Reichiは「第9回高校生ラップ選手権」でちゃんみなと熱い名勝負で注目を集めた、今大注目の女性ラッパーの1人です。
2018年ミニアルバム「JKはブランド」でメジャーデビューを果たし、その後も「Odemashi」や「NOKINAMI」などの曲をバズらせ、その人気はとどまることを知りません。
そんなReichiですが、華々しい経歴の裏には様々な苦悩がありました。
この記事を読めばReichiのラップを今まで以上に楽しく聞けること間違いなしです。
「Reichiは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
ラッパーReichiのプロフィール
アーティスト名 | Reichi(レイチ) |
本名 | 左海 玲奈(さかい れいな) |
年齢 | 24歳(2000年1月18日生まれ) |
出身地 | 大阪府羽曳野市 |
拠点(レペゼン) | 東京都 |
所属レーベル | ライジングプロダクション |
Reichiのラップスタイル
Reichiのラップの魅力は、Reichi自身が感じたこと、体験したことをそのままラップで表現しているところです。
同世代の女性が共感するメッセージがラップに落とし込まれています。
また、歌メロからトラップと曲に合わせた変幻自在なフロウやライムが特徴的です。
Reichiは総合格闘技が得意
Reichiは中学1年から高校3年までの6年間、総合格闘技を習っていました。
そんなReichiの異名は「大阪ハイキックガール」と呼ばれています。
ラップと出会い母をリスペクトできたReichiの人生
日本人の父とフィリピン人の母のもとに生まれる。
父子家庭で育つ。
総合格闘技を習い始める。ラッパーのmindboiと出会う。
mindboiに誘われ、見に行ったサイファーをきっかけにラップを始める。
第9回高校生ラップ選手権に出場し、初戦でちゃんみなに敗れたものの激戦を繰り広げる。
高校卒業間際に1stミニアルバム「JKはブランド」でメジャーデビューを果たす。
2019年に初のデジタルEP「sweetie」をリリース。
2020年には2ndミニアルバム「TWEMPTY」をリリース。
フィリピン人の母のもとに産まれる
Reichiは、フィリピン人の母と、日本人の父の間に生まれたハーフです。
幼いころから父子家庭で育ったReichiは、中学時代に父子家庭だったことが原因でいじめを受けた過去がありました。
しかし、そんな時は「1種の度胸試し」と考え乗り越えてきました。
中1で格闘技を始める
Reichiは、中学1年から高校3年までの6年間総合格闘技を習っていました。
通っていた道場の代表がレゲエアーティストと交流があった影響もありReichiもレゲエを好きになりました。
高校生ラップ選手権の選手紹介動画では、道場の会長に「足が臭い」「片付けができない」と暴露されています。
ラップとの出会い
Reichiのラップとの出会いは、中学の同級生でラッパーのmindboiに誘われ、サイファーを見に行ったことがラップとの出会いでした。Reichiはもともとレゲエが好きだったこともあり、それ以来サイファーに参加するようになりました。
母を大嫌いと思っていたReichiでしたがラップと出会い、母をリスペクトする感情を持ち始めました。
今では定期的に母と会うなど良好な関係を築いています。
1度は母に対する曲が書きたいと考えていたReichiは、2020年発売の2ndミニアルバム「TWEMPTY」に収録されている、「Mommy」では、母への愛憎を赤裸々に歌っています。
Reichi VS ちゃんみなのラップ対決
第9回高校生ラップ選手権で繰り広げたちゃんみなとの対決は、今なお語り継がれる名バトルでした。
YouTubeでも1動画で100万回近く再生されていて、フィメールラッパーの注目度、認知度を一般に広げた対決でした。
激しいバトルの末ちゃんみなに軍配が上がりましたが、Reichiのラップから溢れるストリート感、フロー、ライムのカッコよさは素晴らしかったです。
その後のちゃんみなとの関係
第9回高校生ラップ選手権では激闘を繰り広げた2人でしたが、その後はちゃんみながDJを務めるラジオ番組「Forever Young」にゲスト出演をするなど、お互い親友と呼べるほどの関係になりました。
大舞台でお互いぶつかり合ったことで、分かり合えたと語っています。
