「High School Dropout」がバイラルヒット、Dex Filmzが手がけたMVはYouTubeで1500万再生を突破するなど今をときめくラッパーDADA。
2023年9月には、Watsonを客演に迎えた楽曲「Satsutaba」をリリースしました。
2018年に楽曲「Pussy」でヒットした、ラッパー太郎忍者の兄であることでも知られています。
そんなDADAの生い立ちや、おすすめの楽曲をご紹介します!Check it out!
「DADAは〇〇をという困難を、△△を貫くことで乗り越えた。」
ラッパーDADAのプロフィール
アーティスト名 | DADA |
本名 | -(れんた?) |
年齢 | 24歳(1999年10月16日 生まれ) |
身長 | – |
出身地 | 福岡県福岡市 |
拠点(レペゼン) | 福岡県 |
学歴 | – |
所属レーベル | – |
DADAのラップスタイル
DADAは、UKドリルの雰囲気を取り入れたものから、トラップやハイパーポップな楽曲まで、幅広いサウンドでラップを制作しています。
自身の内面を赤裸々につづった、情緒的なリリックが印象的です。
DADAの名前の由来
高校生を中退し家計を支えて来たDADAの誕生日を、母親がケーキに「れんたパパ」と書いて祝ったことが、DADA(ダダ)という名前を思いついたきっかけです。
また、芸術運動のダダイズムも名前の由来となっています。
KOHHをきっかけにラッパーを志したDADAの人生
福岡県福岡市早良区野芥で生まれる。
父母と弟2人、家族5人で暮らす。
小学校3年生の時に父親が蒸発。母子家庭となる。
中学3年の時、A$AP Rockyを入り口にヒップホップを聴き始める。
家計を助ける為、高校を中退し、働きだす。
KOHHをきっかけに自身もラップを始め、地元野芥の幼馴染らとNokeyBoyzを結成。
福岡で、現役高校生クルーとして活動。
弟の太郎忍者は楽曲「pussy」でヒット。
1stアルバム「Yours」、続いて「Mine」をリリース。
「Yours」に収録されている「High School Dropout」はバイラルヒット。
「POP YOURS 2022」に出演。
2023年9月「Satsutaba feat.Watson」をリリース
福岡県 野芥の団地で生まれ育つ
DADAは、199福岡県福岡市早良区野芥の団地で育ちました。
父母と弟が2人、5人家族で過ごしていた頃は、家にお金があり欲しいものはなんでも買ってもらっていたといいます。
父親の蒸発
DADAが小学校3年生の時に、父親の消息が途絶えます。DADAは父親について、一般人ではなかったと語っています。
家に危険なものがあったり、誰かをボコボコにしている所を目撃したことがある、と当時を振り返っていますが、幼かったDADAはそれをおかしいとは思わず、かっこいいと思っていたそうです。
父親が消息不明となり、母親がずっと泣いている所を見たDADAは、自身の感情を抑えて我慢するようになりました。
KOHHの影響でラップを始める
中学3年生の時、A$AP Rockyを聴いたDADAはヒップホップに魅了され、次第にハマっていったDADA。しかし、当時は日本のラッパーを知らず、自分でラップをやろうという発想がなかったのだとか。
そんな時、街中で電柱に貼ってあるKOHHのフライヤーを見つけます。
KOHHを調べ、「日本語なのにA$AP Rockyと同じやん!」と衝撃を受けたDADAは、その日から楽曲制作を始めます。
地元の仲間と、クルー「NokeyBoyz」を結成
DADAが15歳の時に、ラッパーのAZUと一緒に始めたクルー「NokeyBoyz」。
名前の由来は、地元の知名「野芥(のけ)」で、小・中学生の頃からの幼馴染がメンバーです。
当初は、地元福岡の大人に協力してもらい、現役高校生クルーとしてイベントに出してもらうなど活動をしていました。
「Yours」「Mine」のリリース、「High School Dropout」のヒット
イベントでの活動をしばらく控えるも、楽曲の制作を続けていたというDADA。
ひたすらに作っていた楽曲を、「Yours」と「Mine」2つのアルバムで発表しました。2年ほど、リリースのタイミングや作戦を練っていたのだとか。
「Yours」に収録された「High School Dropout」は、Dexfilmzの制作したMVの魅力も相まってバイラルヒット。Tik Tokを中心に拡散され、DADAの名を一躍有名にしました。
DADAは、アルバムの他の曲についても、「High School Dropout」と同じような可能性を秘めた自信作だと語っており、これからの楽曲も含め全部聴いてほしいとファンにメッセージを伝えています。
DADAをはじめ多くのラッパーから愛されているVape Maniaがマジでチルと話題です!
