二高のアメフト部に所属していました。周りがアメフトに精を出す中、BIMはアメフトとラップを両立させたいと感じるようになります。
そんな中、レジェンドラッパーである「TWIGY」と出会います。
ラップをしたいと伝えたところ「やったほうがいい」と言われ、ラッパーになることを決意します。
SUMMITへ所属
高校卒業後、PUNPEEが所属するレーベル「SUMMIT」への所属が決まりました。
PUNPEEに直接デモテープを渡したところ、後日宣伝をしてもらいフックアップされます。当時のSUMMIITのお偉いさんより「他の音源も聞きたい」と連絡がありました。
バイトの合間にそれを聞いた BIMは、曲が出来てないのにも関わらず「出来てます」と回答。数曲を作成し送ったところ見事に合格を勝ち取ることに!
ラッパーとしてどん底を感じる
グループとして2012年にデビュー曲「Pool」をリリース。
その後、2013年、2015年にアルバムを出すも思うような結果は得られません。
上手くいかない当時の状況を、昼間から酒を飲む毎日だったと BIMは語っています。
ソロ活動へ注力
2017年に「Bonita」をリリースし、ソロ活動に力を入れ始めます。ソロ活動を精力的に行い、徐々に手応えを感じ始めました。
2024年4月現在、「Bonita」MVはYOUTUBE上で455万回再生されています。
その後は木村カエラとの共演、ソロワンマンを行うなど順調にステップアップを重ねていきます。
BIMの人気曲は?
BIMの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
BIMの人気曲①「Skippin Rock」
Benjazzyを客演に迎えたアップテンポな一曲。
「タバコ吸った二十歳で」という歌詞が BIMらしらを表しています。
BIMの人気曲②「BUDDY feat PUNPEE 」
PUNPEEと共同で制作された楽曲です。
当時デモテープを渡した相手との共演が叶ったメモリアルな1曲。
BIMの人気曲③「BONITA」
BIMがソロ活動を本格させた際にリリースされた曲です。
BIMの優しい語り口とオシャレなメロディが心地よいです。
編集部おすすめ曲「FLOOR IS MINE (feat. BIM)」
Skaaiの客演に参加し制作された曲です。
ナードな見た目の2人がクラブをテーマにしており、爽快感が溢れる曲調となってます。
BIMと仲のいいラッパー
様々なアーティストと交友があるBIMと仲が良いラッパーを紹介します。
kZm
同い年であり、 BIM自身もライバルと認めているラッパーがkZmです。
なんと、同じ日に法政二高を受験していたそうです!
ラップし始めは口も利かない仲だったそうですが、今は切磋琢磨し合える仲として共同で楽曲を制作しています。
Benjazzy
同じ川崎出身であるBenjazzyとは共に楽曲を制作しており親交が深いです。
ABEMAで放送された「BADHOP 1000万1週間生活」では、プライベートでビデオ通話をする姿が映されており仲の良さが伺えました。
気になるBIMのアレコレ
音楽以外でのBIMについて触れていきます!
BIMのファッション
BIMは自身が所属しているCreativeDrugStoreのブランドを愛用しています。
SNSにて自身が着用している姿を載せることも多いので要チェック!
服装だけでなく髪型もオシャレで「短髪にツーブロック」が BIMのトレードマークです。
結婚
モテる要素しかないBIMですが、結婚しているとの情報はありません。
しかし、同レーベルのPUNPEEが結婚を発表した際は、SNSにて祝福のコメントをしていました。
いつかは自身の結婚をPUNPEEに祝福される日が来るといいですね。
BIMのこれからの野望とは?
ラッパーとして順調なキャリアを歩んでいるBIMの今後についてまとめました!
カッコよく自分を成長させていきたい
Red Bullのインタビューにて BIMは自身の今後をこう語っています。
「将来の展望……むずかしいっすね。自分のいい部分も悪い部分も含めてですけど、気づいていきたいですね。それを続けて、たくさん養分を取り入れてカッコよくなっていきたいです」
Red Bull-BIMインタビュー『なにがヒップホップか?——ジャンルを越えていける現状が居心地がいい』
色々なアーティストと交流を行っている BIMだからこそ様々な物を吸収して成長したいという姿勢が伺えますね。
ラッパーBIMまとめ
「BIMは世間の常識という困難を、HIPHOPへの愛で乗り越えた。」
BIMの人生は、ラッパでーありながらもどこか平凡さを感じます。
荒れた環境ではなく、頭のいい学校に通っており育ちの良さが伺えます。だからこそ、周囲が部活・勉強・就活に打ち込むなか、自身の道を進む決意が必要でした。
周りに流されずHIPHOPへの愛を貫き通す覚悟があったからこそ、世間の常識とは違う道を歩み成功を掴み取れたのでしょう。
そんな熱いラッパー BIMの今後に目が離せませんね!