「第16回高校生RAP選手権」では優勝を遂げ、その名を知らしめたRed Eye(レッドアイ)。
2023年にリリースした3rdアルバム「MOTHER EARTH」では、D.Oや、漢a.k.a.GAMI、AKLOなど第一線で活躍するラッパーを客演に迎えています。
D.Oの「悪党の詩」に憧れラップの世界に飛び込んだRed Eye。その生い立ちやおすすめの曲をご紹介します!Check it Out!
「Red Eyeは〇〇を辞め、△△を貫いた。」
Red Eyeのプロフィール
アーティスト名 | Red Eye |
本名 | 宮本大地 |
年齢 | 22歳(2002年2月23日 生まれ) |
身長 | – |
出身地 | 大阪府 |
拠点(レペゼン) | 大阪府 |
学歴 | 大阪市立加賀屋中学校 |
所属レーベル | – |
Red Eyeのラップスタイル
「レゲエとヒップホップのハイブリット」というキャッチコピーの通り、レゲエ調のフロウと、ハイトーンでしゃがれたような独特な声質が個性的なラップスタイルです。
Red Eyeは、地元大阪ではレゲエカルチャーが盛んで、小学生の頃はレゲエを良く聴いていたと語っています。
キャッチーでパワフルなフックで、会場を盛り上げるライブパフォーマンスに定評があります。
Red Eyeの名前の由来
Red Eye(読み方 レッドアイ)の名前は、いつも目が赤いと先輩に言われたことから名付けました。
「中学校の体育館の裏などで、モクモクと煙を上げて違法な植物を吸っていた」とも過去に語っているRed Eye。この辺りのエピソードも、赤い目の由来の一つかもしれません。
反骨精神から始まるRed Eyeの人生
・大阪市住之江区で生まれる
・3つ年上の兄に憧れ野球をして過ごす少年時代
・不良に憧れる中学時代
・D.O「悪党の詩」に影響されラップを始める
・高校生ラップ選手権出場 第12、13、14、16回に出場。第16回では優勝を納める。
・「少年A」「Dear Family」はiTunesのヒップホップジャンルで1位を獲得
・アルバム「LIVING」、「LEGEND」をリリース。
大阪市住之江区で生まれる
西成の隣の地区、大阪市住之江区、父母と3歳年上の兄がいる4人家族に生まれました。
住之江区は、ドヤ街と呼ばれている西成の隣に位置しており、ドラッグの売人が多い地区であるとRed Eydは説明しています。
物心ついた頃には父親は家におらず、4年に1度、家に戻ってくる存在でした。
3歳年上の兄に憧れ、野球をしていた少年時代。負けず嫌いな性格のため、本気で取り組んでいたといいます。
不良に憧れる中学時代
Red Eyeは、中学に入ると野球を辞めて、格闘技をしたり喧嘩をするようになりました。
そして、薬に手を出したことをきっかけに本格的に不良の道へと進み出します。
不良として活動するうちに、父親もかなりの不良だと知ったRed Eye。
自身も不良になれば父親に会えるのではないか、父親を超えてお母さんに対して謝らせたいと考えていたと語っています。
D.O「悪党の詩」に衝撃を受け、ヒップホップに魅了される
そんなRed Eyeをヒップホップに目覚めさせた曲は、D.O「悪党の詩」。年上の先輩に「悪党の詩」を教えてもらい、バリヤバいなと思ったというRed Eye。
高校生ラップ選手権やMCバトルの存在を知り、自身もラップを始めます。
友人達と公園でラップをすることから始め、大人のサイファーにも参加するように。
中学2年生の時、大阪のアンダーグラウンドの会場で初めてライブに出演、その後もライブの回数を重ねて経験を積んで行きました。
高校生ラップ選手権 出場
2017年、15歳の時に第12回高校生ラップ選手権に出場。ベスト4入りし、会場を沸かせました。
高校生ラップ選手権に出場するにあたり、不良か音楽、どちらの道に進むかを考えたRed Eye。
音楽の道に進むと決意した時、自身の価値観にも大きな変化があったと言います。
その後、第13回ではベスト16、第14回では準優勝。そして第16回高校生ラップ選手権にて悲願の優勝を納めました。
Red Eyeは、高校生ラップ選手権以降、フリースタイルバトルには出ずに音源のリリースを主として活動しています。
デビュー
EP「食わずに吸うだけ」でデビューを果たし、同年にリリースした楽曲「少年A」はiTunesのヒップホップジャンルで1位に。
その後、アルバム「LEGEND」「LIVING」をリリース。
2023年にもアルバム「MOTHER EARTH」を発表し、沢山の楽曲を世に送り出し活躍しています。
Red Ryeのベストバウトは?
高校生ラップ選手権で名をあげたラッパーRed Rye。高校ラップ選手権までの人気バトルを紹介します!
Red Eye vs TERU 丨第12回高校生ラップ選手権 2nd ROUND
「音の上ならば誰よりもフリーダム」など、レゲエ独特のフローで会場を沸かせた名バトル。
高校生ラップ選手権に残るベストバウトです。
編集部おすすめ|高校ラップ選手権全バトル
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Red Eyeの人気曲は?
