ラッパー唾奇の人生が凄すぎる!壮絶な生い立ちから最新の人気曲まで徹底解説

2017年、トラックメイカーSweet williamとの共作アルバム「Jasmin」が話題を呼び、一躍その名をヒップホップシーンに知らしめたラッパー唾奇

近年では、BASIとの「愛のままに (feat. 唾奇)」や、OZworldの「NINOKUNI (feat. 唾奇)」、変態紳士クラブのGeGの楽曲「EDEN (feat. にしな, 唾奇)」に客演出演するなど活躍を続けています。

2025年には武道館公演「Camellia」を開催し、その勢いは止まることを知りません。

そんな順風満帆な人生を歩んでいるような唾奇ですが、実は壮絶な過去がありました。本記事では、唾奇の壮絶な生い立ちや、おすすめの楽曲などについてご紹介します。それでは早速Check it out!
 

pucho henza

唾奇は〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」

目次

唾奇のプロフィール

アーティスト名唾奇
本名新城安成
年齢34歳(1991年8月4日生まれ)
身長 
出身地沖縄県那覇市
拠点(レペゼン)沖縄県
学歴高校卒業
所属レーベルPitch Odd Mansion、604 、Final Weapon Company

唾奇はPitch Odd Mansion、604 、Final Weapon Companyのいくつかのレーベルに所属しています。

唾奇をはじめとしてHANGやMAVELなど、多数の実力はラッパーが所属していることも有名ですね。もともとMAVELが住んでいたワンルームマンションに唾奇が一緒に住み始めたことが604結成のきっかけです。

604の名前の由来は、住んでいたワンルームが604号室だったからです。


唾奇のラップスタイル

荒んだ家庭環境をバックボーンに、毒気が強いリリックで等身大の日常を描いてます。

しかし、「ラップはギャグ」「クスッと笑わせたい」と唾奇が語るように、そのラップスタイルと軽妙なフロウは耳馴染みが良く、ヒップホップ好きだけでなく多くのファンを魅了しています。

唾奇の名前の由来

唾奇(読み方 つばき)の名前の由来は、漫画ソウルイーターのキャラクター椿から来ています。

当時ギャル男だった唾奇は、そのまま椿だとホストっぽいと考えて汚い字面になるよう、漢字を当てました。

ニコニコ動画で活動していた時代は、MCもやしもんを名乗っていました。

極貧の幼少期から始まる唾奇の人生

幼少期〜小学生時代

沖縄那覇生まれ。
・幼い頃に両親は離婚。母親も家にあまりおらず、祖母に育てられる。
・小学6年生の時に、姉の彼氏の影響でキングギドラの「トビスギ」を聴きヒップホップを知る。

中学時代

中学生の時に、ヒップホップがブームに。
・ウェッサイのイベントに行っていた唾奇は、始めはダンサーとしてイベントに参加していたが、次第にラップをするようになる。

高校時代

・2年遅れで高校に進学。
・高校でラップに詳しい友人ができ、自身もネットラップをするようになる。

ラッパーとして活動

・自身でパーティー「HITOBASHIRA」を企画しラップをする。
・トラックメイカー Sweet williamと当時唾奇が働いていた沖縄のバーで知り合う。
・Sweet william と共作アルバム「Jasmine」をリリース。

現在

・OZworldの「NINOKUNI (feat. 唾奇)」、GeGの楽曲「EDEN (feat. にしな, 唾奇)」にフューチャリングするなど活躍中。
・2025年に武道館で初のワンマンライブを開催

