ラッパーBonberoのプロフィール紹介|プロサッカー選手を目指した知られざる過去とは?

2021年のラップスタア誕生でR-指定T-PablowAwichなどラップ界の名だたる審査員を「この世代で間違いなく一番ラップが上手い」と唸らせたBonbero(ボンベロ)。

その名は一躍シーンに広まりましたが、Bonberoは一発屋ではなく、日本語ラップの次世代を担う実力派として着実に評価を積み上げています。近年は楽曲リリースやライブ活動を継続し、バトル出身という枠を超えた表現力でも注目を集めています。

華々しい評価の裏には、挫折や試行錯誤を繰り返してきた下積みの時代がありました。Bonberoはどのようにしてスキルをつけたのか、これからの野望についても紹介していくので是非最後までご覧ください!それでは早速 Check it out !
 

pucho henza

「Bonberoは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」

目次

ラッパーBonberoのプロフィール 

アーティスト名Bonbero(ボンベロ)
本名非公開
年齢23歳 (2003年3月3日生まれ)
出身地千葉県八千代市
拠点(レペゼン)千葉県八千代市
所属レーベル夜猫族プロジェクト

生まれてからずっと八千代市に住み、今も実家で母親と愛犬のダックスフンドと暮らしています。
東京を拠点に活動をするヒップホッププロジェクト「夜猫族」に同郷のTade Dustと共に加入し最年少コンビとして注目を集めました。

Bonberoのラップスタイル

Bonberoのラップスタイルは、背伸びをせず、等身大の自分を表現することが特徴です。

Bonberoは2021年ラップスタアでの密着インタビュー内で下記のようなラップへの思いを語っています。

「元々は音を優先していたが、それが根本的に間違っていた。」
「思った事を単語で踏む主流より母音の強調や抑揚の付け方で韻を踏むスタイルを浸透させたい」
「自分なりの考えや周りのかっこいい仲間たちの考えを主張していきたい」

Bonberoの名前の由来

 Bonbero(ボンベロ)の名前の由来はラップを始めた時にハマっていた漫画「DINER」に出てくるキャラクターの名前からつけたことが複数のメディアで語られています。

自称オタク気質だというBonberoはクラブなどほとんど自分で行くことはないという意外な一面も持っています。スキルが高くても自分において1本芯が通っている点がラッパーBonberoにも通づるものがあったのかもしれません。

地元サイファーから始まるBonberoの人生

幼少期〜小学生時代

幼少期に両親は離婚。母親の元で育てられ小学校ではサッカーに明け暮れた。

中学生時代

プロサッカー選手を夢見るも自分じゃ無理だと現実を知る。
地元八千代市でサイファーを始め、10分でリリックを書くゲームをしてラップスキルを高めていきました。

高校時代

高校2年の夏に中退。
16歳の頃からSoundCloudでTade Dustと楽曲を公開していた事で「音楽で食っていける」という謎の自信で高校を退学。

夜猫族に加入

Tade DustとSoundCloudであげた楽曲が巷で徐々に話題を呼ぶ。
ファンだったビートメイカーのYamieZimmerからDMが来たり、ZakiMichelからの誘いで夜猫族に加入。

ラップスタア出演から凱旋MCラップバトルに初出場

ラップスタア2020では予選で敗退、2021年もFinalの直前で敗退。
 2022年凱旋MCバトルでCHICO CARLITOに負け敗退するも、直近ではリスペクトするBenjazzyに勝利。

現在

小・中学校時代に夢見たプロサッカー選手

Bonbero(ボンベロ)のリリックの中にはよくサッカーにまつわる歌詞が入ります。

ラップスタアでも「PSG・神・リオネルメッシ」のリリックにかけられた意味やライミングはその場にいた審査員全員を唸らせました。

小学校時代は長友選手に憧れていたと言っています。

Bonberoがラッパーになった経緯

高校生ラップ選手権を見てMCバトルを知り、当時地元で「ANARCHY」が流行っていたことでラップを始め、地元千葉県でのサイファーに参加して徐々にスキルを上げていきます。

しかしラップを始めた本当の理由はボカロ曲『聖槍爆裂ボーイ』だと話しています。

中学から地元サイファーに参加

地元にはラップする友達が居なかったため、最初は2人でラップをしていたが「人数が居ないとできねぇ」と4人になりどんどん面白くなって人数を増やしていきました。

フリースタイルでラップの技術がある人はみんなサイファーで経験を積んでいるというのは間違いないでしょう。

16歳で楽曲公開し夜猫族へ加入

当時まだ高校の授業を受けていた時に携帯が鳴り、BonberoTade DustがアップしたSoundCloudを聞いて連絡したという夜猫族のZakiMichel(ザキミケーレ)から「次のイベントに来ませんか」というDMがきて授業を放り出してしまったと話しています。

恵比寿baticaに呼ばれ、そこで入らないか?と声がかかったが「一旦考えます」と返事をして話を持ち帰ったBonberoTade Dust

その後、夜猫族に入った時のメリット・デメリットがメールで送られてきた時に加入を決めたと明かしています。

満を持してラップスタア出演

実は、2020年にもラップスタアに応募していたがまさかの予選落ちをしています。

当時は「え?なんで?」と選ばれなかったことに疑問を抱いてたBonberoだったが、あの時通らなくてよかったと明かしています。

自他共に認めるかなりの負けず嫌いな性格がこの予選敗退で火をつけたのでしょう。

世代屈指のラッパーへ

2024年以降、Bonberoはライブ活動・楽曲リリースの両面で着実にキャリアを積み重ね、日本語ラップシーンにおける「次世代の実力派」としての評価をさらに高めています。

ラップスタア誕生で注目された存在から、実力で支持を広げるアーティストへとフェーズを進めた2025年現在のBonberoは、シーンの中でも確実に欠かせない存在になりつつあります。

Bonberoの人気曲は? 

