チャンネル登録者数が270万人を超える大人気ユーチューバーとして知られながらHIPHOPの世界でも結果を残し続ける人気ラッパーがーどまん。
ユーチューバー兼ラッパーとして色物扱いされた時期を乗り越え、ラッパーとしての実力も開花させたがーどまんは、凱旋MCバトルの2連覇を達成するなど、新時代を担う実力派MCとしても期待が高まっています。
2023年11月には同じくYouTubeチャンネルの登録者数が180万人のインフルエンサーの彼女、ふくれなさんとの結婚を発表し、大きな話題にもなりました。
そんながーどまんについて、その人生やおススメバトルなどを紹介していきます!絶大な人気を集めるがーどまんの魅力を知ることで、今後もっとHIPHOPを楽しめるようになること間違い無し!それではCheck it out!
「がーどまんは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
がーどまんのプロフィール
アーティスト名 | がーどまん |
本名 | 恵川 守(えがわ まもる) |
年齢 | 25歳(1999年2月8日 生まれ) |
身長 | 170㎝ |
出身地 | 大阪府岸和田市 |
拠点(レペゼン) | 岸和田 |
学歴 | 秋桜高等学校卒業 |
所属レーベル | gardman |
がーどまんは1999年に岸和田だんじり祭りでも有名な大阪の街、岸和田市に生まれました。
幼少期の頃についてあまり語ったことが無いがーとまんですが、幼いころから可愛らしい少年だったようで、自身のYouTubeチャンネルでは、幼少期の写真を紹介しています。
がーどまんのラップスタイル
がーどまんのラップスタイルの最大の特徴は、ネタ仕込み無しで相手のへのアンサーを返しながらも韻を踏んでいくという即興性の高さでしょう。
相手の放ったワードを拾い、韻を踏みながら相手を凌駕するスタイルは見ていて爽快感すら感じさせます。
また熱いHIPHOP愛を語りながらバイブスで相手を圧倒するバトルスタイルも得意としており、波に乗った日のがーどまんはどんな一流ラッパーでも止めるのが難しいと言われているほどです。
がーどまんの名前の由来
元々レゲエ好きで、その中でも変態紳士クラブのメンバーであるVIGORMAN(ビガーマン)が好きだったというがーどまん。
自身のMCネームもビガーマンと似たような名前にしたいと思ったことをきっかけに、本名の「守」を英訳した言葉「guard(ガード)」と、ビガーマンの「マン」をくっつけ、がーどまんと名乗ったそうです。
ユーチューバーとラッパーの二刀流から始まるガードマンの人生
・大阪府岸和田市に生まれる
・中学生時代にチャンネルがーどまんのメンバー山ちゃんと出会う
・秋桜高等学校に進学
・晋平太に憧れラッパーへの道を志す
・サイファーをきっかけに盟友MYと出会う
・MYと共にYouTube活動を開始
・アロンアルファドッキリがバズり、ユーチューバーとして脚光を浴びる
・ENTER MC BATTLE 2016でMCバトル初優勝を経験
・2018年にチャンネルがーどまんに楽曲「仲間」を投稿しラッパーとしてデビュー
・KING OF KINGS2018本戦出場を果たす
・2019年10月YouTubeチャンネルの登録者数が100万人を超える
・2020年7月、1stアルバム「がーどまん」をリリース
・2023年の4月と5月に凱旋MCバトルを2連覇しバトルMCとしても脚光を浴びる
・2023年11月インフルエンサーのふくれなさんと結婚を発表
大阪府岸和田市に生まれる
がーどまんは1999年に大阪府岸和田市に生まれました。自身の学生時代について語ることの少ないがーどまんですが、中学生のころからボクシングを習っていたとのこと。
2021年3月には総合格闘家である朝倉未来さんのYouTubeチャンネルにて本気のスパーリングを披露して、かなりの実力者であることがわかっています。
また、チャンネルがーどまんで活動を共にした山ちゃんやモナリザは中学生時代の同級生だったこともわかっています。
音楽については元々、HIPHOPよりもレゲエを聞くことが多かったそうで、自身が出場するMCバトルでも度々、レゲエアーティストであるアポロの楽曲「メーデー」にくらったと発言しています。
高校生時代にMYと出会い、YouTubeとHIPHOPを始める
中学を卒業し、秋桜高等学校に入学したがーどまんは、UMB2010・2011を連覇したラッパー晋平太に憧れ、HIPHOPを始めます。当時、話題の中心だった高校生ラップ選手権に出たいという思いが強かったようですが、この目標は結局叶うことはありませんでした。
