2014年の高校生RAP選手権での準優勝で名を轟かせ、THE FIRST TAKEで披露された「it’s only love」でも有名なラッパーRude-α(ルードアルファ)。
AbemaTVの人気番組「オオカミちゃんには騙されない」に出演したり、アニメのテーマソングに採用されたりと、HIPHOP好きのみならず、たくさんの人に知られるラッパーです。
現在は地元沖縄に拠点を移し、活躍するRude-αについてまとめてみました。ぜひ最後までご覧ください!
「Rude-αは見失い掛けた自分らしさを、△△することで取り戻した。」
ラッパーRude-αのプロフィール

アーティスト名 | Rude-α |
本名 | 島袋洋平 |
年齢 | 27歳(1997年2月8日 生まれ) |
身長 | 不明 |
出身地 | 沖縄県沖縄市 |
拠点(レペゼン) | 沖縄 |
学歴 | 大学中退 |
所属レーベル | 2021年にSME Recordsから独立 |
Rude-αは沖縄県沖縄市で生まれました。
2016年からは拠点を東京に移し、現在は再び沖縄を中心に活動しています。
Rude-αのラップスタイル
これまでのラップスタイルに囚われない、音楽性と世界観で多くの人を虜にしています。
先日公開された「凱旋MC Battle THE GIANT KILLING at 豊洲PIT」でのバトルでもカッコいいというコメントで溢れました。
また、楽曲ではゆったりとしたラブソングから、疾走感のあるハイテンポな曲まで様々な曲をリリースしており、優しく包み込むような歌声がたくさんの人の心を癒しています。聴いている人にわかりやすく伝わる歌詞を心掛けているというRude-αの書くリリックは老若男女問わず人気です。
Rude-αの名前の由来
Rude-αという名前は、高校時代、ラップを始めるにあたり、好きだった女の子から付けてもらった名前のようです。
公園でふっかけられたフリースタイルから始まるRude-αの人生

沖縄県沖縄市で誕生。
幼い頃からストリートカルチャーに触れる。
ストリートダンスを始める。
KDTとの出会い。
高校生ラップ選手権で準優勝。
2016年に沖縄から東京へ拠点を移す。
2019年にメジャーデビュー。
「オオカミちゃんには騙されない」に出演。
2021年拠点を沖縄へ移す。
沖縄県沖縄市で誕生
Rude-αは1997年に沖縄県沖縄市で誕生しました。地域柄、幼い頃からストリートカルチャーが身近にある中で育っています。
公園でKDTと出会う
Rude-αがラップを始めたきっかけは、KDTとの出会いです。
Rude-αは高校生の頃に公園でいきなりKDTに「Yo!」と声を掛けられ、フリースタイルをふっかけられました。負けず嫌いだったRude-αはその誘いに乗ったのでした。
このフリースタイルをきっかけにRude-αのラッパー人生はスタートします。
高校生RAP選手権で準優勝
Rude-αは2014年の高校生RAP選手権で沖縄県代表として、準優勝を果たしました。
その後、2015年には沖縄限定で初のミニアルバムを発売するなど、本格的にラッパーとして人生を歩み始めました。
2016年に拠点を東京へ
それまで、沖縄でラッパー活動を行っていたRude-αでしたが2016年に大きな転機が訪れます。ライブで声を掛けられたことをきっかけに、東京へと活動の拠点を移すことになりました。
そして、東京で音楽活動をする中で、DALLJUB STEP CLUBのドラマーであるGOTOとのコラボレーションや映画『SING』での声優など様々な経験を重ねていきました。
2019年にメジャーデビュー
Rude-αは2019年5月に『22』でメジャーデビューを果たし、大阪と東京でワンマンライブも行われました。
メジャーデビュー後は、アニメのテーマソングに採用されたり、人気のネット番組に出演したりと、HIPHOPが好きな人だけでなく、たくさんの人たちに知られるようになりました。
さらに、人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にも出演しています。
2021年に再び地元沖縄へ
メジャーデビューを果たし、アーティストとして順風満帆な日々を送っていたRude-αでしたが、コロナで思うように音楽活動ができなくなり、仕事での悩みが募った結果、病院で適応障害と診断されました。
友人たちからも「お前らしくない」と言われるほど自分を見失っていたようです。
そんな中で、Rude-αはレーベルからの独立を発表し、地元沖縄へ拠点を戻すことを決意します。
現在は沖縄でイベントを行うなど地元で活躍しています。
Rude-αの人気曲は?
Rude-αの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
Rude-αの人気曲①「LIFE」
アニメ「Dr.STONE」エンディングテーマに採用された疾走感のある曲。YouTubeには日本ののみならず、海外からもコメントが集まっています。
Rude-αの人気曲②「Paradise」
アニメ「SK∞ エスケーエイト」のオープニングテーマです。荒々しいかっこよさのある一曲。聴いているだけでテンションが上がります。
Rude-αの人気曲③「うむい」
沖縄で生まれ育ったRude-αの平和への願いが詰まった一曲。全世代の日本人に聴いていただきたい曲です。
編集部おすすめ曲「it’s only love」
大人気のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で披露された一曲。聴き心地のいいラブソングです。
Rude-αと仲のいいラッパー
続いてはRude-αの交友関係に注目していきましょう!
OZworld aka R’kuma
Rude-αとOZworld aka R’kumaは共に沖縄県出身で、二人は高校生の頃に沖縄のミュージックバーで知り合いました。2015年に公開された「CoCo ga OKINAWA」は二人でフリースタイルをして遊んでいた時にできた曲で、MVではまだ幼さの残る二人を見ることができます。

