HIPHOPクルー「BAD HOP」の一員として活躍したことでも知られる、ラッパーYellow Pato。クールな立ち振舞とルックスが印象的な、人気ラッパーです。
個性的なラップスタイルの持ち主で、「Kawasaki Drift」や「Ocean View」、「Asian Doll」といった有名曲では、唯一無二のラップを披露しています。
また、サッカーが得意なことでも有名で、過去には有名チームのユースでそのプレイを披露していました。
そんなYellow Patoですが、華々しい活躍の裏にはいくつもの困難がありました。彼のリリックに込められた想いや経歴を知れば、楽曲をもっと楽しめること間違いなし!それでは早速 Check it out!
「Yellow Patoは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
Yellow Patoのプロフィール
アーティスト名 | Yellow Pato |
本名 | 関根 流星 |
年齢 | 29歳(1995年4月18日 生まれ) |
身長 | 175cm |
出身地 | 神奈川県 川崎市川崎区 |
拠点(レペゼン) | 神奈川県 川崎市 |
学歴 | 川中島中学校卒業 |
所属レーベル | BAD HOP(元) |
Yellow Patoは人気HIPHOPクルー・BAD HOPに所属していたラッパーです。
本名は関根流星(せきねりゅうせい)。クールな立ち振舞が印象的な人物で、YZERRからはしっかり者でリーダー気質な人物と評されています。
ちなみに血液型はA型、好きな寿司ネタはつぶ貝だそうです。
Yellow Patoのラップスタイル
彼のラップスタイルは、低音ボイスが特徴的なスタイルです。
勢いを感じさせるワイルドなスタイルで、そのパワフルなラップは多くの人を魅了しています。メロウなフロウを武器としているのも特徴の1つ。
BAD HOPの楽曲内にて、しっかりと聴かせる素敵なラップを披露しているので、気になる人は彼が参加している楽曲をチェックしてみてくださいね。
Yellow Patoの名前の由来
「Yellow Pato」の読み方は「イエローパト」です。また、自身を紹介するときには「パト」と呼称することもあります。
多くの人が気になる名前の由来ですが、現時点では明かされていません。
ポップな雰囲気とかっこよさを兼ね備えた素敵なMCネームなので、いつか由来を聞いてみたいものですよね。
ラッパーYellow Patoとサッカーの関係
ラッパーとして多くの人を魅了するYellow Patoですが、実はサッカーとの関連が深い人物でもあります。
彼がサッカーをはじめたのは、小学生のころ。すでに才能の片鱗を見せていたそうで、コーチからも期待される存在だったそうです。そして、中学時代にはなんと川崎フロンターレのユースチームでプレイしています。
現在はラッパーとしての活動がメインですが、サッカーが好きなことは変わっていないとメディアで語っています。好きなチームは国内では川崎フロンターレ、海外ならリバプールとアーセナルで、よく試合をチェックしているそうです。また、2023年の10月には、川崎フロンターレの試合の始球式に登場し、華麗なシュートを披露しています。
サッカーから始まるYellow Patoの人生
・神奈川県川崎市に生まれる
・小学生の頃よりサッカーをはじめる
・YZERRやT-pablowらと知り合う
・川崎フロンターレのユースチームに所属する
・仲間の逮捕をきっかけにHIPHOPを始める
・川崎のクラブを拠点にラッパーとして活動する
・2014年にT-PablowやYZERRらと共にBAD HOPを結成
・BAD HOPのメンバーとして精力的に活動する
・BAD HOPの解散をもって同グループのメンバーとしての活動を終了
神奈川県川崎市に生まれる
1995年4月18日、Yellow Patoは神奈川県川崎市の川崎区に生まれます。
幼少期のころのエピソードはほとんど語られていませんが、幼少期のころよりサッカーを楽しんでいたそうです。
また、運動神経が良いこともありモテモテだったそうで、バレンタインにはたくさんのチョコをもらっていました。
サッカーを通じてT-pablowとYZERRに出会う
Yellow PatoとT-pablow・YZERR兄弟が出会うきっかけを作ったのはサッカーです。
当時T-pablowとYZERRはライバルチームに所属していましたが、Yellow Patoが試合後に訪れた銭湯にて偶然知り合います。
