楽曲Blue Beam(Remix)を発表し国内外共に大注目のバイリンガルラッパーのChoppa Capone。
YoutubeでアップされたMVは426万回再生(2023年6月時点)にものぼります。
2022年に渋谷Harlemで開催された「音の楽園」ではひしめく観客が大合唱するほどの人気ぶり。
直近で発表されたRommy montanaのフューチャリング曲「WEEKEND」のMVでは、
Elle Teresaと一緒に歌う様子が話題を呼んでいます。
華々しくデビューをかざったChoppa Caponeのストーリーを紐解いていきます!
それでは早速Check it out!
「Choppa Caponeは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
Choppa Caponeのプロフィール
アーティスト名 | Choppa Capone |
本名 | 不明 |
年齢 | 21歳(2022年8月時点) |
身長 | 不明 |
出身地 | 日本生まれアメリカのダラスで育つ |
学歴 | 不明 |
拠点(レペゼン) | 日本とアメリカ |
所属レーベル | 不明 |
アメリカと日本を行き来するChoppa Capone。
アメリカでは友達と暮らす家があるが、安全な日本で本当は暮らしたいと話していて、
今後の拠点をアメリカにするかどうかはまだ迷っていると言っています。
Choppa Caponeのラップスタイル
ネイティブな英語のラップで耳に残るキャッチーなフックが武器のChoppa Capone。
日本のネタを英語でラップすることでアメリカでも日本のことを知ってもらいたいという想いが込められています。
Choppa Caponeの名前の由来
Choppa Caponeの読み方は「チョッパ カポネ」。
周りからは「チョッパー」と呼ばれていて、本名の「バード」と呼ぶ友人も多いそうです。
『Choppa』は映画「ベスト・キット」に出演していたジェイデン・スミスに似ていた事で、空手からチョップを連想しチョッパと替えて名付けられました。
『Capone』はイタリアの世界的に有名なギャングスターのアル・カポネからきています。
Caponeをつけていたラッパーが凄い人だったことで自分も凄い人になりたいという想いでつけられました。
カラーギャングに所属
Choppa Caponeはアメリカの2大カラーギャングの一つ、クリップスに所属していると本人は言っています。
クリップスは複数の派閥から構成されていて地域の若者が自衛目的で結束していましたが、次第に組織的なギャングとなりました。
彼らのシンボルカラーは青であり、青のバンダナや青い服装で識別されています。
それに対するライバルギャングのブラッズのシンボルカラーは赤であり、同じく赤いバンダナや服装で識別されています。
Choppa CaponeはMVでも青いバンダナや衣服を身につけています。
ストリートギャングから始まるChoppa Caponeの人生
日本人の母親とアメリカの2大ギャングの「ブラッズ」にいる父親の間に生まれる。
5、6歳の頃にLil Wayneを聴いたことでラップに興味を持ち始める。
日本とアメリカテキサス州のダラスを行ったり来たりしていたので日本の中学にも通っていた。
絵を描くことが好きで、グラフィティをよくしていた。
15歳で父親と喧嘩をして家出をして一人暮らしをする。
ブラッズに属する父親に反発してクリップスに加入する。
日本に帰国した頃に「Blue Beam」のリリックを書いていた。
ヘアスタイルを担当しているKTBの紹介でBene Babyと出会う。
日本で生まれてすぐアメリカで生活
日本で生まれてすぐにアメリカへ渡りテキサス州ダラスで育ちます。
日本人の母親との会話はすべて日本語でコミュニケーションを取っていて、アメリカで育ったにも関わらず日本語もペラペラなのはその影響からでしょう。
4歳離れた弟がいて、現在は沖縄に住んでいるそうです。
14歳の時にホームレス生活
お給料をパーティなどで使い果たしてしまう父親が原因で、お金が無くて食べる物がありませんでした。
14歳の時に3ヶ月間ホームレス生活をしていたChoppa Caponeの人生の中でも壮絶な時期だったといえます。
15歳で家出をして一人暮らし
15歳で父親と喧嘩をして家出をします。これがChoppa Caponeの一人暮らしの始まりでした。
この頃にアメリカのカラーギャングのクリップスに加入。
その理由はクリップスとライバル関係にあるギャングのブラッズに所属していたことへの反抗心で加入したと話しています。
Blue beamで爆発的デビュー
デビュー作である「Blue beam」はTiktokでも大人気となって、デビューして間も無くChoppa Caponeの名が広まりました。
リリック自体はリリースする1年前から書いていたもので、人生で初めて書いた曲です。
バズることは分かっていたのでいつ出そうかとタイミングを見計らっていたとのことで、狙い通り爆発的なデビューを果たしました。
デビュー後
03 | Performanceからのオファーを受け発表した「Hey Shawty」でさらに人気は加速。
2023年3月末に「Blue beam」含む6曲入りのミニアルバム「Dallas Dreamin’」をリリースしました。
「日本語でラップする曲を作っている」と2022年の8月に公開されたGOLDNRUSH PODCASTで話していましたが、ミニアルバムは全て英語のラップが収録されていました。
Choppa Caponeの人気曲は?