沖縄那覇に生まれる

唾奇は、沖縄那覇市寄宮で生まれました。両親は離婚し母親はあまり家におらず、姉と二人、祖母に面倒を見てもらい育ちました。

また、3つ年上の姉が近くの商店で万引きしたものを食べて過ごしていたなど、大変な思いをして暮らす幼少時代でした。

学校でカレーライスを作る為にニンジンが必要と母に話をした唾奇でしたが、ニンジンを祖母の家に取りに行ったっきり母親が家に戻ってきませんでした。

姉の彼氏が流していたキングギドラでヒップホップを知る

そんな唾奇がヒップホップと出会ったのは小学6年生の時。

姉の彼氏がかけていた、キングギドラの「トビスギ (Don’t Do It)」を聴き、かっこいいと感銘を受けた唾奇。その後スチャダラパーなども聴くようになります。

ウェッサイのイベントを期に、次第にラップを始める

唾奇が、中学2、3年生の時、ヒップホップがブームとなります。姉の彼氏がキングギドラを流していたことが唾奇とヒップホップの出会いでした。

「ウェッサイが日本語でラップすることの主体だと思っていた」と唾奇が語るくらい、沖縄のシーンはウェッサイのイベントがほとんどだったそうです。

ウェッサイのイベントで、ダンサーを見て憧れ、ダンスを始めた唾奇。そのうち、体一つで表現することへの限界と、ダンサーのコネクションがあまり無いことを感じた唾奇は、ラップも始めるようになります。

唾奇は高校の入学金を用意するために必死にバイトをしてお金を貯めますが、突然帰ってきた母にお金を預けると、そもまま貯金を持ち逃げしてどこかえ消えてしまいました。

ネットラップで活動開始、イベントを主催

2年遅れて高校に進学した唾奇。高校で出会ったラップに詳しい人物からネットラップを教えてもらいます。(ネットラップとは、ネット上で拾ったビートでラップをすること)

そして、すぐにパソコンを手に入れ、自身でレコーディングをし始めます。友達に誘われ、イベントに出るも始めは満足いくパフォーマンスができず。

しかしCHOJIにカッコ良かったと声をかけられたことで、決意を改め、自身でイベント HITOBASHIRAを主催してラップするなど精力的に活動を行うようになります。

外に出るのも嫌いだという唾奇はイベントでラップをするのは無理だなと考えていたのだとか。

Sweet Williamとの出会い、アルバム「Jasmine」のリリース

Sweet Williamとの出会いは、沖縄の国際通りのバー パラバル。バーで働いていた唾奇は、スピーカーを外に向け、日本語ラップをずっと流していました

その時に流していた「SHUREN the FIRE」を聴き、旅行で沖縄に来ていたSweet Williamは興味を持ち入店。お互いに、ビート・ラップを作っていると話が合いSNSで連絡先を交換しました。

その後唾奇は、Sweet Williamに当時自分が作っていた「阿弥陀」というデモテープを送ります。

アルバムを作ろうとしていたSweet Williamは唾奇に連絡をとり、共に、アルバム「Jasmine」を制作します。このアルバムをきっかけに、唾奇はヒップホップシーンで注目を集める存在となります。

数々のアーティストとコラボ

一躍、ニューカマーとして注目を集めた唾奇。自身のファーストアルバム「道 -TAO-」をリリース。

その後は変態紳士クラブのWILYWNKAIOBASIASIAN KUNG-FU GENERATIONGotchNulbarich、同じ沖縄出身のラッパーAwichOZworldなど、数々のアーティストとフューチャーして楽曲制作を続け、新たな作品を生み出し続けています。

唾奇の人気曲は?

唾奇の人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。

唾奇の人気曲①「唾奇 × Sweet William / Made my day」

Sweet Willamとの共作アルバム「Jasmine」の代表作。アルバム名「Jasmine」唾奇の好きなさんぴん茶(ジャスミン茶)から来ています。

唾奇の所属レーベルPitch Odd MansionでMansion代表、国枝慎太郎が MVを手がけています。

唾奇の人気曲②「道-TAO-」

「自分が見て聞いたものとか生きてる環境とかを、身の丈も越えず、低くもせず、率直な気持ちで適当にラップした」と自身の楽曲を語る唾奇。

見てきた光景が目に浮かぶような、唾奇の原点とも言える一曲です。

唾奇の人気曲③「HANG & 唾奇 /  ame。feat. MuKuRo」

ビートジャックした楽曲のため、配信では聴くことができませんが、繰り返し聴かれている人気曲です。

CDでしか聞くことができず、現物は1万円を超える価格で取引されています。

編集部おすすめ曲「BASI / 愛のままに feat.唾奇」

BASIが「唾奇という人間が愛について歌ったらどうなるか」興味があったと唾奇にオファーしてコラボが実現しました。

日常の中での愛を丁寧に描いた唾奇のリリックに注目です!