そして、3人は喧嘩をしながら交流を深め、親しい仲になるのでした。また、同時期に後のBAD HOPメンバーとなるTiji JojoとG-K.I.Dとも知り合い、仲良くなったそうです。
仲間の逮捕をきっかけにHIPHOPを始める
Yellow PatoがHIPHOPをはじめるきっかけとなったのが、仲間の逮捕です。
彼が中学3年生の頃に、つるんでいた仲間が事件を起こし一斉に逮捕されるという出来事が起こりました。Yellow PatoとT-Pablow、Tiji Jojoは逮捕されなかったそうですが、やはり仲間の逮捕という出来事は大きな衝撃だったそうです。
そして、危機感を抱いた3人は、先輩からのアドバイスを参考にHIPHOPを始めることになります。
川崎のクラブを拠点にラッパーとして活動する
HIPHOPをはじめたYellow Patoは、川崎のクラブ「King&Queen」にて開催されたイベント「BAD HOP」にT-Pablow、YZERRと共に出演。以降、このクラブを拠点にラッパーとして活動するようになります。
時期としては彼らが15歳〜16歳のときで、この頃は早朝までクラブの営業を手伝い、そこから皆でフリースタイルに明け暮れるという日々を送っていたそうです。
拠点となったKing&Queenに関しては現在閉店し、今ではホストクラブとなっていますが、BAD HOPの始まりの地として彼らの心の中に残り続けています。
BAD HOPとしてデビュー
2014年、Yellow PatoたちはBAD HOPとしてデビューを果たします。
その後、同年にコンピレーションアルバム「BAD HOP ERA」、2015年に1stアルバム「BAD HOP」を発表し話題の存在に。
そして、2017年発表の2ndアルバム「Mobb Life」が大ヒットを記録し、その人気を不動のものとするのでした。以降、グループは楽曲のリリースやライブを精力的に行いながら、順調にキャリアを重ねていきます。
2024年にBAD HOPとしての活動を終了
人気絶頂だったBAD HOPですが、2023年9月に開催されたイベント「THE HOPE 2023」にて、2024年2月19日の東京ドーム公演を持って解散することを発表します。
そして、2月の東京ドーム公演が終わりグループは解散。10年の活動に幕を下ろすのでした。
ちなみに、その後のメンバーの動向については現時点では発表されていません。Yellow Patoの今後の活動についても不明ですが、前向きな発言もあることからラッパーとしての活動を継続する可能性は高いでしょう。
Yellow Patoの人気曲は?
Yellow Patoの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
Yellow Patoの人気曲①「Ocean View」
「Ocean View」は夏と海をテーマにした楽曲です。
ラブソング的なリリックと、メロディアスなトラックのハーモニーが印象的な仕上がりになっています。
コアなラップ好きはもちろん、メロディアスな曲が好きな人にもおすすめできる素敵な曲です。
Yellow Patoの人気曲②「Last Party Never End」
BAD HOPのラストアルバム「BAD HOP」収録の「Last Party Never End」。
スタイリッシュなトラックと、Yellow Patoのメロディアスなラップがとにかくエモい楽曲です。
Yellow Patoの人気曲③「Kawasaki Drift」
「Kawasaki Drift」はミニアルバム「BAD HOP HOUSE」に収録されている曲です。
BAD HOPの代表曲としても知られる楽曲で、そのギャングスタ的なリリックとアングラなサウンドが多くの人を魅了しています。
編集部おすすめ曲「Asian Doll」
T-PablowとVingo、Yellow Patoの魅力が存分に楽しめる楽曲が「Asian Doll」です。
メロディアスなトラックと男の悲しい性を表現したリリックがとにかく素敵な1曲なので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
Yellow Patoと仲のいいラッパー
人気曲の次は、Yellow Patoと仲の良いラッパーをチェックしていきましょう。
T-pablow
