Tik TokでバズっているLANAの「TURN IT UP」に客演として参加しているラッパーCandee。
川崎をレペゼンするBAD HOPのYZERRやフリースタイルバトルの審査員を務めるAKLOなど、
名だたるラッパーとも次々と楽曲制作を発表しています。
そんなCandeeですが、華々しい経歴の裏には様々な苦悩がありました。
彼の曲に込められた思いや、経歴を紐解くことでヒップホップをもっと楽しめること間違いなし!
それでは早速Check it out !
「 Candeeは〇〇な困難を△△で乗り越えた」
Candeeのプロフィール
アーティスト名 | Candee |
本名 | 非公開 |
年齢 | 25歳(1998年生まれ) |
身長 | 180cm前後 |
出身地 | 神奈川県川崎市 |
学歴 | 高卒 |
拠点(レペゼン) | 川崎市 |
所属レーベル | SELF MADE |
川崎市南部出身で極貧の家庭に育ったCandee。
アーティスト名の読み方はCandee(キャンディー)で年齢、本名は非公開です。
Candeeのラップスタイル
Candeeのラップスタイルは、USのドリルやトラップといったローテンポで暴力的な歌詞が使われるスタイルを意識しています。
自身の極貧時代の生い立ちから、家庭環境をリリックに綴るにはUSヒップホップが合うのかもしれませんね。
極貧時代の経験からハングリーさが出ている歌詞に注目です。
Candeeが影響を受けたアーティスト
Candeeが影響を受けたラッパーはBAD HOPです。
BAD HOPのデビュー以降、川崎出身であればBAD HOPに憧れてラップを始めたラッパーも多いのではないでしょうか?
CandeeもBAD HOPに憧れ、ウェッサイ系のファッションを真似していました。
音楽スタイルよりもBAD HOPのアーティストとしての姿に憧れを抱いています。
極貧の幼少期から始まるCandeeの人生
1999年に生まれ、埼玉で暮らす。
友だちがサイファーをしていたことがきかっけでラップを始める。
Snozzzと出会う。
Deechの影響で本格的にラップを活動する。
幼なじみのSnozzz、DeechとOGFを結成。
KOWICHIが手がけるレーベルSelf Madeに加入する
極貧の幼少時代
Candeeは幼少期に極貧生活を経験しており、川崎のサウスサイド(南部)で育っています。
川崎市の南部は川崎のなかでも治安が悪く、そのような土地柄、家は風呂なしでライフラインも止まってしまうような家庭環境でした。
Candeeのダークサイドなリリックは、環境の影響を受けたのではないでしょうか。
中学生でラップに出会う
Candeeは中学校でラップと出会います。
ヒップホップにハマったことをきっかけにダンスを始めますが、ダンスは長く続かずやめてしまいます。
ダンスを辞め、何もやることがなくなった時にSnozzzと出会いました。
周りにラップをやっている友だちが多かったのもあり、サイファー(ラッパーが円になってフリースタイルをする)に混ざったのがきっかけだったのです。
ラップ仲間と出会った高校時代
SnozzzとCandeeは中学から仲が良かったそうです。
Deechと出会ったのは、Candeeが道がわからず尋ねたことがきっかけでした。
高校生ながらタバコを吸って「あっち。」と案内したのがDeech。なかなか変な出会い方をしていて面白いですね!
DeechとSnozzzは同じ高校に進学し、今や音楽プロデューサーとして活躍しているyonkeyの自宅に行き、楽曲を製作し続けていました。
OGFとしてデビュー
OGFとはCandee、Snozzz、Deech他2人で構成されたグループです。
OGFはOnly Grizzly Familiyの略でメンバーがハードな曲調が好きなことで獰猛な熊をイメージしています。
Grizzlyは他の熊と毛色が違うことから、自分たちはラッパーたちとスタイルが違うということを表しています。CandeeはSnozzz、Deechの音楽が好きでストイックな2人と出会い、楽曲作成に真剣に取り組んでいきます。
彼らは一緒の家に住み、機材を揃え楽曲作成をし続けていました。
OGFがどれだけストイックに音楽と向き合ってきたか感じられますね。
デビュー後
Candeeはデビュー後、プレイヤーだけではなく楽曲作成にも力を入れています。
楽曲ではトレンドやキャッチーさを意識して作曲しています。
歌いやすさを重要視して、Hip Hopに親しみやすいように楽曲を作成しているのが感じられますね。
アーティストのプロデューサーとしても今後に期待できます。
Candeeの人気曲は?
