ラップクルーLUCK-ENDの中心メンバーとして有名なラッパー十影(トカゲ)。
マルマルモリモリをオマージュした『アシダマナダヨ』を発表するなど、ユニークでギャグ味の強い楽曲を数多く生み出し、たくさんの人々の心を掴んでいます。
また、ラッパーとしての活動だけでなく、映画への出演やCMへの出演の経験もあり、バラエティ番組への出演、イベントの司会業など幅広い仕事をこなすラッパーでもあります。
近年ではバナナジュースの店「TOKABANANA」を開店したことでも話題になりました。
今回は、そんなラッパー十影のプロフィールを紹介していきます。それではCheck it out!
「十影は〇〇を乗り越え、△△を大事に生きている。」
ラッパー十影のプロフィール
アーティスト名 | 十影(トカゲ) |
本名 | エンドウ コウヘイ |
年齢 | 41歳(1983年8月19日 生まれ) |
身長 | 不明 |
出身地 | 東京都 |
拠点(レペゼン) | 東京 |
学歴 | 不明 |
所属レーベル | LUCK-END |
十影は東京都出身のラッパーです。ラップクルーLUCK-ENDのメンバーとして活動しています。
十影のラップスタイル
十影のラップの特徴はユーモアたっぷりのリリックです。また、時には過激なリリックで強いインパクトを聞き手に与えます。
ギャグ味が強く、ユーモアがありながらも、きちんと韻を踏んでいくその技術でたくさんの人を魅了しています。
十影の名前の由来
十影は20歳前後の頃にたまに幼稚園でボランティアをしていて、体操などの体育系の活動の先生をしていたそうです。
そこでは園児が体育の先生を〇〇リーダーと呼ぶ習慣があり、本来は苗字を使うはずだったのですが、十影は、それじゃつまらないと思い、園児たちにニックネームを考えてもらうことにしました。それが「トカゲリーダー」だったのです。
ラッパーのアーティスト名とは思えない可愛らしい由来ですね。そして、十影の漢字は「十の影=いろんなキャラがある」ということで選ばれました。
ギャルのオススメから始まる十影の人生
東京都墨田区錦糸町で誕生
幼馴染の女の子からHIPHOPをおすすめされる
高校時代に友人たちと共にラップを始める
ラップクルーLUCK-ENDを結成
2009年ソロデビュー
映画やCMにも出演
2021年バナナジュース屋を開店
東京都で誕生
十影(トカゲ)は1983年に東京都墨田区錦糸町で誕生しました。
母子家庭で、母親と兄、そして母の親と共に暮らしていたそうです。
幼馴染からHIPHOPの世界を教わる
十影は幼馴染のギャル、むっちゃんから高校生の時にOZROSAURUSをオススメされたことをきっかけにHIPHOPの世界に興味を持ちました。
このOZROSAURUSとの出会いをきっかけに、十影は日本語ラップの世界にのめり込んでいったのです。
原宿で出会った仲間たちとLUCK-ENDを結成
十影は高校の同級生が原宿の黒人服屋で働いており、その友人に紹介されてHIPHOPが好きな仲間たちと出会うことになりました。
そこで意気投合した結果、LUCK-ENDの結成へと繋がり、ラッパーとしての活動が本格化していきました。
幼稚園児の一言がきっかけで十影が誕生
十影は元々「ハレンチ」という名前で活動をしていました。
しかし、ある時、十影は「ハレンチ」じゃまずいんじゃないか、有名になれる気配がないということを感じ始めます。
そして、考えた結果、ボランティアを行っていた幼稚園の園児に付けられた「トカゲ」というニックネームをラッパー名として使うことにしたのでした。
ソロアルバムを発表
十影は2009年に「MILION MAGNITUDE」というCDを発売しデビューしました。
その後も、2ndアルバム「ネ申物語」を発売したり、マルマルモリモリのオマージュ作品を制作したり、ユニークで面白いラッパーとして人気になりました。
ラッパー以外でも活躍中
十影は、ラッパーとしての活動のほか、映画「TOKYO TRIBE」やCMにも出演しています。
また、2021年にはバナナジュース屋さんを開店するなど、ラッパー以外の場所でも充実した日々を送っているようです。
十影の人気曲は?
