国内最大級のヒップホップイベントPOPYOURS2024でも披露した「i have a wing」や、
SALUを客演に迎えた「Forever」でしられるラッパーLIL SOFT TENNIS。
個性的なファッション、ヒップホップとは一線を画すメロディセンスなど、LIL SOFT TENNISにしかつくれない独自の世界観が注目を浴びている新世代ラッパーです。
そんなLIL SOFT TENNISですが、注目を浴びるまではどのような足跡をたどったのでしょうか。彼の曲に込められた思いや、経歴を紐解くことでヒップホップをもっと楽しめること間違いなし!
それでは早速 Check it out!
「LIL SOFT TENNISは〇〇という困難を、△△で乗り越えた。」
LIL SOFT TENNISのプロフィール

アーティスト名 | LIL SOFT TENNIS |
本名 | Kazuki Sasakura |
年齢 | 24歳(2000年 生まれ) |
身長 | 不明 |
出身地 | 大阪府 |
拠点(レペゼン) | 東京 |
学歴 | 大学卒 |
所属レーベル | 不明 |
LIL SOFTTENNISは大阪府で生まれ、現在の年齢は24歳です。
地元大阪で活動をはじめ、現在は上京し東京を拠点に活動しています。
LIL SOFT TENNISのラップスタイル
LIL SOFT TENNISは、通常のヒップホップとは一線を画します。
トラップ、ロック、エレクトロなど、幅広い音楽を取り入れながらも彼独自のエッセンスを加えたジャンルレスな音楽は、聴くと優しい気持ちになれる不思議な魅力があります。
LIL SOFT TENNIS自身も自分の特徴について下記のように語っています。
ラップする気ないっていうのが最大の特徴かな。あえてラッパーとしての特徴を挙げるなら、聴いたことのない手触りのリリックではあると思いますね。皮肉っぽくならんようにオルタナティブなことをやるってことですかね。
彼にしかできない世界観を是非、一度聴いてほしいです。
※オルタナティブは、「型にはまらない」「既存の概念を打ち壊す」といった主流ではなく新しいジャンルといった意味があります。
LIL SOFT TENNISの名前の由来
LIL SOFT TENNIAは名前の由来については、公表していません。
しかし、Xで下記のように語っていたので、以前、ソフトテニス部に所属していたからかもしれません。
USチャートから始まるLIL SOFT TENNISの人生