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DADAの人気曲は?
DADAの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
DADAの人気曲①「High School Dropout」
自身の家庭環境をリアルなリリックにのせた、DADAの名を一躍有名にした一曲。
「いつか有名になって父親に見つけてもらってまた会いたい」と考えていたというDADA。切実な胸の内が繊細に描かれています。
DADAの人気曲②「DOWN」
DADAの1stアルバム「Yours」に収録されている一曲。
自身の孤独と彼女への想いが詰まったリリックと、楽曲にマッチしているMVは必見です。
DADAの人気曲③「Satsutaba (feat. Watson)」
共に、KOHHに影響を受けたというDADA、Watson。
そんな二人がコラボしガチガチにラップしている、2023年必聴の一曲です。
編集部おすすめ曲「Welcome to Nokey(feat.太郎忍者)」
実の弟、太郎忍者とのフィーチャリングソング。
地元野芥(Nokey)のリアルな現状と、ここからビッグになっていくというDADAのハングリーな一面が覗く一曲です
DADAと仲のいいラッパー
DADAと親交のあるラッパーをご紹介します。
KOHH
東京都北区王子出身のラッパー。DADAがラップを始めるきっかけとなった人物です。
両者とも喋るタイプではなく、会話は弾まなかったようですが、DADAは、KOHHがDADAという名前を褒めてくれ、福岡のライブでは何回も名前を読んでくれた事が嬉しかったと語っています。
LOX(Deep Leaf)
福岡で結成されたクルーDeep Leafの一員。DADAとは、LOXが16、17からの知り合いで仲が良いのだとか。
LOXは、ラップを始めたきっかけとしてDADAの名前を挙げ、「あの人はまじでかっこいいっすね」と語っています。
気になるDADAのアレコレ
ラッパーDADAの気になるアレコレについて紹介します!
DADAのファッション
NikeやPumaなどのスポーツブランドから、CELINEやPRADAなどハイブランドまでそつなく着こなしているDADA。
自身が所属するNokeyBoyzのロゴTシャツや、映像制作チームDex filmzのアパレル、ラッパーKOHHのディレクションするアパレルブランドDogsなどのアイテムを着用してる様子もSNSにアップしています。
DADAのタトゥー
DADAのトレードマークとも言える、胸元にある5つの「愛」のタトゥー。
DADAはこのタトゥーについて「愛見えんし5人家族やけん5個入れようみたいな感じです。」とコメントし、刺青を入れていた父親への憧れからタトゥーを入れることが夢だったと話しています。
母親はタトゥーに反対だったため、始めはこっそりと入れていたのだそうです。
DADAの彼女
DADAの彼女は、High School DropoutやDOWNなどMVにも出演しており、Instagramなどでも仲の良さそうな様子を見ることができます。
弟は、ラッパー太郎忍者
DADAの弟は、2018年楽曲「pussy」で注目を集めた太郎忍者です。
「pussy」の制作にはDADAも関わっており、「一緒にビート流しながらシャワー浴びよって、適当に歌っていたらできた感じ」だったと振り返っています。
DADAのこれからの野望とは?
地元福岡から飛び出し、一躍日本のヒップホップシーンに踊り出たDADA。
今後の活動をどのように考えているのでしょうか?
地元福岡を大きくしたい。
Deep LeafやWavementなど、同年代のラッパーの名前をあげ、福岡のシーンを面白いと語るDADA。
自身が福岡を飛び出し、活躍することで、他の福岡のシーンにも注目が集まっていって欲しいと考えているようです。
また、現在福岡を離れるつもりはないとも語り、地元野芥にスタジオを構え活動を行っています。
USヒップホップに肩を並べたい。
まだまだUSのヒップホップに届いていないと自身の楽曲を振り返るDADAは、USのヒップホップに肩を並べたい、アメリカにも行きたい、と語っています。
ラッパーDADAまとめ
「DADAは自身の生い立ちを、家族を大切にする気持ちを貫き、乗り越えた。」
ラッパーDADAは、自分と似た境遇の人に向けて、
自分が間違っているわけではないし、自分のことを不幸だと思わないで欲しいです。僕は自分のこと不幸だと思ったことないんで。家族を大事に、頑張ってほしいです。
と、メッセージを送っています。
突如環境が大きく変化し揺らぐ中でも、家族や周りの人を大切にするDADAの姿勢は貫かれています。
胸の内をリリックで吐露しながらも、真っ直ぐ夢に向かってハングリーに突き進む、そんなDADAのこれからの活躍に目が離せません。