フリースタイルダンジョンで史上2人目の完全制覇を達成したことでその名を全国に轟かせることになったラッパーLick-G。
高校生ラップ選手権や戦極MCバトルなどでも大活躍するなど今ではバトル系ラッパーファンで、彼のことを知らない人はいないでしょう。
そんな順風満帆なラップ人生を歩んでいるLick-Gの活躍の裏には数々の苦労や困難がありました。
今回はそんなLick-Gのバトルスタイルや楽曲に込められた想いを、紐解いていきましょう。それでは、Check it out!
「Lick-Gは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
ラッパーLick-Gのプロフィール
アーティスト名 | Lick-G(リックジー) |
本名 | 伏見 弦 (ふしみ げん) |
年齢 | 25歳(1999年4月6日 生まれ) |
身長 | 175cm |
出身地 | 神奈川県逗子市 |
拠点(レペゼン) | 東京都 |
学歴 | 高校卒 |
所属レーベル | ZENKNOW |
Lick-Gは、神奈川県逗子市生まれの24歳のラッパーです。
現在は東京都を中心に活躍しています。
Lick-Gのラップスタイル
Lick-Gは、とにかくハイレベルなスキルで他を圧倒するようなラップスタイルです。
Lick-Gが開発したといわれている一般的なラッパーが使用する「三連符」というリズムを使用しない、独特なリズムの取り方をしています。
Lick-Gの名前の由来
Lick-Gの名前の由来は、イギリス語でLickが「イケている」「カッコイイ」という意味で、Lickを付けたようです。
また、名前の弦のイニシャルを取りGを付けたようです。
バトルMCから始まるLick-Gの人生
神奈川県逗子市でイギリス人の母と日本人の父のもとに生まれる
幼いころから実家にあったヒップホップCDを聞きラップに興味を持っていた。
中学1年時は、ネットを中心にラップの腕を磨いてきた
中学2年時、バトルラップに興味を持ち、横浜や横須賀サイファーに通うようになる。
中学時代からMCラップバトルに参加していた。
高校生ラップ選手権やKINGOFKINGSに出場するなどバトルラップを中心に活躍する。
バトル系ラップを引退宣言をする
2017年に1stアルバムTrainspottingをリリースする。・高校卒業後もバトルラッパーとして活躍し、フリースタイルバトルでは、晋平太につぐ2人目の完全制覇をはたしている。
神奈川県逗子で生まれる
イギリス人の母親と日本人の父親のもとに生まれたLick-Gは、幼いころから実家にあった洋楽ヒップホップを聞き育ちました。
バトルラッパーデビュー
中学1年時は、ネットを中心にラップ活動をしていたLick-Gでしたが、次第に実際にバトルをしてみたいと思うようになりました。
中学2年時には、横浜、横須賀サイファーに通うようになり、バトルMCの大会にも参加するようになりました。
高校生ラップ選手権への出場
高校生になったLick-Gは、第9回高校生ラップ選手権に出場しました。
結果は惜しくも準優勝に終わりはしましたが、決勝戦の裂固(泰斗)との1戦は今でも語り継がれるほどのベストバウトです。
バトル系ラッパー引退宣言?
2017年にLick-Gは、バトル系ラッパーから引退宣言をします。
引退理由は、MCバトル自体は自身の名前を売るためのプロモーション行為で、今後は音源制作に力を入れていく為だったようです。
1stアルバムリリース
バトル系ラッパー引退宣言後の同年2017年に1stアルバムTrainspottingをリリースしデビューを果たしました。
Lick-Gのベストバウトは?
Lick-Gのpucho henza編集部の一押しバトルを紹介していきます。
①第九回高校生ラップ選手権 vs 裂固
ファンの間では、高校生ラップ史上最高の試合だと言われる一戦。
試合に勝ち優勝した裂固すらも大会の雰囲気次第でLick-Gが優勝していてもおかしくなかったと語っています。
②戦極MCバトル第15章 vs mol53
宮崎の強豪MC、mol53との対戦です。
試合に敗れはしましたが、Lick-G独特な言い回しが随所に現れていてとても見どころのある一戦となっています。
③戦極MCBATTLE第16章宮崎予選vs呂布カルマ
強敵呂布カルマとの一戦。
ワンバース目からバチバチにぶつかり合う、見どころ満載な一戦となっています。
Lick-Gの人気曲は?
Lick-Gの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
Lick-Gの人気曲①「Trainspotting」
Lick-Gのデビュー曲です。
この曲には、Lick-Gらしさが良い具合に現れる1曲です。
Lick-Gの人気曲②「Mellow Akira」
Lick-Gの曲の中で最も知名度が高く代表曲ともいえる1曲です。
サビで、「Akira Mellow」→「あきらめろ」とメッセージを残すなど言葉遊びも面白いです。
編集部おすすめ曲「Karasu」
落ち着いた曲調で、スローテンポな曲ですが、サビのリリックがとてもかっこよく感動的な1曲です。
尚ウェブ上での公式の音源が、公開されておりません。
Lick-Gと仲のいいラッパー
Lick-Gと特に仲の良いラッパーを紹介します。
GOMESS
Lick-Gと仲のいいラッパーといえばGOMESSの名前が1番に挙げられます。
Lick-GとGOMESSはファミレスや居酒屋で何時間も語り合うほどの仲です。
いつか2人で映画のような共演がしたいと語っています。
気になるLick-Gのアレコレ
皆さん気になるLick-Gのアレコレについて紹介します。
結局Lick-Gはバトルラップを引退したのか?
2017年にLick-Gは、バトルラップの引退宣言をしています。
しかし翌年2018年にフリースタイルダンジョンへ出場し、見事に完全制覇を果たしています。
その後はバトルラップへの出場はありませんが、いずれまたLick-Gのラップを見れる可能性は十分にあると思います。
Lick-G薬物使用疑惑
一時期Lick-Gに大麻使用疑惑がネットで出回りました。
気になり調べてみましたが、大麻が合法のアメリカで何度か使用歴があるようで、罪に問われるようなことはないとのことでした。
Lick-Gのこれからの野望とは?
Lick-Gのこれからの野望について紹介します。
音楽のスタイルを見てほしい
今までのLick-Gの世間的なイメージは恐らくバトル系ラッパーというイメージが強いと思います。
しかし今後は自分の音楽スタイルを見てほしいと語っています。
MCバトルではどれだけ韻を踏むかが重視されるので、自分の音楽が否定されてしまっている気がすると語っています。
今後はバトルラッパーとしてのLick-Gだけではなく、別のスタイルのLick-Gでも活躍すること間違いなしだと思います。
ラッパーLick-Gまとめ
「Lick-Gは自身に合わなかったラップリズムという困難を新たなスタイルを開発することで乗り越えた。」
Lick-Gはラップを始めたころ、一般的なラップリズムの三連符が合わず苦労しました。
しかし、模索を重ね、自身で独自のリズムを作り出すことに成功しました。
そこからのLick-Gは数々のベストバウトを叩き出し大人気ラッパーとして名を刻むことになりました。
皆さんも自分のスタイルに既存のスタイルが合わず悩むことがあると思います。そんな時は、思い切って自身のスタイルを模索することも一つの手だと思います。
Lick-G今もなお挑戦し続けています。そんなLick-Gの活躍には今後も目が離せません。