DJ CHARI & DJ TATSUKIの「ビッチと会う」がバイラルヒット。
フューチャリングしていたMasato Hayashi(当時Pablo Blasta)も一躍時の人となりました。
2021年に改名、Masato Hayashi名義でニューシングル「やるしかねえ」をリリース。
Pablo Blasta時代に参加した楽曲、ELIONEの「 此処ニハナイ」以来の ELIONE & CHICO CARLITO とのフューチャリングで注目を集めています。
近年、再び活躍の波に乗っているMasato Hayashi。
そのアウトローな経歴や、人気の楽曲など詳しくご紹介していきます!Check it out!
「Masato Hayashiは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
ラッパーMasato Hayashi(Pablo Blasta)のプロフィール
アーティスト名 | Masato Hayashi(Pablo Blasta) |
本名 | 林 雅人 |
年齢 | – |
身長 | – |
出身地 | 八王子市 |
拠点(レペゼン) | – |
学歴 | 通信制の高校 |
所属レーベル | – |
Masato Hayashi(Pablo Blasta)のラップスタイル
Pablo Blasta時代は、自身のアウトローな経験を赤裸々に表現するリリックが特徴的でしたが、Masato Hayashiとしての楽曲は、過去や自身と向き合う内省的かつ決意や覚悟を滲ませるようなリリックが印象的です。
活動の主軸は楽曲制作ですが、ライブでのパフォーマンスにも定評があり、「ライブは得るものが大きい」とも語っています。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)の名前の由来
元々、20歳位まではBLASTAという名前で活動していたMasato Hayashi。
新宿ゴールデン街に飲みに行った際、ふざけて自身をPabloであると名乗っていました。
するとそのうちPablo君という呼び名が定着してしまい、Pablo Blasta(パブロブラスタ)として活動することになりました。
2021年、「昔の自分を殺したい」と改名を決意。
本名、Masato Hayashiをアーティスト名として活動を開始しました。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)の年齢
調べたところ、Masato Hayashiの生年月日や年齢は公開されていませんでした。
20歳位まではblastaの名前で活動し、そこから5年程度活動を休止。
2017年「Tokyo Young OG」のリリースを期にラッパーとして活動を始める、と過去のインタビューの内容を遡ると、現在20代後半〜30代前半ではないでしょうか?
RYKEYの言葉から始まるMasato Hayashi(Pablo Blasta)の人生
八王子で育つ。
喧嘩をしたり、原付で走り回っていた。
16歳の時、ラッパーを始める
通信制の高校に通う。ドラッグを売って稼いだお金を、高校の学費にあてていました。
地元八王子や、福生でライブをする日々を過ごす。
相方がラップを辞めるタイミングで、ラップから退く。
とある組織でアウトローとして働く。
「Tokyo Young OG」のリリースをきっかけに「ビッチと会う」の客演に呼ばれる。
過去の自分に整理をつけ、Yomiとして楽曲リリース。
アーティスト名をMasato Hayashiにし、2021年シングル「血と汗」をリリース。
八王子で育つ幼少期
杉並区永福町で生まれたMasato Hayashiは、物心ついた頃から八王子で育ちます。
建設業で財をなし、地元の名士と言われるほどの実家でしたが、バブルの崩壊や様々なトラブルが重なり、Masato Hayashiは非常に貧しい家庭で育つことになりました。
グレ始めた中学生時代、ヒップホップとの出会い
中学に入ってからは、近い学区の学校同士で乱闘をしたり、原付に乗って暴走していたというMasato Hayashi。ヒップホップとの出会いはそんな中学生の頃でした。
キングギドラの「公開処刑」を聴かせてもらい「こんなこと言っていいの!?」とくらったMasato Hashiは、そこからUSのヒップホップなども聴き出すようになりました。
ラップを始める高校時代
Masato Hayashiがラップを始めたのは、高校生になった16歳の時。
ツーリング仲間の紹介で、角刈りで眉なしの人物に突如一緒にラップをやらないかと誘われ、始めることとなりました。すぐに、地元で有名になったというMasato Hayashi。
地元の八王子でライブをしたり、福生の外国人が集まる会場でライブをしたりしていました。
アウトロー時代
18歳の時、角刈り眉なしの相方が辞めたことを期にラップを辞めてしまったMasato Hayashi。
次第に窃盗やドラッグの販売にのめり込んでいきました。
ある組織の幹部に悪事の腕をかわれ、アウトローな仕事をして過ごします。
そんなMasato Hayashiの転換期となったのは、地元の先輩でもあるラッパーRYKEYの言葉でした。
『お前自身はどうしたいの? もしもラッパーになりたいなら、お前自身が周囲に認識させていくしかないんじゃない?』
地元の先輩でもあるラッパーRYKEYの言葉をきっかけに、ラップをしたいという自分の気持ちと向き合います。
Pablo Blastaとしてラップを再開、「ビッチと会う」で一躍有名に
RYKEYの言葉を胸に、Masato Hayashiはラップを再開し、先輩の前でフリースタイルをしたりと自分が何をしたいのかを周りの人に伝えていきました。そんな中で作ったのが、楽曲「Tokyo Young OG」。
そして「Tokyo Young OG」をきっかけに、DJ CHARI & DJ TATSUKIの楽曲「ビッチと会う」に客演として呼ばれ、バイラルヒット。
日本のヒップホップシーンから脚光を浴びる存在となります。
Masato Hayashiへ
過去の自分に整理をつけ、2021年Masato Hayashiとしてシングル「血と汗」をリリース。
その後も続々と楽曲を発表しています。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)の人気曲は?
