高校生ラップ選手権で6回連続出場を果たしたことでヒップホップファンに人気のあるHARDY。
独特なフローや冴えたワードセンスで、さまざまなラップバトルで会場を沸かせる期待の若手ラッパーです。
そんなHARDYは、学生時代から世間への違和感や疑問を持ち続けていた彼がラップと出会い、自分を表現できるまでの人生を歩んできました。それでは早速 Check it out!
「HARDYは〇〇という苦悩を、△△で乗り越えた。」
ラッパーHARDYのプロフィール
アーティスト名 | HARDY |
本名 | 松田隼人(まつだはやと) |
年齢 | 23歳(2000年9月23日 生まれ) |
身長 | 173cm |
出身地 | 大阪府西成区¥ |
拠点(レペゼン) | |
学歴 | 高校中退 |
所属レーベル | 一二三屋 |
HARDYは2000年に大阪府の西成区に生まれ育ちました。
現在は、一二三屋のレーベルに所属しながら本格的な音楽活動をしています。
HARDYのラップスタイル
HARDYのラップスタイルは独創的で、どんなビートでも乗りこなす柔軟なビートアプローチとワードセンスが魅力です。
彼のフロウは人によって好き嫌いが分かれますが、フロウで場を沸かせ、対戦者同士が鼓舞するような流れに持っていくというのが彼のスタイルとなっています。
HARDYの名前の由来
HARDYの名前の由来は、アメリカ出身のプロレスラー「ジェフ・ハーディー」から取ったもので、読み方も「ハーディー」です。
兄の影響から始まるHARDYの人生
大阪府西成区に生まれる
ラップをやっている先輩の誘いでラップに触れるようになる
14歳の時に兄から「高校生ラップ選手権」について知り、ラップを始める
高校1年生で高校中退
中退後は、高校生ラップ選手権に6回連続で出場し、4回目出場で優勝を勝ち取る
優勝した高校生ラップ選手権で披露した楽曲が配信される
一二三屋レーベルに所属して本格的な音楽活動をする
14歳の時にラッパーに目覚める
HARDYは、ラップをやっている先輩に誘われてラップに触れるようになりました。また、兄から高校生ラップ選手権について聞いたことをきっかけに自身でもラップを始めるようになりました。
仲間内でフリースタイルをするところから始めたHARDYは、心に抱えていたやり場のない思いや、自らの生き様をラップを通じて表現する道に没頭していきます。
高校1年生で中退
もともと社会の枠組みの中に自分が所属することに違和感を持っていたHARDYは「なぜ学校は同じような教育を受けさせ、同じような人間になれと強要するのか」という疑問を抱きながら学校生活を送っていました。
しかし、同級生によって汚名を被せられ自宅謹慎の処分が下るなど、先生からの理不尽な扱いに嫌気がさしたHARDYはそのまま高校を中退。家族に見つからないように、学校に行くふりをしながらやり過ごす日々でした。
高校生ラップ選手権に出場
HARDYの名前が世間に知れ渡るようになったきっかけは、高校生ラップ選手権でした。オーディションに勝ち抜いた16名が即興ラップで競い合って日本一を決める大会に、HARDYは6回連続で出場して話題となりました。
4回目の出場で優勝の美を飾ったHARDYは、LINE RECORDS賞を受賞し、LINE MUSICから楽曲が配信されるなど、さらに活躍の場を広げていきます。
一二三屋レーベルで本格的な音楽活動を始める
HARDYはその後、HIDADDYが主催する一二三屋レーベルに所属し、本格的な音楽活動を始めました。
一二三屋は、アパレルブランドも展開しており、HARDYは抜群のファッションセンスとルックスから多くの支持を集めています。
CDをリリースして快進撃を続ける
現在は一二三屋からCDをリリース、ラップバトルイベントへの出場、ライブを開催するなど幅広く活動しながら全国を飛び回っています。
HARDYのベストバウトは?