Candeeの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
Candeeの人気曲①「YUTO & DopeOnigiri – ASOBI (feat. Candee & Playsson)」
「ASOBI」はCandee達の遊び方に着目し、DJコンペティションの世界チャンピオンであるYUTOそしてDopeOnigiriによって作られた楽曲です。
CandeeとPlayssonが放つ派手な遊び方と下ネタを交えたリリックは曲調にマッチしていてバイブスが上がる1曲となっています。
Candeeの人気曲②「Candee – Candemic」
CandemicはCandeeのファーストシングル曲。
歌詞からも捉えられるように今からHip Hop界で成り上がっていく気持ちが感じられるリリックです。
Candeeの特徴であるパーティライクな楽曲は聴いていて中毒性があります。
Candeeの人気曲③「Candee – Ok Ok feat. AKLO」
Ok Okは数多くのフリースタイルバトルで審査員も務めるAKLOを迎えた楽曲です。
CandeeはAKLOに目をかけてもらい感謝している様子をリリックしてます。
AKLOは自身が目をかけてきたラッパーがHip Hop界で活躍していく嬉しさを綴ったリリックを楽曲に乗せ心地よい1曲です。
編集部おすすめ曲「Karma」
Karmaはどこか海岸部を思わせるようなローテンポで優しい曲調になっています。
しかし、Candeeが放つリリックは自分のこれから作っていく人生は必ず成り上がっていくというハングリーさが詰まった1曲です。
心地よい曲調に想いのこもった曲になっているので、編集部が自信を持っておすすめします。
Candeeと仲のいいラッパー
Candeeは川崎市出身のアーティストと仲が良く、多くの先輩ラッパーにフックアップしてもらっています。
関係が深い2名のラッパーを紹介していきます。
AKLO
日本の若手Hip Hop界を牽引しているAKLO。
Candeeが17歳の無名時代からAKLOは彼に目を付けました。
CandeeとAKLOは楽曲「Ok Ok」でコラボしてます。
AKLOがCandeeを引き上げ、Candeeが成長しAKLOと共に楽曲を出すという姿に感動しますね。
KOWICHI
KOWICHIは神奈川県川崎市で活動しているラッパーです。
ハードな曲からメロディアスな曲まで多彩に使い分けるアーティストとして有名です。
Candeeは現在、KOWICHIが代表を務めるレーベル「SELF MADE」に所属していますが、
楽曲作成やMVへ参加するなど共に活躍の幅を広げています。
気になるCandeeのアレコレ
Candeeはラッパーとしての活動だけに留まらず、様々な分野での活躍が多くみられます。
ここでは、各分野での活動を紹介していきます。
Candeeのファッション
Candeeは自身のSNSでファッションを発信するなど、ファッショントレンドにも敏感なラッパーです。
ファッションでもUSのトレンドを意識しつつハイブランドを着用しています。
なかでも、Burberryは曲中にも出てくるくらい愛しているブランドであることがうかがえます。
Candeeのタトゥー
Candeeは首と左腕にタトゥーが入っており、特に首に入っているト音記号に稲妻のタトゥーはCandeeのシンボルにもなっています。
神奈川県出身のDS455のKayzabroが手がけるジュエリーブランドAVALANCHEとのコラボでCandeeのタトゥーをデザインしたジュエリーとキャップが発売されています。
Candee所属のレーベル
KOWICHIが代表を務める「SELF MADE」に加入し、KOWICHIを始めレーベルの仲間たちへの楽曲提供などでフックアップしています。
こういった活動からCandeeは仲間想いであるということが感じられますね。
Candeeのこれからの野望とは?
地道な活動を経て徐々に頭角を現してきたCandeeですが、今後はどのような野望があるのか紹介していきます。
世界に通用するラッパーになりたい
Candeeの今後の目標は日本から世界に通用するラッパーとして活躍することです。
韓国人の両親のもとに生まれたCandeeですが、韓国語も英語も話せません。
ですが、話せないからこそ日本語で世界に通用するラッパーになるんだとCandeeは語っています。
逆輸入ラッパーとして世界で活躍してほしい実力系ラッパーですね。
ラッパーCandeeまとめ
「Candeeは貧困という困難を、素晴らしい仲間に出会いで乗り越えた。」
今回は神奈川県川崎市出身のラッパーCandeeについて紹介しました。
極貧だった幼少時代を過ごした彼はハングリーさが強いことが感じられます。
ハングリーさが備わっているCabdeeなら目標である世界進出を必ず叶えてくれることでしょう。
Candeeが今後どんな形で世界に羽ばたいてくれるのか目が離せませんね。