Masato Hayashi(Pablo Blasta)の人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)の人気曲①「やるしかねえ」
Masato Hayashiが「自分の思いをこれでもかというぐらい生々しく吐き出せることが出来ました。」とコメントを寄せています。
葛藤、そして決意が滲む一曲です。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)の人気曲②「マトモになれない」
Masato Hayashiが、初めて社会経験を積む中での心境を赤裸々に綴っています。
「マトモになれねぇよ」と繰り返す曲ですが、終盤には不思議と前を向ける一曲です。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)の人気曲③「ビッチと会う」
DJ CHARI・ DJ TATSUKI による楽曲。Pablo Blastaの名を世に知らしめたとも言える一曲です。
Masato Hayashiが収監されていた際、刑務官からの第一声が「おい、ビッチと会ってんのか?」だったのだとか。
編集部おすすめ曲「Timeless」
2020年頃にyomiというアーティスト名でリリースした楽曲。
穏やかな曲調で、自省的なリリックが心にすとんと染みるような一曲だと思います。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)と仲のいいラッパー
JAZEE MINOと親交のあるラッパーをご紹介します!
RYKEY DADDY DIRTY
八王子市出身のラッパーであるRYKEY DADDY DIRTY。
Masato HayashiはRYKEYのことをアウトローの道からラッパーへと導いてくれた恩人であると語っています。
二人の出会いはMasatto Hayahiがまだ16歳の時。
クラブで揉め事になってしまった際、RYKEYが「こいつ、気合い入ってるじゃん。俺がここで一発殴って終わりにしてやるよ」と仲裁してくれたのだとか。ただその一発も相当なものだったようです。
ELIONE
静岡県沼津市出身のラッパーであるELIONE。
ELIONEの楽曲「此処ニハナイ Remix (feat. Pablo Blasta & CHICO CARLITO)」にて共演。2022年にMasato Hayashiは同メンバーで「やるしかねえ (feat. ELIONE & CHICO CARLITO)」をリリースしています。
その時のことを、「鬼気迫った状態の僕を見て、ELIONEくんがもう一度そのメンバーで集まってこの曲を盛り上げようと言ってくれ、CHICO CARLITOも快諾してくれて、この曲が完成しました。」とコメントに寄せています。
気になるMasato Hayashi(Pablo Blasta)のアレコレ
気になるMasato Hayashi(Pablo Blasta)のアレコレについて紹介します。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)のファッション
Masato Hayashiのファッションは、90年代ギャングスタラップを感じさせるスタイルです。
Pablo Blasta時代には、2PACを想起させるようなバンダナ姿でインタビュー動画に出演していました。
Instagramでは、ラッパーのCHICO CARLITOや9forなども着用しているブランド$ole only(ソールオンリー)や、EMILIANO(エミリアーノ)、などを着こなしている様子を見ることができます。
大きなクロスのネックレスなど、アクセサリーが似合っていてかっこいいですね!
Masato Hayashi(Pablo Blasta)の家族
Masato Hayashiは現在二児の父です。
奥さんについて質問された際には「可愛い野郎だよ 戦友とも言えるな」と、スラリとスタイルの良い女性を、顔を隠した写真で公開しています。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)のタトゥー
Masato Hayashiは、背中全面にタトゥーを入れています。
花が咲き乱れる中に、刀を片手で握り、もう片方の手で竹を掴んでいる侍風の人物が立っています。
過去に「バカボンドが全て教えてくれる」と発言していたことから、その登場人物ではないかな?と思ったのですが、真相はわかりません。
Masato Hayashi(Pablo Blasta)のこれからの野望とは?
2020年Masato Hayashiはインタビューで今後の活動について「国とかジャンルにとらわれない表現をしたい。普遍的な魅力を持った作品を作れるようになりたいですね。」と語っています。
そのためには継続的に曲出すことが必要だ、と実際にYomiやMasato Hayashiとしてコンスタントに楽曲をリリースしてきました。
2023年、刑務所から出所する際の手紙には「今よりももっと深くてもっともっと広い場所へ、俺一人じゃ楽で全員でいきたいと思ったよ。」と記されています。
より音楽性を深めていくであろうMasato Hayashiのこれからが楽しみですね!
ラッパーMasato Hayashi(Pablo Blasta)まとめ
「Masato Hayashiはアウトローな世界に飲み込まれる困難を、やりたいことを周りに表明していくことで乗り越えた。」
突如、「ビッチと会う」で期待を集めたMasato Hayashi(当時Pablo Blasta)でしたが、当時はまだ自身の中で整理するものがあったのだとか。
アウトローな世界の自分と決別し、やりたいことや表現に集中すると決意したMasato Hayashi。
今後の活躍に目が離せません!