ラッパーになる為に八尾サイファーや西宮サイファーなど、大阪各地のサイファーで腕を磨くことにしたがーどまん。そんながーどまんはある日、地元からほど近い春木サイファーに参加し、そこでMYと出会います。
MYのユニークさと面白さに「MY君より面白い人はおらん」と感じたというがーどまんはMYを誘い、自身のユーチューバーとしての活動も本格化。MYは就活を止め、チャンネルがーどまんの一員になりました。YouTubeでは頭の回転の早さを活かしたツッコミやキレ芸で徐々に登録者数を伸ばしていったがーどまん。
特にアロンアルファを使った過激なドッキリは視聴者にウケ始め「えぐいてぇ」の決め台詞と共に若者からの支持を集めます。ラッパーとしても2016年にENTER MC バトルを制すなど、徐々に実力を開花させたがーどまんは、YouTubeとHIPHOPという2つのジャンルで1番になるための活動を本格化させていきます。
楽曲「仲間」を投稿しラッパーとして正式にデビュー
自身のYouTubeチャンネルが人気になる一方、大好きだったはずのHIPHOPの現場で「ユーチューバー」といういじりを受け、なかなかラッパーとして認識してもらえなかったというがーどまん。
時にはラッパー仲間から楽屋に入れてもらえないことすらもあったと語っています。
しかし、2018年におこなわれたKOK西日本予選では大阪の雄BIG MOORAやふぁんくを撃破し、優勝という快挙を達成。
司会を務めていたMASTERから賞状をもらい、あまりの嬉しさに涙をこらえながらもウィニングラップをするがーどまんの姿には、多くのヘッズが共感しました。
バトルでの勢いそのままに活動を続けるがーどまんは、2018年10月に自身のデビュー作品となる楽曲「仲間」をチャンネルがーどまんに投稿。
さらに2019年1月になると念願でもあったKOK2018本戦に出場し、RAWAXXX(現MOL53)との激闘を演じたがーどまんは徐々にHIPHOPヘッズからも人気ラッパーとして歓声を浴びるようになっていきます。
1stアルバムのリリースや凱旋MCバトル2連覇などラッパーとして成長
YouTubeとHIPHOPという2つの活動をどちらも本気でおこない、実力と人気を兼ね備えるラッパーに成長したがーどまんは、大規模なMCバトル大会からのオファーが殺到する人気ラッパーに成長していきます。
そんな中で2020年には1枚目のアルバムとなる「がーどまん」をリリース。2023年になると日本でもトップクラスのバトル大会凱旋MCバトルを2連覇し、大きな話題を呼びました。
大会2連覇後には約1年ぶりのバトル復帰が発表された若手最強ラッパーAuthorityに対し「Authority君 是非1回戦目僕とやりましょう」と投稿。
2023年8月におこなわれた凱旋MC battle Special 2023 at 東京ガーデンシアターにて対戦を実現させ、大きな話題となりました。
さらに2023年11月には同じくユーチューバーでインフルエンサーのふくれなさんとの結婚も発表。自身の活動とプライベートのどちらでも絶好調のがーどまんの活躍からは今後も目が話せそうにありません。
がーどまんのベストバウトは?
がーどまんのpucho henza編集部の一押しバトルを紹介していきます。
①BATTLE SUMMIT がーどまん vs MU-TON
優勝賞金1000万円を賭けておこなわれたバトルの祭典BATTLE SUMMITの初戦。
「今日優勝すんぞ 那須川天心 ユーチューバーがいただくKING OF STAGE」と会場に応援に来ていたキックボクサーの那須川天心の名前を出しながらユーチューバーとしての自分自身を誇ったラップがカッコ良すぎます。
②真ADRENALINE 2023 がーどまん vs KT
今をときめくエンターテイナーKT(現#KTちゃん)の宣戦布告に答え実現した名バトル。
「本気で高ラに出たかった」とラップを始め、即興の韻を踏みまくるがーどまんらしさの溢れる1戦です。
③凱旋MC Battle THE GIANT KILLING がーどまん vs 輪入道
凱旋MCバトルを制し、初のビッグタイトルを獲得することになった決勝戦です。
Zeebraの楽曲「Street Dreams」をサンプリングし「不可能を可能に変えるユーチューバー」とがーどまんにしかできないパンチラインを放つ姿にトリハダ物の一戦です。
がーどまんの人気曲は?