HARDYのpucho henza編集部の一押しバトルを紹介していきます。
①FINAL 早雲 vs HARDY:口喧嘩祭×KOK
HARDYが優勝した早雲との決勝戦で、見事なベストバウトを披露していました。「あんたが似合うのは、口喧嘩じゃなくて、口達者」という核心をつくワードセンスで会場を沸かします。
②戦極MCバトル 第16章vs TK da黒ぶち
HARDYが勝利したフリースタイルダンジョン3代目モンスターTK da黒ぶちとの対戦でも、ベストアウトが繰り広げられました。TKらしいワードセンスとフロウに対し、「ないとフライト、最近の若手は、意外と怖いぞ」とHARDYらしい独特なテンポとフロウで盛り上げました。
HARDYの人気曲は?
HARDYの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
HARDYの人気曲①「ARE YOU READY」
HARDYの代表曲でもあるこの曲は、高校生ラップ選手権で優勝を果たした楽曲です。HARDYの等身大のリリックと、「DJ Mitsu the Beats」というトラックメイカーのビートが魅力です。
HARDYの人気曲②「NORMAL DAY」
一二三屋からリリースされた楽曲で、YouTubeで10万回以上再生されるほど人気の一曲です。オシャレなビートとHARDYの居心地いいラップが耳に残る曲となっています。
編集部おすすめ曲「Young Yujiro – Shinogi(Feat. HARDY)」
お勧めするのは、Young Yujiroの楽曲に参加したこちらの楽曲です。出身地である大阪の街並みに溶け込んだそれぞれの独特なフローは、聞けば聞くほど中毒性がある曲となっています。
HARDYと仲のいいラッパー
2000年生まれのラッパーとして名を馳せるHARDYは、ゼロゼロ世代とも言われています。
同世代には、薬の疑惑もあった百足、高校生ラップ選手権で優勝したCore-Boyなど、次世代を担うラッパーたちが揃っています。HARDYも期待の若手ラッパーとして活躍を広げている一人です。
じょう
高校生ラップ選手権の覇者であるじょうとは、プライベートでも親交が深いほど仲が良いです。
同じ大阪出身で3歳年上のじょうを、HARDYは兄のように慕っています。
韻マン
HARDYと韻マンは同じくゼロゼロ世代ということもあり、仲が良いです。
韻マンの「話せば長いしシンプルで良い」にもフィーチャリングするなど、音楽仲間としても共に切磋琢磨しています。
気になるHARDYのアレコレ
気になるHARDYのアレコレについて解説します!
HARDYのファッション
HARDYは所属する一二三屋のアパレルショップの店員としても働いているため、アメカジファッションを中心としてオリジナルアイテムを着用していることが多いです。
ファッションセンスも抜群なので、ライブに着用するアイテムも話題になります。
HARDYの彼女は?
凛々しい顔立ちでルックスの良さとファッションセンス、確立した世界観の持ち主であるHARDYには、女性のファンも多くいます。
2015年にはSNS上で彼女と思われる投稿はあったものの、それ以降彼女を公言していないため、残念ながら現在彼女がいるかどうかは、明らかになっていません。
HARDYのこれからの野望とは?
高校生ラップ選手権で見事優勝を飾ってから、楽曲制作やライブを中心に活躍の幅をどんどん広げるHARDY。
進化を問われるラップのスタイルですが、HARDYは今後も今の自分のラップスタイルを貫いて活躍していきたいと語っています。
ラッパーHARDYまとめ
「HARDYは社会に一員に属するという苦悩を、ラップで表現することによって乗り越えた。」
社会の一員に属するという常識に違和感をもつことは、誰しも一度は経験したことはあるのではないでしょうか?
HARDYはそんな自分の考えに真っ向から向き合い、日々感じていた苦悩から、ラップで自分自身を表現する方法を見つけ、確固たる信念を貫いています。
自分の意思を貫き通しているHARDYの想いが詰まった代表曲である「ARE YOU READY」は、ぜひ聴いてみてください!
これからHARDYは私たちにどんなメッセージを表現してくれるのか、活躍に期待しています!