T-PablowはBAD HOPの中心的存在のラッパーです。
日本を代表するラッパーの1人で、高校生ラップ選手権を2度制覇しているほか、人気番組「フリースタイルダンジョン」では初代モンスターを務めています。
Yellow Patoとは小学生の頃からの付き合いで、今でも親密な関係にあります。また、共通の趣味であるサッカーについては、日頃からよく語り合っているそうです。
YZERR
BAD HOPのリーダーを務めていた人物がYZERRです。
T-Pablowの双子の弟でもあり、兄のパブロと同様に10代の頃からラッパーとして華々しい活躍を見せています。また、最近では、ソロ活動も勢力的に行っており、2枚のアルバムをリリースしています。
Yellow Patoとは、兄と同様に小学生の頃からの付き合いです。
KOWICHI
KOWICHIは、川崎市を拠点に活動するラッパーです。
高いラップスキルと音楽に対する柔軟な姿勢が武器のラッパーで、その個性的なスタイルは多くの人を魅了しています。また、サッカー好きでもあり、よくYellow Patoとサッカーの話をするそうですよ。
そんなKOWICHIとYellow Patoが共演している曲は、BAD HOPの「We Rich」です。
気になるYellow Patoのアレコレ
プロフィールや経歴を知ったら、もっとYellow Patoについて知りたくなったという人も多いでしょう。
そこで次は、Yellow Patoの気になるアレコレを紹介します。
Yellow Patoのファッション
ラップはもちろん、ファッションでもセンスを発揮しているYellow Pato。そんな彼は、メディアやライブにてスタイリッシュなファッションを披露しています。
愛用ブランドはMaison MargielaやMAGLIANO、NEEDLESなど。サングラスは、レイバンとGUCCIのアイテムを愛用しています。
また、ヘアースタイルに関しては、中学3年生のときからずっとドレッドヘアーだそうです。
Yellow Patoが影響を受けたラッパー
Yellow Patoが影響を受けたラッパーはAK-69です。とくに衝撃を受けた曲は2007年リリースの「Ding Ding Dong〜心の鐘〜」で、この曲を聴いて「HIPHOPってすげえな」と思うようになったと語っています。
また、メディアに出演した際に、KM-MARKITからラップの基本や韻の踏み方を教わったと語っているため、彼からの影響も少なからずあるでしょう。
ちなみに最近好きなアーティストは、ナイジェリアのシンガーソングライター・Burna Boyだそうです。
Yellow Patoの妹
Yellow Patoには妹がいます。
詳細は不明ですが、BAD HOPメンバーによるとエクステをたくさん着けたギャルギャルしい人物だそうです。
また、Yellow Patoのコメントにより、彼氏をコロコロと変えていることも明らかになっています。
Yellow Patoのこれからの野望とは?
BAD HOPが解散した現在。Yellow Patoは、今後どのような活躍を見せてくれるのでしょうか?
最後に、Yellow Patoのこれからの野望を紹介します。
これからのプロジェクトに全力で臨みたい
Yellow Patoは解散前のインタビューにて「これからのプロジェクトに向かって全力で臨みたい」と語っています。
また、解散についてもネガティブな意味合いはないほか、ワクワクしているとも語っているので、今後の活躍も期待できるでしょう。
現時点では彼の今後についての情報はありませんが、きっとまたシーンに戻ってきてくれるので、気長に待ってみてはいかがでしょうか?
ラッパーYellow Patoまとめ
「Yellow Patoは仲間の逮捕という困難を、HIPHOPを始めることで乗り越えた。」
ラッパーYellow Patoは仲間が逮捕された際に抱いた危機感や焦りを、HIPHOPを始めることで乗り越えました。そして、そのHIPHOPと真剣に向き合うことで、人生を好転させています。
今焦りを感じていて、思うように毎日を楽しめないという人は彼のように、前向きに好きなことや仕事に打ち込んでみてはいかがでしょうか?前向きな気持ちで打ち込めば、困難な状況を打破することもできるはずです。
また、行動する勇気をもらいたい、元気をもらいたいならYellow Patoのラップをチェックしてみるのもおすすめ。彼の生き様がリアルに表現されたリリックが、優しく背中を押してくれますよ。