唾奇と仲のいいラッパー

ラッパーMAVELから「人を惹きつける不思議な魅力がある」と語られる唾奇。リアルな生き様が人を魅了しています。

広くラッパーとの親交がありますが、その中から数名をご紹介します。

CHICO CARLITO

沖縄出身のラッパーCHICO CARLITO。唾奇が、沖縄のバー「パラバル」で働いていた時以来の知り合い。

「CHICOがいるのも俺のおかけだし、俺がいるのもCHICOのおかげだと思ってる。」とCHICO  CARITOについて語る唾奇は、迷いがなく自分を持っているCHICO CHARITOを困った時にまず相談する相手だと語り信頼を寄せています。

Sweet william(ビートメイカー)

愛媛県出身のビートメイカーSweet william。沖縄に卒業旅行で来ていたSweet Williamが、唾奇の働くバーに入店し、2人は出会いました。

「音楽をやり続けるに至って彼は一生の財産です。」と話す唾奇。互いに才能を認め尊重し合う関係性のようです。

Pitch Odd Mansionとは?

アーティストクリエイター集団。Sweet William、唾奇やkiki vivililyなどが所属。

Sweet Williamの旧友でもあるクリエイター国枝慎太郎が主催。

MuKuRo

沖縄出身のラッパー。唾奇も所属するヒップホップ集団 604のメンバー。

唾奇に「適当でいいから、ずっとやりたがっていた英語で1回だけラップしてみよう」と連れられ、即興で楽曲制作。その時の衝撃と楽しさからラップを始めた、と唾奇が背中を押してくれた思い出をインタビューで語っています。

604とは?

家が差し押さえにあった唾奇が、MARVELのアパートに転がり込み、そこに人が集まり生まれた集団。

名前の由来は転がり込んだ部屋が604号室だったことから。HANG、MARVEL、MukuRoなどが所属。

HANG

北海道出身のラッパー。日本一周しながら各地でライブを行ったことでも知られています。

唾奇と二人で活動する際は、glitsmotel(グリッツモーテル)というユニット名で活動しています。

Final Weapon Companyとは?

HANGが主催したクルー。唾奇・TOCCHI・hokutoなどを中心に結成されました。

不定期でFinal Weapon Company RADIOを配信しています。

気になる唾奇のアレコレ

気になる唾奇のアレコレについて解説していきます。

唾奇のファッション

唾奇は、沖縄を拠点に展開しているCHERRY PICKを愛用していると語っています。

他にも、自身がモデルを務めるAPLLEBUや、Lafayetteなどを着用し、ストリートで大人びたスタイルです。

ドレッドの髪型が印象的だった唾奇ですが、近年はパーマを当てたヘアスタイルになっています。

唾奇のタバコ

愛煙家な唾奇。楽曲内でもタバコの描写があったり、吸っている様子をSNSにアップしています。

過去には「echo(エコー)」を吸っていたそうですが、販売終了となったこともあってか現在はアメリカンスピリットのターコイズを吸っているとラジオで話しています。

唾奇のこれからの野望とは?

沖縄のゆったり流れる時間が自分に合うと語る唾奇。

唾奇の新曲を待ち侘びているファンからは、活動休止なのでは?との声も上がりますが、近年のインタビューでは、日々楽曲制作に取り組んでいると話しています。

今後の活動についてはどのように考えているのでしょうか?

他のアーティストのプロデュースをやってみたい。

自身がプレイヤーではなくなる、将来のことを見据えて今後のプランを考えているという唾奇。「近年はその為にビートメイクも自身で行うようになるなど、先を見据えながら楽しんでいる」と語っています。

過去には自身の主催パーティ「HITOBASHIRA」を企画し、遊び場も自分で作りたいと発言していた唾奇。今後の活躍も気になりますね。

ラッパー唾奇まとめ

pucho henza

「唾奇は過酷な生い立ちという困難を、続けることで乗り越えた。」

「当たり障りが無いと当たりもしない触りもしない」と、活動を続け、自身の道を切り拓いてきた唾奇。

身の丈を超えず小さくもならず、等身大の自分で淡々と道を歩み続ける唾奇のラップだからこそ、フラットに受け取れるメッセージがあるのかもしれません。

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この記事を書いた人

国内No1のPV数を誇るHIPHOPメディア。
慶應義塾大学を卒業したHIPHOP好きの2名で運営。
<保有資格>
・DJ検定2級
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・映像音響処理技術者資格認定

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