Bonbero(ボンベロ)は初の客演なしでのEP「Bandit」をリリース。

初めてのひとりでの楽曲制作に苦悩もあったが、ラップスタア後に審査員からの講評でもあったリリックの意味について指摘されたことで自分の課題について考え、これまで「音よりのラップをしていたが、リリックの意味にフォーカスしたラップ」をすることで進化したBonberoの大作が完成しました。

その中の代表作となる人気曲と編集部イチオシはBonberoがわずか16歳の時にnomaとコラボした注目の1曲なので是非聴いてみてくださいね!

Bonberoの人気曲①「karenai」

これぞBonberoのワードセンスが発揮された1曲ではないでしょうか?

特にフック部分の「枯れない花ない 咲かない花ある」のバースは小説家西尾維新の戯言遣いシリーズ「枯れない花は無いが、咲かない花はある 世の中は決定的に不公平だ」というラインから作られたものかと思いきや、Bonberoは知らずに辿り着いたと言っています。

「世の中不平等で、俺は選ばれたぞ」というスタンスで書いたという点も「世の中は決定的に不公平だ」と繋がっています。西尾維新を知らずして辿り着いたというBonberoの持って生まれたセンスの高さを感じます。

Bonberoの人気曲②「Naked Eyes (feat. Kohjiya) 」

客演には、次世代ラッパーとして注目を集めるKohjiyaを迎え、互いの個性が自然に溶け合った完成度の高い楽曲に仕上がっています。特にBonberoのバースでは、等身大の言葉選びと落ち着いたフロウが際立ち、バトル出身という枠を超えたアーティスト性が強く表れています。

Bonberoの人気曲③「Swervin」

Bonberoらしい早口で畳み掛けるラップ。リリースすると同時に大きな話題を呼び、瞬く間に注目を浴びました。
その後、HIP HOPアーティストに特化したコンテンツ『03-performance』に出演し人気と実力が決定的となりました。

「何も考えず綺麗なラップをしようと思った」とfnmnlのインタビューで話しています。

– Bonberoの言う綺麗なラップとは-
韻がずっと同じで、4小節でフロウが変わる正直なラップ。
ライムスキームでみたら同じ色が続きながら真ん中に色が少し被っているくらいの綺麗さ。

Bonberoの人気曲④「FXXKED」

Gucci PrinceのフューチャリングにフックとしてBonberoが参加している楽曲。Youtubeでも400万回再生を超えてる人気曲。

残念なことにGucci PrinceはFXXKEDを発表した翌年に22歳という若さで転落死してこの世を去りました。

2023年1月に回ったツアーで披露した際にGucci Princeのバースを観客と共に歌い、後にアップされたYoutubeでも「Gucciのバースをみんなで歌うの感動。」などのコメントもありました。

編集部おすすめ曲「Billy Manday」

夜猫族のnomaとのコラボ楽曲。当時16歳とは思えないくらいのラップスキルの高さ。
全編高速で細かいフロウで畳み掛けるラップで音を細かく区切るようなフロウは違和感のない良い聴き心地です。

nomaのスキルフルな韻の踏み方も最高なので是非聴いてみてください!

Bonberoと仲のいいラッパー

Bonbero(ボンベロ)はラップスタアや凱旋バトル後にメディアにも露出が増え、ここ最近でまた交友関係にも変化があったのではないでしょうか。

気になる仲のいいラッパーは誰なのかをご紹介していきます。

Tade Dust

言わずもがな、相方でもあるTade Dustとは仲がいいです。
影響を受けた最も身近なラッパーだと過去のインタビューでも語っています。

一緒に夜猫族に加入したり、これまでの下積み時代を一緒に歩んできたTade Dustとの出会いが間違いなく今Bonberoを形作ったと言っても過言ではないでしょう。
Tade Dustは「Red bul RASEN」にも出場し、自身の強みであるグルーヴ感のあるラップスタイルで活動しています。