SKRYU
SKRYUはRude-αと同世代のラッパーです。二人はコラボ楽曲の制作もしてます。Rude-αのSNSにも、度々SKRYUの姿が見られ、仲の良さが伝わってきます。

気になるRude-αのアレコレ
気になるラッパーRude-αのアレコレについて解説します。
「オオカミちゃんには騙されない」に出演?
Rude-αはAbemaTVの「オオカミちゃんには騙されない」のシリーズ6作目に出演していました。女優の宮瀬いとさんとカップル成立を果たしています。
有名映画の吹き替えにも挑戦していた?
2017年に公開されたアニメ映画『SING/シング』でRude-αは吹き替え版の声優をしています。Rude-αが演じたのはワニの役です。
Rude-αは大学を中退?
Rude-αは一年間だけ大学に通っていたとインタビューで語っていました。沖縄の大学に通っていたようなので、上京するタイミングで中退したのかもしれませんね。
Rude-αのこれからの野望とは?
Rude-αはこれからのラッパーとしての人生にどのような未来を描いているのでしょうか。
一人でも多くの人を光で照らす
Rude-αは今後の目標についてインタビューでこのように語っています。
「ひとりでも多くの人に自分の想いをつないで、ひとりでも多くの人に何かを考えさせるきっかけを与えて、ひとりでも多くの人を光で照らす存在になるっていうことですね」
FREENANCE-「なりたい自分」になる ― ラッパーRude-αの決断、その想い
メジャーデビューを経験し、その後、適応障害と診断されるなど山あり谷ありな日々を送ってきたRude-αが今後、どんな音楽を届けてくれるのか期待が高まりますね。
大切にしている沖縄慰霊の日
Rude-αは毎年6月23日の沖縄慰霊の日にSNSで平和を願う投稿をしています。
沖縄で生まれ、自分たちが戦争体験者の話を聞ける最後の世代かもしれないという思いから、「うむい」という曲を作り、イベントで披露したり、小学校の平和講演会で披露したりと平和を次の世代に繋ぐ活動をしています。
ラッパーRude-αまとめ
「Rude-αは一度は見失い掛けた自分らしさを、初心に返ることで取り戻した。」
メジャーデビューを果たし、アーティストとして順風満帆な日々を送っていたRude-αでしたが、コロナで思うように音楽活動ができなくなり、仕事での悩みが募った結果、病院で適応障害と診断されました。
友人たちからも「お前らしくない」と言われるほど自分を見失っていたようです。
そんな中で、Rude-αは沖縄に戻るという決断をしました。
沖縄に戻ったRude-αは昔撮られたラップをしている自分の写真を実家で見つけます。笑顔で写る自分の姿を見て、音楽に対する想いを思い出し自分を取り戻していきました。
人生を歩んでいると、道に迷うこと、悩むこと、誰もが一度は経験すると思います。そんな時、初心に返ってみると昔の自分が道標になってくれるかもしれませんね。
興味を持った方はぜひ、Rude-αの曲を聴いてみてください。