Choppa Caponeの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます!
Choppa Caponeの人気曲①「Blue Beam(Remix) feat. Bene Baby」
フックの歌詞に出てくる「チョッパー」というのは大きい銃の名前で、
チョッパーについてるビームが青色ということでBlue Beamという歌詞とタイトルがつけられました。
Choppa Caponeの人気曲②「City of Dallas」
Choppa Caponeの育ったダラスとギャングについてのリアルな情景が綴られています。
是非和訳した歌詞にもご注目ください!
Choppa Caponeの人気曲③「Hey Shawty」
Youtubeチャンネル03 | peformanceからのオファーを受けて配信したHey Shawtyはストーリー性のある歌詞で、マイクパフォーマンスにピッタリな曲です。
編集部おすすめ曲「Berber Shop feat.Deech」
Choppa Caponeのキャッチーなフックが印象的で、USラッパーから影響を受けているラッパーDeechの日本語ラップが混じり合う聴き心地の良い1曲です。
Choppa Caponeと仲のいいラッパー
日本よりもアメリカのラッパーの方が仲のいいラッパーは多いChoppa Capone。
日本ではそこまでラッパーと絡んだりしないそうです。
そんなChoppa Caponeと仲のいい貴重な日本人ラッパーとの関係を紹介します。
Bene Baby
アメリカから日本に帰ってきた時にヘアスタイルを担当しているKTBの地元がBene Babyと同じ練馬だったことで繋げてくれたことがきっかけで知り合いました。
最初は意外にも二人とも音楽はしていなかったのですが、自然と音楽をやるようになっていきました。
小さなことでも喧嘩もよくするけど、仲が良い相方のような存在だとBene Babyは話しています。
お互い使った韻を交えたり、曲作りにもインスピレーションを受けている2人です。
Rommy
今ヒップホップ界隈で大注目のYoutubeチャンネル「03 | Performance」の創設者のRommy。
Choppa Caponeの「Blue Beam」のMV撮影やラッパーWatsonのMVも手がけていて、ビートメイカーとしても活動している。
Tiktokを始めるきっかけになったのはChoppa Caponeの助言から投稿を始めたそうです。
Choppa Caponeとはビジネス面でも相談をする仲だそうです。
気になるChoppa Caponeのアレコレ
Choppa Caponeの噂の彼女やこだわりのファッションまでご紹介します!
Choppa Caponeの彼女
MVでも一緒に出演しているElle Teresaと付き合っている事が噂になっています。
本人達の口から公の場で発表があったわけではありませんが、クラブでキスをする動画などから2人が付き合っていることは間違いないでしょう。
日本の好きなところ
漫画が大好きでスラムダンクとワンピースはかなりハマっているとの事。
ワンピースはアニメを1話から見直しているようです。
その他日本が好きなところとして「安全だから好き。本当は日本に住みたいくらい。」と話していました。
日本で住みたいところには沖縄と横浜もあげられています。
ファッションとヘアスタイル
スキニーパンツが好きで普段は白いTシャツを着ているが特にこだわりはないと話しています。
よく着用しているブランドの「TRAVIS」はポップアップでBene Babyとパフォーマンスをしました。
Bene Babyを紹介してくれたKTBにヘアスタイルを担当してもらっているそうです。
KTB(Kei the Barber)のお店で撮影された Bene Babyの「Stuck in a Dream」にChoppa Caponeも出演しています。
Choppa Caponeのこれからの野望とは?
実はビジネスに関してもしっかり考えているタイプのChoppa Caponeが抱く、今後の野望とは一体どんなものなのでしょうか。
映画を作りたい
ラップを続けてファンベースを広げていつか俳優をしたり、ヒップホップに関連した番組も作ってみたいと話していました。
そして、日本とアメリカを行き来する自身のラッパー人生を投影した映画を作ってみたいとも語っています。
ラップをしなくても存在感のある人になりたい
いつかSnoop Dogのようにあまりラップをしなくても存在感のあるアーティストになりたいと語るChoppa Capone。
ラップを中心として色々な活動を通してビッグになっていきたいという野望がうかがえます!
ラッパーChoppa Caponeまとめ
「Choppa Caponeは父親への反抗心を、同じ立場に立ち分かり合うことで乗り越えた。」
父親への怒りや憎しみを、まさかの対抗するギャングに入って反抗心を示したChoppa Caponeは、そこで様々な体験をすることで自身のラップにも影響を与えています。
ファッションでは父親を参考にしていると話していた事や、ニート東京でのインタビュー中に父親の写真を見せる姿はどこか父親への愛情のようなものが感じられました。
家族といえど他人。1番近くてうっとうしい存在に思えるかもしれませんが、少し距離を置いて違う角度から見てみると少しだけ愛せる部分が見つかるかもしれませんね。
そんなChoppa Caponeのこれからの活躍に目が離せません!