今年4月末にはEPリリースイベントを実施。Bonbero同様、これからの若手ラッパーの一人として目が離せないです。

noma

夜猫族頭領のnoma。同じ志を持っているラッパーであり自分の目指すところの遥か上の発想をしていると言っています。

今の日本語ラップ界に対して感じている疑問を具体的に口に出す、かつユーモアもある数少ないラッパーと語るBonberoからnomaへの共感とリスペクトを感じます。

気になるBonberoのアレコレ

メディアの露出も増え凱旋MCバトル、ワンマンツアーを終えたBonbero(ボンベロ)。
インタビューなどで語ったBonberoの本音や裏話についてお話します。

Bonberoが影響を受けたラッパー

Bonberoが影響を受けたラッパーについてAbemaMix出演時のインタビュー(当時Bonberoは17歳)で3名のラッパーをあげています。

J .I.D

Bonberoとラップスタアで同じ舞台に立ち注目を集めたSkaaiも「ラップスキルでいえばJ.I.D」と多くの若手ラッパーからも名が上がるJ.I.D。

Bonberoは「いつか一緒に曲ができるくらいを目指している。」と夢を夢で終わらせない、それくらい実現できるくらいのことはやっているという強い意思を感じました。

Logic(ロジック)

Logicはグラミー賞に2回もノミネートされるほどの実力。

NetFlixで見たドキュメンタリー番組「RAPTURE」でロジックが自分と他のラッパーとの違いを手を叩くことで表現した時に「すごいな」と思ったと明かしています。

Bonberoの幅広い表現力はLogicからの影響を受けているのではないでしょうか。

J.コール

J.コールの韻の踏み方をだいぶお手本にしていると語っています。

デビューから失速せずトップを走り続けているJ.コールはリアルなリリックで共感を生み、自らトラックを作るプロデューサーとして活躍しています。

Bonberoはライブも好きだが制作の方が好きだと言っているので、J.コールからの影響は韻の踏み方だけに止まらないでしょう。

Bonberoに彼女はいる?

GOLDNRUSH PODCASTのインタビューで「彼女が欲しいか?」との質問に少し間を置いてから
「….欲しいっす。」と言っているため、積極的に探しているわけではなさそうです。

今はラッパーとしての実力を着実につけていきたいのでしょう。

Bonberoのワードセンスが光る歌詞の秘密

昔からなんでもメモに書いていたというBonbero

「karenai」にも出てくる「長友に憧れたガキは背番号fifty five」の部分も長友が好きだったなぁと思い出したことをメモに書いています。そこから小学校のサッカークラブの背番号が55だったことを書き留めていき、そこから引っ張り出して歌詞を組み立てていくスタイルだと言っています。

HIPHOPに限らず、メモをして自分の気持ちや考えを言語化できている人に成功者が多い印象。
Bonberoのこのメモこそがセンス抜群な歌詞を作り出していたのではないかと推測します。

客演無しのEPリリースで苦労したこと

曲作り自体に時間がかかることはなかったようだが作り終えてから「これで本当にいいのか?」と確かめる時間が今までよりも多くかかったそうです。

今までは客演もいたしTade Dustと一緒に作っていたことで、お互いを補い合えるようにラップをしていたら良かったが、ラップ以外のブリッジや構成について苦労したと話していました。

Bonberoのこれからの野望とは?

2022年はメディアの露出も増え幅広い人間関係も増えた1年だったBonbero(ボンベロ)。

将来のビジネス面についても考えさせられた年になったとGOLD NRUSH PODCASTで明かしています。
ラップスタア出演後で脚光を浴びて見えてきたこれからの野望とは?

2023年は色んな人とコラボしていきたい

fnmnlでのインタビューでは2023年は色んな人と曲を作りたいと言っていたBonbero
一緒にやってみたい人はいるかの質問に下記のように答えています。

「めっちゃいるっすね。やっぱ日本、才能があふれてると思うんで。それこそSkaai君もそうだし、Daichi Yamamotoさんもそうですし、ACE COOLさん、あとCandeeさんとか。あとKohjiyaとかはやってみたいですね。」

FNMNL-【インタビュー】Bonbero 『 Bandit』 | 作品を1人で完成させること

個人でのEPリリースやツアーを大成功させたBonberoと一緒に曲作りをしたいラッパーも多いはず。
今年は色んな人との楽曲に力を入れていくようで楽しみです!

2024年以降は客演だけでなく、Bonbero自身の表現をより深化させた楽曲制作にも注力しています。バトル出身という枠にとらわれず、長く聴かれる楽曲を意識した作品作りへとシフトしており、アーティストとしての完成度は年々高まっています。

ラッパーBonberoまとめ

pucho henza

「Bonberoはラッパーとして全く結果が出ない困難を、厳しい講評も受け入れることで乗り越えた。」

Bonberoは負けず嫌いな性格でもリスペクトする先輩の言葉を受け入れる事で更なる進化を遂げました。

Bonberoはラップスタア2020では予選で敗退、2021年もFinalに残ることはできませんでしたが、そこで投げ出したりすることなく、審査員の厳しい講評にもリスペクトを持って柔軟に対応していったことで進化できたのではないかと思います。

もしも、自分のやってきたことを指摘されたりして自信を無くしてしまっている人がいたら、Bonberoのように一旦受け入れる勇気と変えていける柔軟性を持って行動していけばまた見える世界が違ってくるのではないでしょうか。

今後のBonberoの活躍も見逃せませんね!

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この記事を書いた人

国内No1のPV数を誇るHIPHOPメディア。
慶應義塾大学を卒業したHIPHOP好きの2名で運営。
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