がーどまんの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
がーどまんの人気曲①「仲間」
がーどまんのデビュー曲であり、亡くなった友人について歌った名曲です。
「周りのヤツも泣いてたくせに 次の日楽しく笑ってる」という切ない歌詞の中にリアルさを感じさせてくれます。
がーどまんの人気曲②「1ページ」
ユーチューバーとしての活動を隣で誘ってくれたMYとモナリザの2人に向けて歌った名曲。
トラブルでグループを脱退したモナリザに対し「どんな最低な別れ方でも 出会ったことに後悔はない」とメッセージを送る歌詞にグッときてしまいます。
編集部おすすめ曲「Beautiful Days」
2023年8月にリリースされた2枚目のアルバム「ROAD」への収録曲。
サビのメロディアスなフローが特徴的で、ラッパーとしての成長が良く感じられるおススメ曲です。
「巻き込んでさ、マジでごめんな こんな馬鹿みたいなどデカい夢」というリリックにもがーどまんらしさを感じさせます。
がーどまんと仲のいいラッパー
ギャグセンスも高く会話上手ながーどまんには、彼を慕うたくさんの仲間がいることでも知られています。
今回はその中でも特にがーどまんと仲が良いとされるラッパーを2人に絞って紹介していきます。
ミメイ
京都出身で同世代のラッパーミメイはがーどまんと仲が良いことで知られています。がーどまんと同じく押韻を得意とするバトルスタイルのミメイ。
しかし、バトルでぶつかった際には得意のライミングを捨て1人の友人としてがーどまんと熱い会話を交わしています。
親友同士にしかできない熱いラップの応酬に感動してしまうようなベストバウトなので、ぜひチェックしてみてください。
百足
2000年生まれで年も近く、バトルイベントなどで良く顔を合わせていたというラッパー百足もがーどまんと仲が良いことで知られています。
友人でありライバルでもある2人は度々トーナメントでぶつかり、熱いラップバトルを展開。
2019年に戦極×AsONE 戦クロ4の2on2バトルに出場した際には「チーム吉田」としてタッグを結成し抜群のコンビネーションを見せてくれました。
気になるがーどまんのアレコレ
ここまではHIPHOPとYouTubeという2つの世界で活躍を続ける人気ラッパーがーどまんについて、その人生や人気バトル等を紹介してきました。
がーどまんのファッションや最近話題になったばかりの結婚に関してのアレコレなど、気になる情報をさらに詳しく紹介いたします。
がーどまんのファッション
ラッパーとして活躍を始めた当時は白の無地Tシャツなど、シンプルなファッションが多かったがーどまん。
しかし、YouTubeとHIPHOPで成功してからはCOCORO BLANDやXLARGE、Balmainなどのブランドを着こなすオシャレ上級者として知られるようになりました。
また、相方のMYがプロデュースするブランドNasty Dogのアイテムを身に着けることも多く、自身のYouTubeチャンネルでもよく着用している様子が見られます。
がーどまんの結婚相手
がーどまんは2023年11月22日にXで結婚を発表し、大きな話題になりました。
お相手は登録者数180万人を超えるユーチューバーとして活躍しながら化粧品ブランド「CipiCipi」のプロデューサーなども務めるふくれなさんだそうです。
2022年冬にスノボをしに行き出会ったというがーどまんとふくれなさん。当時はキックボクサーの那須川天心さんやユーチューバーのヘラヘラ三銃士も一緒だったそうです。
初めはがーどまんのことを「怖い」と思ったというふくれなさんですが、徐々に恋愛関係に発展していき、今回のゴールインに繋がりました。
プロポーズの様子はYouTubeチャンネルにも投稿され、がーどまんの「辛いことに一緒に向き合いたいと思ったのは、この世でれなしかいません。一生が終わるその時まで俺が笑かし続けます。結婚してください」という言葉に涙を流しながら応じるふくれなさんの姿も収められていました。
がーどまんの人気動画
自身のYouTubeチャンネルでは過激なドッキリ動画を数多く投稿し、視聴者からの人気に日を付けたがーどまん。
特に再生回数が多いのは「友達のスイッチ冷凍庫に5時間入れて凍らせてみた」という動画で、YouTubeの再生回数は770万回を超えています。
また、活動の初期には強力接着剤のアロンアルファを使ったドッキリを多くしていたがーどまん。最近でもラッパーのRYKEY DADDY DIRTYにアロンアルファドッキリを仕掛け、話題になっていました。
がーどまんのこれからの野望とは?
ユーチューバーだけでなくラッパーとしても活躍し、大きな成功を手にしたようにも見えるがーどまん。そんながーとまんは今後、どのような野望や目標を持ち、自身の活動を続けていこうと考えているのでしょうか。
最後にがーどまん本人の語った言葉から、今後の野望について紹介していきます。
日本一のラッパーになりたい
昔からバトルが大好きでどれだけ馬鹿にされようともラップを続けてきたと語るがーどまんは、UMBやKOKなど日本最大級のバトルイベントを制し、日本一のラッパーになりたいという夢があるそうです。
FSLトライアウトで審査員を務めた時には「ラップならUMBも獲れるんじゃないか」と発言した参加者に対し「簡単にUMB獲るとか言うな。俺の夢じゃそれが」と語り、ラッパーとしてのカッコよさを見せつけてくれました。
がーどまんまとめ
「がーどまんはラッパーとして認められなかったという困難を、YouTubeとHIPHOPのどちらもで実力を認めさせることで乗り越えた。」
ラップを始めた当初はユーチューバーとしての名前が先行し、ラッパー仲間から楽屋に入れてもらえない事すらもあったと語るがーどまん。
しかしどんな周囲の声にも負けることなくラッパーとユーチューバーという2つの分野で成功を成し遂げたがーどまんは今、多くの若者からの支持を集めるエンターテイナーに成長しました。
ユーチューバーとしてみんなを笑わせながらも、ラッパーとして日本一になりたいという野望も語るがーどまん。
今後はKOKやUMBなどの大規模大会にも積極的に参戦することを表明していますので、いつの日か再び日本一を決める大舞台に上がるがーどまんの姿を見ることのできる日が来るかもしれません。