十影(トカゲ)の人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
十影の人気曲①「ゲゲゲの東京」
ユニークで耳に残る、中毒性のある一曲。そして、音だけでなくPVも面白いと人気です。
十影の人気曲②「アシダマナダヨ」
『マルマルモリモリ』をオマージュして作られた楽曲。ギャグ混じりで明るい気持ちにさせてくれると人気の曲です。
十影の人気曲③「伝えたい事がある」
この曲は亡くなったBIG-Tに向けて作られた曲です。普段はギャグっぽい曲が多い十影ですが、この曲からはBIG-Tへの真摯な想いが伝わってきます。
編集部おすすめ曲「保育園神」
この曲は、十影とFRANKEN(フランケン)が保育園を讃えるために作った曲です。
仕事を頑張るたくさんの保育士さんにぜひ届いてほしいですね。
十影と仲のいいラッパー
十影(トカゲ)はどのようなラッパーと交流があるのでしょうか。チェックしていきましょう!
FRANKEN
十影はラッパーのFRANKEN(フランケン)と交流があり、FRANKENのインタビューでも、仲のいいラッパーの一人として十影の名前が上がっています。
一緒に楽曲制作をする他、YouTubeで一緒にカラオケにいった様子などがアップされています。
壽
十影と壽はLUCK-ENDのメンバーですが、彼らの繋がりはもっと深いようです。
十影と壽は高校時代の同級生で、壽は十影に誘われたことをきっかけにラッパーの世界に足を踏み入れました。
気になる十影のアレコレ
気になる十影(トカゲ)のアレコレについて解説します!
十影はバナナジュース屋の店主?
十影はラッパーとしての活動の傍ら「TOKABANANA」というバナナジュース屋を運営しています。販売スケジュールや販売場所はSNSで更新中です。超濃厚なバナナジュースを味わうことができます。
十影は離婚している?
十影は2019年4月に結婚をしています。お嫁さんとなった女性は一般の方のようです。
結婚後、十影はお嫁さんに向けたウェディングソングを公開していました。
しかし、インタビューで離婚をしたことが語られています。現在は息子さんと一緒に生活をしているようです。
十影のマイホーム
十影は2017年4月、「ラッパー、家を買う。」という楽曲を発表しました。この楽曲はそのタイトルの通り、十影がマイホームを購入したという実話を元にして作られました。
十影は子供の頃から母親と兄、母親の親と一緒に住んでました。幼少期からマイホームに憧れがあったことから、マイホーム購入に繋がったようです。
十影のこれからの野望とは?
ラッパーとしての活動だけでなく、私生活も充実している十影(トカゲ)ですが、今後の活動にどのような野望を抱いているのでしょうか。
全部を全力で
ラッパーとしての活動、YouTube、バナナジュース屋、子育てと大忙しの十影ですが、以前、ツイッターで以下のようなことが語られています。
「やりたくてもできない仲間がいるんだ、残された俺たちがやらなきゃな」
亡くなった大切な仲間であるBIG-Tへの思いがヒシヒシと伝わってきます。
ラッパー十影まとめ
「十影は仲間の死を乗り越え、やりたいことをやる精神を大事に生きている。」
これまで、仲間の死や離婚など様々な経験をしてきた十影(トカゲ)ですが、その後の活動や行動から、その出来事と真摯に向き合い、強く生きていこうという気持ちが伝わってきます。
ラッパー、バナナジュース、子育て、どれにも全力で感謝の気持ちを忘れない十影の姿を見て、応援したいと思う人も多いのではないでしょうか。
そして、十影の人柄あるからこそ、十影の作るユーモアたっぷりのラップで笑顔になれる人がたくさんいるのだと思います。
十影の楽曲が気になった方はぜひ、聞いてみてください!笑顔になれること間違いなしです!