お互いにとっての運命的な出会いだったのかもしれませんね。
デビュー前後
Reichiは、高校生ラップ選手権の後に、人生で初めて作曲した「Betty Girl」をYouTubeにアップしましたが、再生回数もあまり伸びずに困惑していました。
視聴者の求める物はすごく上にあるけど、自分には技量もオーラも全然足りていないという理想と現実のギャップを感じていたそうです。そのなか、高校生ラップ選手権で共に活躍した仲間がデビューをし、自分の中で焦りに繋がっていたと語っています。
そうした中で、自分を信じて挑戦することで焦りを乗り越え、高校卒業直前の2月にミニアルバム「JKはブランド」でデビューすることになりました。
人気曲
ラッパーReichiの人気曲を4つご紹介します。どれも素晴らしい曲なのでぜひ聴いてください。
Reichiの人気曲①「JKはブランド」
Reichiのメジャーデビューミニアルバムのタイトル曲でもある「JKはブランド」です。
自身の考えや、女子高生の気持をそのまま歌詞にしていますので、同年代の方は共感できる部分が多い曲だと思います。
Reichiの人気曲②「Excuse boy」
「Excuse boy」は2019年発売の曲で、女子高生を中心に大人気だった曲です。SNSでタグ付けをして踊っている女子高生がたくさんいました。
恋愛ソングですが、「相手のことが好き」ではなく、「相手を見返してやる」という気持ちを込めて作詞をしたとReichi本人がインタビューで語っていました。
Reichiの人気曲③「JINGI」
「JINGI」は強くアグレッシブな曲調となっており「男は愛嬌、女は度胸」をテーマにして作られた楽曲です。
曲全体で仁義なき戦いのテーマが使われるなど、聴いていてノリノリになれる曲です。
編集部おすすめ曲「Betty Giri」
Betty GiriはReichiが初めて本格的に作った楽曲で、昼間は女子高生、夜間はラッパーというギャップを歌にしています。まだ最初の曲という事もあり、粗削りなところもありますがReichiの魅力が詰まった曲です。
気になるreichiのアレコレ
人気女性ラッパーのReichiですが、皆さん気になることがあると思います。
今回はReichiの気になる本音や裏話を3つご紹介します。
Reichiが影響を受けたラッパー
ラッパーになる前のReichiが影響を受けたラッパーを2人紹介します。
Reichiの強気なラップスタイルはこの2人が大きく影響しています。
SHINGO☆西成
もともとレゲエが好きだったReichiは、SHINGO☆西成のレゲエとヒップホップの垣根を超えた音楽性と人情味溢れる楽曲に惹かれたと語っていました。
ANARCHY
ANARCHYはReichiと同じく父子家庭で育ったという事もあり、親近感を持っていて、常に強気で胸を張るラップスタイルに影響を受けています。
Reichiの美脚の秘密は父と総合格闘技
Reichiは細く長い脚がかわいらしく、なんとラウンドガールを務めた経験もあるほどの美脚の持ち主です。
そんなReichiの美脚の秘密は、幼いころから父が脚を引っ張って伸ばしていたこと、中学時代から始めた総合格闘技が原因だと本人が語っていました。
Reichiの美脚の秘密は、父と自分の努力の賜物だったんですね。
結婚相手や彼氏はいるの?
そんな美脚でかわいいと話題のReichiですが、気になる結婚の有無、彼氏の存在について調べてみました。
仲の良い男性ラッパーなどとの写真はあげられていましたが、今のところ結婚や彼氏がいるという情報はありませんでした。
Reichiは今後どんなラッパーになりたいのか?
Reichiは今後「声量や見た目などではなく、自分が持っているものとして、誰が見てもこの人はパワフルな人だな、と思ってもらえるような人になりたい」とインタビューで語っていました。
現在もパワフルなReichiですが、今後ますますパワフルになるReichiのフロウを聴いてみたいですね。
ラッパーReichiまとめ
「Reichiは、ラップをしていく中で、自分の選択を不安に思い悩む時もあったが、今までの自分の努力を信じ、挑戦することで乗り越えました。」
皆さんも自分の夢に対して、迷ってしまうことがあると思います。
そんな時はReichiのように自分を信じて「挑戦」してみましょう。
自分の選択に全力で挑戦し続けるReichiにはこれからも注目です。