Red Eyeの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
Red Eyeの人気曲①「少年A」
iTunesラップジャンルで1位を獲得。Red Eyeが初めて書いた楽曲です。
タイトルから、酒鬼薔薇聖斗を連想するヘッズもいるようですが、少年Aと呼ばれたこともあると自身の過去を振り返りつつ、将来への決意表明をリリックに綴っています。
Red Eyeの人気曲②「Red Eye × OVER KILL (FUJI TRILL & KNUX )- POCKET」
初期のバージョンはポケモンのシオンタウンのBGMをトラックに使っており、任天堂への著作権侵害のため現在サブスクでは配信されていません。
トラックを変更した新バージョンがリリースされています。D.OとJin Dogg、ANAECHYとのコラボシリーズも話題となりました。
Red Eyeの人気曲③「ASIAN CINEMA」
2023年9月にリリースされたRed Eyeの最新曲。「環境すら自分で変えた」というリリックの説得力とパワーが凄いです。D.OやSALUも出演するMVも必見です。
編集部おすすめ曲「CBD(Remix) feat. Red Eye, D.O |D.O × VapeMania」
「これ合法です。これ本当です。厚生労働省からも出されてるOkay」という歌詞が脳に焼き付いて離れません。KOHH、Red Eye、D.O.の仲良しそうなMVにも注目です。
実は楽曲「CBD」の制作はCBDブランドのVapeManiaが手がけています。
合法でチルな気分を味わえると、多くのラッパーが愛用するCBD。大麻から抽出される成分のうち、厚生労働省からも認可を受けている合法な成分がCBDです。
CBDの中でもマジでキマるCBPという成分がヤバいので気になる人は読んでみてね!
Red Eyeと仲のいいラッパー
一番を目指し戦っている状態だから、同世代のラッパーとは合わないとも語るRed Eye。
レジェンドと呼ばれるラッパー達と交流し、その生き方やスキルを学び、成長を続けているようです。
Red Eyeと親交のあるラッパーをご紹介します。
D.O
Red Eyeがラップを始めたきっかけでもある憧れの存在のD.O。
「ホンマの不良なのに、ラップでもスキルがあってヤバい」と、その影響の大きさを語っています。
Red EyeとD.Oによる「悪党の詩 REMIX」は、両者のヒップホップ観がビシバシ感じられる必聴ソングです。グッズTシャツも可愛いのでCheck it out!
ANARCHY
高校生ラップ選手権に出場した際に、審査員として来ていたANARCHY。
更生したらCDを持ってこい、一緒に曲を作ろうと言ってくれたのだとか。
Red EyeはANARCHYを「本当にラッパーだな、キングだなと思う」と語っています。
ANARCHYとの収録の際には、4、5テイクで仕事を終わらせるそのスキルに驚いたのだとか。
気になるRed Eyeのアレコレ
気になるRed Eyeのアレコレについて紹介します。
Red Eyeのファッション
Red Eyeの個性的なファッションにも注目が集まっています。
髪型は、サイドを刈り上げたブレイズヘア。先端にビーズをつけたり、編み込むエクステの色を変えたりとアレンジしています。
服装は、GRIMEY、RIPNDIPなどのブランドを、ゆるっとしたシルエットで着こなしています。VERSACEのアクセサリーを愛用しているともインタビューで話しています。
Red Eye 逮捕?
RED EYEがパクられてた。
— Z李 🇺🇦 NO WAR 🕊 (@ShinjukuSokai) May 11, 2022
結構売れてた若手なんだけどラッパーはこれがあるからなと改めて思った。
D.Oくんと曲作ってると聞いてたから残念だよ。20日だといいな。 pic.twitter.com/hdwhJ2kRWp
インフルエンサーZ季が、Red Eye逮捕の一部を撮影し、ポストした騒動。
こちらは、「Dangerous Original feat.D.O」のプロモーションの一環で、MVの撮影のワンシーンをフェイクニュースとして流したものでした。
Red Eyeのこれからの野望とは?
Red Eyeのこれからの野望について解説します。
日本を出て、海外で活躍したい
Red Eyeは、自身の名を全国に轟かせたいと高校生ラップ選手権に出場しましたが、優勝後には「将来的には日本を出て海外でやりたい」と、その目は既に世界を見据えていたようです。
22歳でラッパー最年少として武道館に立つことを目標とし、その後海外に行き活躍したいと今後のプランを考えているようです。
ラッパーRed Eyeまとめ
「Red Eyeは環境のせいにすることを辞め、嘘をつかずに自分のヒップホップを貫いた。」
Red Eyeは貧困地区出身、自身も以前は不良だったというバックグラウンドを持っています。
しかし、問題がある中でのリアルや心の痛みを、嘘をつかずに表現するヒップホップと出会ったことで、人生観を一変させました。
未来の自分に問う
一体お前はなにしてるの?
反骨精神さ環境のせいにしない
Red Eyeが気になった方は、現在催行中の全国クラブツアーを要チェックです!