YZERRとの問題、最近ではT.i.G skyseaから曲やネットで口撃をされたり、ビーフの話題が多いラッパー阿修羅MICについて書きます。
舐達麻との共演で世間では一躍注目を浴びましたが、「街角のハスラー」や「VOICE feat. D.O& EMI MARIA」などで見せるストリートの男らしい雰囲気が、また人気の一つでもあります。
しかし、そんな阿修羅MICも小さい頃から抱えていた苦悩や現在は病気と隣合わせだったりと、順風満帆とは言えない生活がそこにはあったようです。
現在奥様と、その連れ子のお子様を含めた３人の子供のパパでもある阿修羅MICは、今はその家族を守りたいと発言しています。ずっとHIPHOPで生きてきたように今後も彼らしいラップでの活躍を期待しながら、今までのキャリアを今回は見ていきます。
これを見たら、製作中と言われている3rdアルバムがより、楽しみになるでしょう！！
pucho henza
「阿修羅MICは〇〇いう困難を、△△で乗り越えた。」
目次
阿修羅MICのプロフィール
| アーティスト名 | 阿修羅MIC |
| 本名 | 坂口賢 |
| 年齢 | 38歳 |
| 身長 | – |
| 出身地 | 兵庫県 |
| 拠点（レペゼン） | 神戸 |
| 学歴 | 関西学院大学（中退） |
| 所属レーベル | SLUM HARLEM RECORDS |
阿修羅MICのラップスタイル
阿修羅MICと言えば、昭和の熱い男が連想される硬派のイメージです。
ラップスタイルは90’sのカッコいいHIPHOPを体現しています。
一音一句に重みがある言霊がフロウを乗せていき、リリックのストーリーは絵に浮かぶリリシストです。少しポエトリーディングのスタイルも入っています。
また、韻の踏み方は日本語ラップの王道を通っていて、綺麗にハマる頭韻スタイルもまた一つの特徴です。昭和のヤクザのような雰囲気もありますが人間味の溢れる任侠、ならぬ人情ラッパーです。
阿修羅MICの名前の由来
血気盛んで争いが好きで、悪の象徴とされていた神＝阿修羅。MCネームの由来は明らかにされていませんが、ストリートで好まれそうな言葉ですね。喋りが面白い張本人から、名前のエピソードを聞いてみたいです。
父親の病気から始まる阿修羅MICの人生
幼少期〜小学時代
親戚や家族に神父やクリスチャンが多い環境の中で1986年に産まれる。
小学校2年生の頃から剣道を始める。
中学時代
中学校を剣道で途中編入をする。
父親が精神的にノイローゼであった。
高校時代
剣道が評価されて関西学院高等部へ進学。
父親は厳しくて逆らえなくなる。
大学時代
剣道で関西学院大学へ進学。
ラップ活動を１９歳からスタート。
拉致や監禁、ひったくりと事件を重ねていき９ヶ月間ほど勾留されて、大学を自主退学。
沖縄県での出会い
唾奇とHANGのユニット「glitsmotel」を結成して活動をする。
沖縄発のHIP–HOPグループ「604」に参加する。
活動休止
2010年に大麻譲渡の罪で服役に入ってから、2015年まで音楽活動を休止。
刑務所の中で書き溜めたリリックで2016年に初のEPを発売。
デビュー後
BADSAIKUSHら舐達麻と交流が深まる。
もやもや病を発症する
小学2年から剣道を始める
武道の精神をラップや言動からも感じ取れる阿修羅MICが、大学生になるまで、小学生からずっと一貫して続けていたのが「剣道」でした。
小学２年生から始めた剣道はその後、中学の編入、高校・大学においても、常に入学のポイントになっています。関西学院大学では剣道部の主将を務めました。
父親との確執において、いつか「一発いわしたる」時にやると決めていた剣道の技、抜き動をとある喧嘩の際に試したが、あっけなく逆襲にあったことを披露しています。
父親がノイローゼに
大手の銀行員で、従業員にリストラを伝える担当だった父親は、仕事のストレスからノイローゼとなって、子供阿修羅MICに対してとても厳しい態度を取っていました。父親が1番怖かったようです。
中学2年生の頃に家出をして、友達、彼女、または親戚の教会に住まさせてもらったり、しばらく転々としていました。
本人曰く、「この頃から居場所がなかった。それがHIPHOPと出会って初めて見つけられた。」とのちに語ります。
ラップ活動をスタートするもギャング的な生活のあくまで一部
いよいよ19歳でラップを始めます。ライブ活動を主に盛り上げていたが、当時の阿修羅MICはヒップホップのリアルなライフスタイルであったので、ラッパーとしては彼の生活のほんの一部であリました。多くのしのぎはギャングなスタイルで稼いでいました。
拉致や監禁、ひったくりなど悪事を重ねていき９ヶ月間勾留されます。2010年には中学生に、大麻を譲渡した罪で刑務所に入ることになります。その中学生は当時大麻での逮捕史上最年少でした。大麻を渡した理由としては、「彼女らが覚醒剤に手を出していたからそれを止める為に」「大麻は良いものだから」と阿修羅MICらしい理由を述べています。
刑務所の中でリリックを書き溜めて出所後に初のEPを販売
2010年から2015年までの間ラップ活動は休止されていました。
そして満を持して、2016年に初のEPを発売します。服役中に書いたリリックを主にして、作成されました。仲間への熱い想いも描かれています。
デビュー
5年振りの活動再開と共に2016年、獄中の中で書かれた曲をまとめた自身初のアルバム「CHAIN GANG」を６曲入りで発売します。
プロデュース・客演陣にはDJ HONDA、DJ 2HIGH、そしてB.I.G.JOEらを起用。
ラストの曲「街角のハスラー」はのちのちの2020年に再びシングル配信、並びにPVも新たに公開されていて、曲名自体が現在の阿修羅MICの代名詞にもなっています。
デビュー後
2017年に10万人に1人の割合でかかる脳の難病、もやもや病を発症します。これを機にマリファナの喫煙を辞めたと発言しています。そして、殴られたら死んでしまう可能性も有る病気のようです。
また舐達麻と交流するようになって、BADSIKUSHに「1日1曲書いてください。」「阿修羅さんはラッパーになった方が良いです。」と言われたことが、ラップ制作に集中する大きなきっかけになります。このタイミングで、ハスラーからラッパーへとキャリアを転向します。
そして、2020年に2枚目のEP「ASURA」を発売します。5曲入りで全曲MVを公開。1stアルバムから着実なステップアップに成功して、youtubeでの再生回数が200万回超えの曲も入っています。
阿修羅MICの人気曲は？
阿修羅MICの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲をご紹介します。
阿修羅MICの人気曲① 「VOICE feat. D.O. & EMI MARIA」