・大阪市のノースサイドで生まれる
・家族の影響で幼少のころから音楽に親しむ
・ドラマ「gree」の影響でUSビルボードを見るようになり音楽にはまる
・大学受験途中に音楽をやりたい気持ちが強くなる
・DAWソフトの機材をそろえ、キャリアをスタート
・RY0N4,arryとコレクテティブクルーHEAVENを結成する
・LIL SOFT TENNISとしてのソロプロジェクトを開始する
・2020年には新たにett boiというクルーを立ち上げる
・2021年に1stアルバム「Bedroom Rockstar Confused」をリリース。
・2023年に2ndアルバム「i have wing」をリリース
・2024年にPOPYOURSに出演。同年にEP「BIG HARD TENNIS」をリリースし、精力的にライブを行う
大阪市のノースサイドで生まれる
大阪市の北側の川の近くで生まれたLIL SOFT TENNIS。
詳細については公表していませんが、大阪市のノースサイドか大阪のリバーサイド近くでうまれたと自己紹介をしています。
家族の影響で幼少のころから音楽に親しむ
両親はビートルズが好きで、父親は過去にバンド活動。母親はホイットニーヒューストンをきくなど幼少の頃から音楽に親しんでいたLIL SOFT TENNIS。
特に5歳上の兄からほぼすべての影響を受けて育ちました。
オタクだけどユースカルチャーも好きといったジャンルを選ばず聴いていたそうです。
ドラマ「gree」の影響でUSビルボードを見るようになり音楽にはまる
中学時代に海外ドラマgreeの影響でUSビルボードを毎週チェックするようになったLIL SOFT TENNIS。
当時はやっていたEDMを聴き、ループミュージックにハマっていきます。
ますますのめりこんでいき、このころからsound cloudも聴くようになりました。
大学受験途中に音楽をやりたい気持ちが強くなる
音楽にどっぷり浸かっていたLIL SOFT TENNISですが、音楽好きな友達が周りにいなかったため、フラストレーションをずっと溜めていた学生時代を送ります。
特に大学受験途中に音楽をやりたいという気持ちが強くなり、受験が終わり次第、音楽をはじめることを決意します。
DAWソフトの機材をそろえ、キャリアをスタート
大学入学後。当時、ドリル的なトラップが流行っていたことから「これなら音楽やったことなくてもできるのでは」と思い、音楽制作ソフトのDAWソフトなどの機材をそろえキャリアをスタートさせたLIL SOFT TENNIS。
最初はラップからはじめやがて、ビートメイク、バンドも行うようになっていきました。
RY0N4,arryとコレクテティブクルーHEAVENを結成する
クラブで知り合った、RY0N4,arryとコレクティブクルーHEAVENを結成。
3人ともラップやビートメイクを行う実力派がそろったこともあり、コアなファンの中で話題になっていきます。
※コレクティブとはアーティストが集団で活動することを指します。
LIL SOFT TENNISとしてのソロプロジェクトを開始し、デビュー。
最初、LIL SOFT TENNISはバンド名でしたが、2019年にソロプロジェクトとして活動します。
2020年には新たにett boiというクルーを立ち上げ、音楽活動を加速。その類まれなるメロディセンスとジャンルレスな魅力がアングラで徐々に評価されました。
2021年には1stアルバム「Bedroom Rockstar Confused」でデビュー。その完成度の高さは話題になりました。
デビュー後も精力的に活動を行う。
2023年に2ndアルバム「i have wing」をリリース。
2024年5月、国内最大級のイベントPOPYOURS2024に出演。
vavaと魅せたライブパフォーマンスは、大きな話題になりオーバーグランドでも注目を浴びます。
同年8月には、EP「BIG HARD TENNIS」をリリース。
ワンマンライブも開催するなど、順調にステップアップを重ねており、
今後の活躍に目が離せない新世代アーティストの一人として数えられています。
LIL SOFT TENNISの人気曲は?
LIL SOFT TENNISの人気曲と、pucho henza編集部の一押し曲を紹介していきます。
LIL SOFT TENNISの人気曲①「lil soft tennis – そういえばさ (Music Video)」
アップテンポのビートの中でもどこかせつなさを感じさせるリリックが秀逸。
どこか平成時代を思わせるようなMVも魅力です。
LIL SOFT TENNISの人気曲②「lil soft tennis & VaVa – VIP (Music Video)」
VaVaとコラボした肩の力を抜いてリラックスして聴ける曲
リリックのシュールさとユーモアが心地よく。聴いているとハッピーになる曲です。
LIL SOFT TENNISの人気曲③「lil soft tennis & SALU – Forever (Official Video)」
人気ラッパーSALUとコラボした曲。LIL SOFT TENNISのジャンルレスな魅力がつまった爽快感と疾走感にあふれる名曲です。
編集部おすすめ曲「lil soft tennis – i have a wing~VIP feat. VaVa (Live at POP YOURS 2024)」
「i have a wing」のPOPYOURS2024のライブバージョン。lLIL SOFT TENNISのスター感があふれんばかりに出ていますので必見です。
LIL SOFT TENNISと仲のいいラッパー
ここではLIL SOFT TENNISと仲のいいラッパーを紹介します。
VaVa
VaVaは東京出身のラッパー、プロデューサー、DJとして様々な顔をもつヒップホップアーティストです。
何度もコラボ曲を発表し、POP YOURS 2024では二人で最高のパフォーマンスを見せてくれました。

SALU
「Forever」でコラボした間柄。X上でLIL SOFT TENNIS が「SALU君が全て教えてくれました」と語っていたように、リスペクトを強く感じます。

気になるLIL SOFT TENNISのアレコレ
ここでは気になるLIL SOFT TENNSのアレコレをご紹介します。
LIL SOFT TENNISのファッション
ファッションアイコンとしても注目されるLIL SOFT TENNIS。
様々なブランドのモデルとしても活躍し、おしゃれに着こなしますが、特にHysteric glamorは私物を持っているぐらい好きだそうです。
他にも着用しているブランド
・Polo ralphlauren
・Balenciaga
・New Balance
・THE ROGER Clubhouse Pro atmos
LIL SOFT TENNISの本名と大学は?
LIL SOFT TENNISは本名と大学については公表していません。
名前については、少しの間Kazuki Sasakuraという名前で活動していましたのでこちらが本名と思われます。また、大学については、おそらく関西圏の大学出身と思われます。
LIL SOFT TENNISのこれからの野望とは?
時代のキーマン。自分はロックスターと歌ったこともあるLIL SOFT TENNIS。
インタビューで下記のように語っていました。
なんというか、ロックスターを目の当たりにしたいっていう欲はめっちゃあって。僕は「ロックスターを目指す自分自身」を目指してるんですよ。まあ「ロックスターを一緒に目指そうぜ」って感じすね
LIL SOFT TENNISのこれからの活躍に目が離せません。
ラッパーLIL SOFT TENNISまとめ
「LIL SOFT TENNISは自分の好きなことが共有できないという困難を、音楽で表現することで乗り越えた。」
LIL SOFT TENNSは、高校時代に音楽がすきでも周りに話す友達がおらず、フラストレーションをためる日々を過ごします。しかし、大学時代に音楽を自ら表現し発信し続けていくことで乗り越えていきました。
もし、自分の好きなことでもやもやしている部分があるならLIL SOFT TENNISのように自ら行動し、表現していくことで解消されるかもしれません。
なにはともあればまずはLIL SOFT TENNISの「i have a wing」でテンションを上げていきましょう。